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繰越欠損金と借入金の違いを分かり易く説明する方法

お世話になります。 協同組合において、組合長さん方(年配者)が、欠損金も借入金も同じもの(同様)に捉えているような状況にあります。 事業を運営するために、事業資金として金融機関から資金を借入れしているのに、その借入れしている事実が悪だという考え方でいるようなんです。 このような、方々に、欠損金と借入金の違いを整理して説明しなければ、理解が得られない状況ですが、なにか良い説明方法などありましたら、教えてください。

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  • marklin
  • ベストアンサー率50% (22/44)
回答No.2

昔から日本では『借金は悪』という考え方があって『無借金経営をしている会社が優良』とみなされています。なので、年配者のその考え方を変えるのは難しいでしょう。また、PLとCFがごっちゃになっていることも考えられます。 繰越欠損金と借入金の違いというのは、繰越欠損金は過去の赤字の蓄積に対して、借入金は将来の利益の前借り、ということです。 つまり当年度の赤字(欠損金)は年度が改まっても消えることなくそのまま引き継がれます。これが溜まりに溜まったのが繰越欠損金。過去のウミです。 一方で借入金というのは現金が必要だけれども、今手元に現金がないので将来の利益(現金の流入)を担保としてお金を借りることですよね。なので将来の利益の前借りです。 もっとも、利益が上がっていないから手元に現金がなくてそれを借金でまかなっている(日本国の財政のような状態)であれば、借金≒欠損金という考えも十分成り立ちます。なので、一概に『違うもんだ!』ともいえません。それは協同組合の収益状態を見てみないとなんともいえません。

makoteru
質問者

お礼

説明できなくて困っている、私自身が分からないのですから、本回答をいただいて、理解しているのが、質問している私自身だったことに、恥ずかしながら気がついているところです。ありがとうございます。

その他の回答 (1)

回答No.1

事業されている方以外は、借入金とは無縁の生活をされている方も多いのでそういう発想になるとのでしょう。たとえばこんなのはどうですか。 借入金の話をするときは、貸借を見せて「うちの組合にはこんなに資産(固定資産や棚卸資産)がありますので借入れ引いても、充分健全です。固定資産などでは仕入れや電気代払えませんから借入れが必要です」 とにかく借入れの話の時には、売上とか欠損金とか損益にかかわる話はしないほうが良い気がします。 多分、これらのかたがたは貸借と損益の概念が良くわかっていないと思いますので・・ いっそのこと、会議の時に最初の議題で損益の話をして、最後の議題で貸借の話をするのはどうでしょうか。 回答として、あまり適切でない気がします。すみません。

makoteru
質問者

お礼

大変、貴重なご意見いただき感謝申し上げます。 ご察しのとおり、簿記会計など無知に近い方々って行ってしまえば、経営者に対して失礼ですが・・ ありがとうございます。