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山月記の内容について!!
山月記の内容がよくわからないので教えてください!りちょーとかえんさんとかが出てくるやつです!
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わたくしなりの、あらすじで読む「山月記」 「李徴」ってむちゃくちゃプライドの高い人がおりました。くそ難しい中国の役人採用試験に合格までした頭のよい人でもありました。 が、「役人なんて、なってみたはよいが馬鹿馬鹿しい。俺は詩人として死後百年に名を残すのだ!!」といって役人の世界から飛び出しました。 そして、詩を書くのですがこれがなかなか芽が出ない。「これはどうしたものか」と思った彼は奥さんたちがひもじい思いをしていたのもあり、再び地方の役所の役人になります。が、そこではかつて同僚だった人がすでに自分の上司にまで出世をしていて、かつての同級生にアゴで使われるのを、プライドの高い李徴は我慢ならなかったのです。(この時の李徴は相当ストレスがたまっていたようです。) しばらくして、彼は別の町へ出張をすることになりました。途中、川のほとりで一行が宿を取っていると、とつぜん、李徴が何事かを叫びながら森の中へと消えてしまいました。 ・・・ 数年後、李徴のお友だちでやはり役人の「えんさん」(漢字が出ないです・・・以下同)が出張で旅をしていると朝早くに、途中で出会った現地の役人がこんなことを言います。「えんさん様、この先の森には人を食べるトラが出ます。危険です。この辺りで少しまって、完全に明るくなってからいかれたほうが安全かと思いますよ」と言いますが、えんさんは相手にせず、そのまま目的地へ向かいます。 すると、やぶに差し掛かったところで、老人の言ったとおり、トラが飛び出てきました。ところが、なんとトラが喋っているのです「あぶないところだった。あと少しで食っちまうところだった」と。 えんさんはその声に聞き覚えがありました。そう、かつての同僚「李徴」だったのです。 久しぶりに会った2人はいろいろと話をしました。李徴は反省します。「臆病な自尊心、尊大な羞恥心(←この作品を読む上で非常に大切な部分です)のせいで私は詩人として成功しなかったのだ。私は馬鹿だ。そのせいで妻子まで苦しめた」と。 最後に李徴はえんさんに「妻子をよろしく頼む。きっと今も俺の帰りを待っているだろう。俺は死んだと伝えてほしい」と伝言を頼み、「少し先へ進んだら振り向いてほしい」と言って草むらへ戻りました。 少し離れた丘の上から李徴がさきほどの草むらを振り返った。すると、草むらから1匹のトラが飛び出し、空に向かって吼え、トラはまた草むらへ帰っていって二度とその姿を見せなかった・・・。
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