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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ポワソン分布にて・・・教授を信じれば良い?)
ポワソン分布と期待値の関係について教授と教科書の相違点
このQ&Aのポイント
- ポワソン分布における期待値と分散の関係について疑問があります。
- 教科書ではE(X^2)=λ^2+λとなっていますが、教授の答えはE(X^2)=λ^2+2λです。
- どちらが正しいのか、またはどちらも誤っているのか知識のある方に教えていただきたいです。
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教授が間違っちゃったんでしょう。λ^2+λの方がただしいです。 平均値λのポアソン分布PoはP(Po=k)=e^{-λ}λ^k/k!で与えられます。よってX^2の期待値は、 Σe^{-λ}(λ^k・k^2)/k!=Σe^{-λ}(λ^k・k)/(k-1)! =λΣe^{-λ}{λ^(k-1)・(k-1+1)}/(k-1)! と変形します。第二式以降のΣはkについて1から∞まで和をとります。途中式は自力で考えてみてください。 最後の式は(k-1+1)を(k-1)+1とわけてやると、 λ(Σe^{-λ}{λ^(k-1)・(k-1)}/(k-1)!+Σe^{-λ}{λ^(k-1)}/(k-1)!) となりますが、この( )の中の第一項はk-1をjとでも置き換えてやれば、実はポアソン分布の平均値の公式になっているわけで、よってλに一致します。第二項はポアソン分布の全確率だから明らかに1です。 したがってλ(λ+1)=λ^2+λが正しいです。 なお、平均値λのポアソン分布の分散はλであることを覚えておけば、E(X^2)=V(X)+E(X)^2であるから、これからただちにλ^2+λであることもわかります。こちらの方が記憶に値する方法ですが、証明するなら、上記の計算に頼ることになりそうです。
お礼
明日から教授をどんな目で見れば・・・ わかりやすい回答ありがとうございました!