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株式会社の引継ぎに関する質問
- 株式会社の引き継ぎに関し、全株買い取り、折半持ち株、現社長名義のままなどの3つの案があります。今回は折半持ち株と現社長名義のままの場合について質問しました。
- 折半持ち株の場合、会社の経営状態によって持ち株の割合が変動する可能性があります。また、現社長の提案で一旦折半し、私が株を入金してから一部を返金する方法も検討しています。
- 現社長名義のままの場合、会社の名義を現社長が貸す形になります。将来的には私が全ての株を持つように買い戻していく予定です。さらに、役員の選任やトラブルの心配も考えています。
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まず 「10,000株分入金し」は具体的にいくらなのでしょうか。500万円ですか。 この1株の評価が基本的な問題です。税理士は1株500円は適正な価格という意見でしょうか。 次に「何割か現社長から個人で私に返金」とはどういう意味でしょうか。上記の価格が高すぎるので、これをもう少し安くというのならば、一部は貸付金ということでしょうか。そうでなければ贈与でしょうか。 資本金が1千万円で、借入金がそれ以上ということは、どうもその会社は債務超過の可能性が大ですね。その場合は株の評価はゼロです。 【(3)の場合】 ●会社の名義を貸すような形ですが、これも可能なのでしょうか? 株主と経営者の分離ということで,経営者は株主でなくてもかまいません。法人としての会社は、法律上は株主とは独立した存在です。 【(2)(3)ともに】 ●現社長が株を持つことになるので、それは後々どうなるのでしょうか。 ずっとそのままというのも変な気がします。 現社長は引退する身なので、いずれは私が100%持つように 少しずつ買い戻していくことになるのでしょうか? この場合は株主は現社長で、その株主から新社長は委任されることになります。 通常3分の2以上の株を持つものはいつでも取締役を解任できます。従って、3分の1以上を買い取ればとりあえず任期中は安泰です。 ●株を徐々に買い戻す場合、今の株単価で?それともその値は変わるのでしょうか? 今の株単価の場合、引き継ぐ際に値を決めて書類として残しておけばいいのでしょうか? 実際はそのときの適正な評価額で売買します。非上場株式は相続税評価額という基準がありこれが目安です。書類として残しもその時価が違うと、課税の問題が生じます。 ●現社長が多く株を持つことで、ずっとお金のやり取りが続くなら トラブルの元にならないか心配です。万が一現社長が亡くなった場合など。 現社長が亡くなった場合は相続で、妻か子供が引き継ぎます。そのときにあなたが取締役で残れるかは新株主の意向によります。 ●役員は私一人で始めようと思っていますが 現社長の方が株を多く持つ場合は、役員にもなるのでしょうか? 株主は役員になるのもならないのも自由です。 過半数を持っていたら、なりたい時に役員になれます。(株主総会で決議すれば) ●現社長を株主または役員としておいた場合、どういったトラブルが考えられますか? または特に心配はないのでしょうか? 役員は任期が10年なので、今のお年を考えるとどうかと思ったりもします。 利益が出れば配当を出さなければならないでしょう。思いもかけず利益が出るようになったら、再度取締役に戻せという要求が出るかもしれません。 一方役員に残った場合、前社長は報酬がゼロでも良いのかという問題も在ります。 どうしてもその会社の経営をしたのであれば、話し合いで最低金額の買取をする。 その後経営努力で業績の向上が見込まれるのならば、少しづつ買取をしていったらどうでしょうか。 その場合の買い取り価格は、上記の適正な時価です。これは利益が出ないうちのほうが安いと考えて良いでしょう。利益が蓄積すると段々高くなります。 従って、あなたの経営で利益が大きくできそうならば早いうちに買取、そうでなければのんびり構えても良いでしょう。 いずれにしてもその時価は税理士に評価してもらったら良いと思います。
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- guppy100526
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株式の時価が分からないままで検討しても、あまり意味のないことだと思います。
お礼
ごもっともな意見だと思います。 私自身、まずは株の評価が決まってからだと分かっているのですが 落ち着かず、バタバタしています。 ご指摘、ありがとうございました。
お礼
また丁寧な説明をありがとうございます。助かります。 何を決めるにも株の評価が決まってからだと思うのですが 落ち着かず、色々お聞きしてしまいました。 回答しづらい部分があったかと思います。 「何割か現社長から個人で私に返金」は贈与になると思います。 表向き折半とし、実際には私が払う金額を下げようと思ってくれているのだと。 ただ、この方法はあまり良くないとある税理士さんに言われました。 これも株の評価格によるのですが、低ければこのようなことはしないと思います。 「どうしても・・・」からのくだりは大いに納得です。 どうしよう、どうしようと悩んでいましたが、少し方向性が見えてきて 週明けの話し合いには落ち着いて臨めそうです。 本当に、ありがとうございました。