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この漢文にはどんなことが書いてあるのですか?

うちに、先祖が書いたという古い書物がいくつかあります。 祖父は家宝だと言いますが、いつの時代か、何が書いてあるかも分からないと言います… 丁寧で几帳面に書かれてますが、レ点とか全くありません。 農家だった先祖が書いたとは思えませんが、近くの地名などがたくさん本文中に見られるので、恐らくウチと関係あるものだと思います。 いったい何て書いてるのでしょう? 教えてください。 (一応地名は×で伏せます。旧字体は新字体で打ちました。) 【本文】 旧事巻之二 七月在×××時有山田者唖而猛勢也我恃於山田而越山賊出入之峠 五日今日之儀一人不参之於是我憤而訪者不奉者曰我見村〃此村殊 不快焉直令参 十三日於夜村人太怪光見於渡邊家之宙村人皆見之其後上昇而不見 或人曰其光者鬼火云我以為悪霊所為不参社故 八月六日都人来其都人炙而食渡邊之犬 七日朝社御前有獣骨見之而渡邊家皆大怒村人謂不参於祭故 この先もずっと続きますが・・・ 私はさっぱり分かりません。 適当な訳でもいいので、みなさんよろしくお願いします!

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  • Big-Baby
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回答No.2

毎日の出来事を記した日記ですね。UFOのはなしとかとっても面白いです。 一部、漢文らしからぬ表現があり、筆者が間違えたのか、質問者が読み間違いをされたのか、意味がはっきり取れないところがあります。 句読をつけた文、書き下し文、現代語訳をかかげます。 ・・・・・・・・・・ 七月在×××時有山田者。唖而猛勢也。我恃於山田而越山賊出入之峠 七月×××に在りし時、山田なる者あり。唖(おし)にて猛勢なり。われ山田を恃(たの)みて山賊の出入りする峠を越ゆ。 山田という男がいた。唖(おし)であったが勇猛な人で、わたしは彼をボディーガードにして山賊がよく出るとかいう峠を越えることができた。 ・・・・・・・・・・・ 五日今日之儀一人不参之。於是我憤。而訪者不奉者曰我見村〃此村殊不快焉。直令参  「訪者不奉者」者が2度続くのが不自然です。それと〃は何でしょうか? ・・・・・・・・  十三日於夜村人太怪光見於渡邊家之宙。村人皆見之。其後上昇而不見   (「見」は「村人」の次に来ないとおかしいです) 十三日夜村人太いに怪しき光を渡辺家の宙(ちゅう)に見る。村人皆之を見る。その後、上昇して見えず。 13日夜渡辺家の上の方に怪しげな光が見えた。村人全員がそれを見た。その後、その光は上に昇っていって見えなくなった。 ・・・・・・・ 或人曰、其光者鬼火云。我以為悪霊所為、不参社故 ある人曰く、その光は鬼火といふ。われおもえらく、悪霊のなすところ、社に参らざる故にと。  「その光は鬼火だ」という人がいた。わたしはそれは悪霊のしわざで、(渡辺家の人たちが)神社にまじめにお参りしないせいだと思った。 ・・・・・・・・ 八月六日都人来。其都人炙而食渡邊之犬 八月六日都人来る。都人渡辺の犬を炙(あぶ)りて食らふ。 八月六日都の人が来た。都の人は渡辺の犬を(捕まえ)火で炙って食べた。 ・・・・・・・・ 七日朝社御前有獣骨。見之而渡邊家皆大怒。村人謂不参於祭故 七日朝社の御前に獣骨あり。之を見て渡辺家みな大いに怒る。村人謂へらく、祭りに参らざる故にと。 7日朝、神社の前で獣骨発見。これを見て渡辺家の人はみなたいへん怒った。村人は「(渡辺家の人が)祭りに参加しないからだ」と口々に言っていた。

Hello9898
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 私も日記じゃないかな?と思ってましたが、やっぱりそうなんですね! 知らない漢字は全てパソコンのIME手書きパッドで文字を出しているので(新字変換もこれでしてます)、 間違いが多いかもしれません、ごめんなさい! 「訪者不奉者」の部分を見直しましたが、これで間違いありません。 ※ただし、[者]の字が一画多いです。日の上に[丶]があります。 IME手書きパッドにも出てこないので、[者]で表記してしまいました・・・ 説明の足りない質問文で申しわけありませんでした。 [〃]は、[村]の下に小さく書いてあります。[々]かと思いましたが、 あきらかに形がちがいます。形を詳しく言うと、[〃]をすばやく一筆書きした感じです。[s]みたいな感じで…(説明下手ですいません><) (「見」は「村人」の次に来ないとおかしいです)というご指摘がありまして、見直してみましたが、間違いはなかったです。 この日記の作者(私のご先祖様?)は、少なからず、誤字脱字があったってことですよね。 なんか親しみを持ってしまいます。 それと、渡辺家じゃなくて光が上昇したと分かり、ホッとしました。 翻訳してくださった文章に、 「わたしはそれは悪霊のしわざで、(渡辺家の人たちが)神社にまじめにお参りしないせいだと思った。」 とありますが、これって日記の作者の思ったことなんでしょうね。 訳されたことにより、昔の人との厚い隔たりが一気に消えたような気がします。 本当にありがとうございました!

その他の回答 (2)

  • Big-Baby
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回答No.3

#2です。2番目の文、考えてみました。 五日今日之儀一人不参之。於是我憤而訪者不奉者曰、我見村〃此村殊不快焉。直令参  「不奉者」のところ、「不參者」ならわかりやすいのですが。一応、このままで考えると、 5日、今日の儀、一人之に参らず。ここにおいて我憤りてたずぬれば 奉らざる者曰く、われこの村を見るに、この村快からず。・・・ 5日、今日の儀式に一人だけ来なかった。そこでわたしは怒って、その来なかった人にたずねてみると、その人は「この村すごくむかつくから」と答えた。  ついでに、UFOの文の書き下し文、現代語訳、修正しておきます。 十三日於夜村人太怪光見於渡邊家之宙。  この文の動詞が「見」だと思ったのですが、「怪」と考えた方がよさそうです。「怪」は「怪(あや)しむ」と読めます。 十三日夜村人渡辺家の宙(ちゅう)に光(ひかり)見(あら)わるるを太(おお)いに怪しむ。 13日夜、渡辺家の上の空中に光が見えたので村人がたいへん不思議がった。それで村人全員がそれを眺めていると、その光はだんだん上に昇っていって見えなくなった。 >「わたしはそれは悪霊のしわざで、(渡辺家の人たちが)神社にまじめ  にお参りしないせいだと思った。」   とありますが、これって日記の作者の思ったことなんでしょうね。   日記の作者の思ったことです。

Hello9898
質問者

お礼

わざわざありがとうございます! 行事にすごく厳しい様子なのに、一人だけ参加しない。 理由は、「この村すごくむかつくから」 この人はたぶん、抗議の意味で行かなかったのかなぁと思いました。 なぞの光りをみんな怪しんで鬼火だとか言ってますが、 今だったら間違いなくUFOですね。古い目撃例かも! Big-Babyさんのように、これだけ知識があれば、 ウチにある古文書全部読みたいところです。 この日記の一巻(一巻とは書いてない)を祖父が見せてくれましたが、残念なことに、 最初の数ページだけ明らかに別人が書いたと思われる筆跡でした。 でもその理由も気になっているので、またgooで質問させていただこうと思ってます。 もしお暇なときに見かけたらでいいですので、その時はまたよろしくお願いします。

回答No.1

初めまして。 高校で学んだ程度で、まったく信用にならない訳ですが、分かりそうなところをちょこちょこですが、書き込んでみたいと思います。 スラッシュを入れたところは、自分が勝手に切ったところです。 詳しい方いらっしゃいましたら修正お願いします;w; 旧事巻之二 >>昔の事を記した書物の第2巻 七月在×××時有山田者唖而猛勢也我恃於山田而越山賊出入之峠 >>7月に…山賊が出入りする峠で… 五日/今日之儀/一人不参之/於是我憤而 >>5日、今日の儀式に一人参加しない人がいて、これに私は憤怒し、 訪者不奉者曰 >>(その)訪れない者に仕える者が言うには、 曰く=いわく=言うには 我見村〃此村殊 >>「私は村々を見、この村が普通でない状態…」 殊=普通でない状態(語源は胴体を切って殺す極刑らしいです) 不快焉直令参 >>快くない(不快な)勅令(上の人からの命令)来る。 これは上と話がつながらないので、場面が変わったのか? 十三日於夜/村人太怪光見/ >>13日の夜村人は太く怪しい光を見た、 於渡邊家之宙 >> 渡辺家の(が)宙(吊り上げられるのを?) 村人皆見/之其後上昇而不見 >>村人は皆がその後(家が)上昇されるの(するの)を見る(見た)。 或人曰 >>ある人が言うには 其光者鬼火云 >>「その光るものは鬼の火といい、 我以為/悪霊所為不参社故 >>私が原因で、神社に参拝されなかったことが理由だと(思う)。」 所為=~のことによる(理由をあらわす) 所為=受身 故=理由 これは最初に参拝しなかった人が言った言葉か。 八月六日都人来 >>8月6日に都の人が来て、 其都人炙而食渡邊之犬 >>その都の人は食べる渡辺の犬を(渡辺の犬を食べた)。 七日朝/社御前有/獣骨/見之而渡邊家皆大怒/村人謂/不参於祭故/ >>7日の朝、神社の前には有った、獣の骨、これを見た渡辺家の皆は激怒し、村人は言う(言った)「祭りごとに参加しなかったからだ」と。 参考になればうれしいです。

Hello9898
質問者

お礼

回答ありがとうございます!感激です!!! 翻訳してくださった文章を読むにつれて、とても怖くなりました。 ・山賊が出入りしてたこと ・この村が昔、普通じゃなかったこと… ・不快な命令がくること ・鬼の火がでて渡辺家が吊り上げられること(!!??) ・渡辺さんの犬が食べられたこと 祭に参加しない人は酷い目にあってますね・・・ なんか、参加しない人に嫌がらせして無理やり出させようとしたんじゃないかと疑ってしまいます。 でも、光りがあらわれて家が上昇する怪奇現象は驚きです! 村の人がみんな見たというのだから本当にあったのでしょうねぇ。 続きが凄く気になります!読みたいところですが、漢文なので読めません><。 いつか、続き(第1巻があったら1巻)をgooにて質問しようと思ってます。 お暇があったらまたよろしくお願いします。 他のみなさんも、自分なりの意見でも、不完全な訳でも、お寄せください。貴重な手がかりになります。

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