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漢文
閲一傳即須檢數朝之史 或る一人の伝記を調べるには、その人物の時代の史書の「**伝」を読むだけでは不十分で、前後の数代の王朝の史書も点検することが不可欠である。 この訳を習ったのですが、実際に読む時はどんな読み方をすればよいのでしょうか? この文章の書き下し文を教えてください。 よろしくおねがいします。
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最初にお断りしておきますが、漢文の書下しに正解はありません。 白文の構文と意味をきちんと伝えればどのように書下しても良いのです。 ま、一定のパターンというものはありますし、学校のテストではそのパターンに厳密に従ったものでなければ丸はもらえないかもしれませんが…。 と、断った上で。 No.1の方の書下しはオーソドックスなきちんとしたものなのですが、私ならこう書下すかなという例。 一傳閲せんとすれば即ち須らく數朝之史を檢すべし。 「即」には「~すれば」の意味と「ただちに」の両方の意味があるのでそれを強調したかったのです。 こういう風に、漢文の書下しには書下す人の考えや趣味によって色々な可能性があるのです。 もちろん、中には白文の解釈そのものに複数の解釈があってどれが正しいのか決める事が出来ないようなものもあります。
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- garamond
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「レバそく」とは「則」の字のことを言います。 同じく「スナハチ」と訓読し、音も日本では同じく「ソク」である「則」と「即」のうち、前者を後者と区別して言うのです。 多くの場合 Aハ即チBナリ。 Aスレバ則チBナリ。 だからです。 ここは「一傳ヲ閲スルニハ」のほうが妥当かも知れません。
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- tatsumi01
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漢文を習ってから半世紀で自信ありませんが。 一の傳を閲(けみ)すれば即はち須べからく數朝之史を檢すべし。 「即」は「レバ即」、「須」は「すべからく~べし」。
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