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名義株の問題点について教えてください
よろしくお願いします。 西部グループや小田急グループで問題になっていた 名義株とはどこが問題点なのでしょうか? 会社名義で持つものを、社長や役員が名義を貸して持っていることだと思うのですが、具体的には いったいどういう問題が発生(または財務上のからくり、虚偽)が発生するのでしょうか? 素人ゆえ知識のある方には簡単かも知れませんが わかりやすく教えていただけると助かります。
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こんばんは。 名義株の問題については以下のような点が考えられます。 (1)本来はAさんの株式なのにBさんのものとして有価証券報告書などに記載することは「虚偽の表示」にあたります。そして影響が重大な「虚偽の表示」が行われた場合には上場廃止となります。 (2)上場廃棄基準には「少数特定者持株数(注)」が一定割合以上の株式を保有すると上場廃止になるという決まりがあります。これを回避するために名義を貸す可能性があります。 他にも問題はあるかも知れませんが、西武鉄道グループが上場廃止になった理由は、(2)が長期にわたって行われていたことが大きな理由です。 参考のため、東証の上場廃止基準のURLを添付しますね。 説明になっているでしょうか? (注)「少数特定者持株数」 「大株主上位10名及び役員が所有する株式の総数に上場会社が所有する自己株式数を加えた株式数」のことです。
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お礼が遅くなり大変申し訳ありませんでした。 ありがとうございました。