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行動カウンセリング
すいません。行動カウンセリングと、認知行動療法、行動療法とは、一緒の事なのでしょうか?別々のことなのですか?教えてください。
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○行動療法:人の不適応行動を学習理論に基づいて、変化・除去する。or適応的な行動を増していく事により、不適応状態を改善しようとする治療。 ○認知行動療法:認知は、知る働きであり、外界からの情報を取り入れ、それを意味付けして処理し、反応を返す情報処理のプロセス。行動は、客観的な観察は可能ですが、認知は主体的・内部で生じる現象ですので、認知と行動の学習を支援し改善しようとする治療。 カウンセリングという言葉は、受理面接・予診・診察と同じ扱いで呼ばれます。特に、カウンセリングは、広く個人の適応上の問題を解決する為の指導・助言を行う事を目的にしています。 つまりは、行動カウンセリングは、行動療法と同じ意味あいになります。認知行動療法と行動療法には、重点の置き具合の違いが有ります。行動療法は「客観的に」観察可能な行動の不適応を適応へ、認知行動療法は「客観的に」観察可能な行動と「主体的な」認知の両面を不適応を適応へと改善を行います。 (行動カウンセリングを検索すると、ペットの躾などがでてきますので、少し笑えます)
お礼
丁寧で的確な答え、ありがとうございます。良くわかりました。同じようでも違うのですね。勉強になりました。本などで調べるときに参考になります!!