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漢文が翻訳にどう役立ちますか
永井荷風の「小説作法」という文章にこういう一節がありました。 在来の国語存するの限り文学に志すものは欧洲語と併せて漢文の素養をつくりたまへ。翻訳なんぞする時どれほど人より上手にやれるか物はためしぞかし。 どういうふうに漢文が翻訳に役立つのでしょうか。 荷風がこれを書いたときは、外来の品物や概念を片っ端から訳していかなければならない時代でもないのでしょうから、語訳をつくるのに役立つというわけでもないでしょうし・・・ 漢文の意義を説く人がよく口にする「簡潔と明晰と学ぶには最上の手段」、「文体感覚を養える」ということですか。もっとも、これは翻訳に限らず日本語の散文を書くとき一般に言えることですが。
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お礼
映画の場合は文章と違い、かなり「端折り」が要求されますから、それはそれで高度な日本語力が必要でなんでしょうね。 「翻訳の心がけ」:やはり原語と同等に日本語への言及が多いですね。 どうもありがとうございました