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減価償却 級数法

級数法の減価償却の仕方ですが、 定額法も定率法も、期中に取得、除却などをした場合、月割り計算をしますよね。そして、次の期は、次の期の償却をしますよね。 ある問題で、備品は耐用年数4年、1年6ヶ月償却済みで、 1期目取得時は 6か月分償却 (取得原価×0.9×4/10×6/12)、 2期目は1期目で償却していない6か月分と、2期目の6か月分を償却 (取得原価×0.9×4/10×6/12 + 取得原価×0.9×3/10×6/12) しているのが答えとなっていました。 1期目は、6か月分償却、 (取得原価×0.9×4/10×6/12) 2期目は2期目分を償却する (取得原価×0.9×3/10) のではないのでしょうか? 教科書にも載っていないので、納得いかず、覚えればよいのですが、納得がいかないことは頭に入らないので、困っております。 お分かりの方、お教え願います。 よろしくお願いいたします。

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  • uchitose
  • ベストアンサー率33% (54/159)
回答No.4

まず着眼してほしいことは、その固定資産を取得したのが 「取得期(第1期)の期首ではない」ということです。 よって、 第1期=6ヶ月分 第2~4期=1年分 第5期=6ヶ月分 を償却することとなり、耐用年数こそ4年でも 暦日では「5ヵ年またがり」で償却することになります。 級数法のイメージですが、下記以降の図は2列で1年として考えてください。 1■■■■  ■■■■ 2■■■  ■■■ 3■■  ■■ 4■  ■ もし第1期の「期首に取得」したのであれば、第1期末決算終了後は 1□□□□  □□□□ 2■■■  ■■■ 3■■  ■■ 4■  ■ となりますが、今回の場合はあくまでも第1期は半年分しか償却しませんから、第1期末は 1□□□□  ■■■■ 2■■■  ■■■ 3■■  ■■ 4■  ■ となります。そしてこの固定資産は第2期末の決算では 1□□□□  ○○○○  … ココが「取得原価×0.9×4/10×6/12」  2○○○   … ココが「取得原価×0.9×3/10×6/12」  ■■■ 3■■  ■■ 4■  ■ の ○ の部分を償却することになります。 それが上記の模範解答の式の意味です。 もし2年目で、sakura0702さんがお考えになった 「取得原価×0.9×3/10」で償却をやると、 1□□□□  ■■■■ 2○○○  ○○○ 3■■  ■■ 4■  ■ となってしまい、取得後7~12ヶ月目相当の部分を飛び越してしまうことになります。 おわかりいただけたでしょうか?

sakura0702
質問者

お礼

なるほど! とってもわかり易い図をありがとうございました。 最後の飛び越してしまうというのを見て、感動なぐらい納得がいきました。 本当に、感謝しております。 皆様ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • kgi03334
  • ベストアンサー率26% (24/90)
回答No.3

耐用年数が4年ですので、購入から4年で償却することになります。 上の問題ですと、2003年10月に購入し、2007年9月に除却すると考えることができます。 例えば、資産を10万円とし、全く決算などを考えずに級数法で減価償却をすると、 1年目(2003年10月~2004年9月)は、36,000 2年目(2004年10月~2005年9月)は、27,000 3年目(2005年10月~2006年9月)は、18,000 4年目(2006年10月~2007年9月)は、 9,000 となります。 ですが、途中に決算があるため、上のように処理することはできません。 未払費用や前払費用などを期間配分するのと同じように、減価償却費も期間配分を行います。 よって、2004年4月~2004年9月分の18,000と2004年10月~2005年3月分の13,500を2期目の減価償却費として処理するのです。

sakura0702
質問者

お礼

なるほど、そうですよね、未払費用などは期間分配するのですから、減価償却もするのですね。 定額法や定率法では気付かなかっただけだったんですね。よくわかりました。 ありがとうございました。

  • yeslets
  • ベストアンサー率31% (47/151)
回答No.2

耐用年数4年なので、10マスになることは解りますね? 4マスの部分は購入から12ヶ月分になります 3月決算で1月購入だと 1月から12月で4マス分の償却を行います。 最初の決算は4マス分のうちの3/12です。 先ほどの回答で図にしようとしましたが、どうしてもズレるので、文字だけにしました。無理矢理図にしてみましょう。(一列の四角が3ヶ月) 1年目は  ■□□□  ■□□□□□□□  ■□□□□□□□□□□□  ■□□□□□□□□□□□□□□□ 2年目は  □■■■  □■■■■□□□  □■■■■□□□□□□□  □■■■■□□□□□□□□□□□ となります。 ちなみに、私はこの四角ごとに一つのマスと考え、総マス数40として、  1年目4/40、2年目15/40 として計算します。

sakura0702
質問者

お礼

図までお書きいただき、丁寧なご解説ありがとうございました。 でもいまいち納得がいきません・・・。 理解力が足りないのでしょう・・・。 覚えるしかないのでしょうか。

  • yeslets
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回答No.1

3月決算で1年10月購入としましょう。 01年10月に購入で耐用年数4年ですから、05年09月までの償却になります(決算でいうと06年03月まで)。 01年10~02年09月が4マス、02年10月~03年09月が3マスと考えられます。 そこで、 02年03月の決算では4/10×6/12、 03年03月の決算では4/10×6/12+3/10×6/12 となります。

参考URL:
http://bokiron.livedoor.biz/archives/11502302.html
sakura0702
質問者

お礼

お早いご回答、ありがとうございます。 私の持っている解答にもそうなっていたので、 それはわかるのですが、なぜそうなるかという理屈とか、納得しやすい理由があれば、と思うのですが、 理由なんてないのでしょうか? 覚えるしかないのでしょうか? まだ、お分かりになる方、よろしくお願いいたします。

sakura0702
質問者

補足

ちなみに、6ヶ月でなく、たとえば 4月~3月の会計期間で1月購入だとするとどうなるのでしょうか? 3ヶ月ですから、 4/10×3/12 4/10×9/12+3/10×3/12 となるのでしょうか? 私の考えですと、なぜ、1期目はすでに3ヶ月償却しているのに、また1期目の9か月分が2期目の償却のときに出てくるのかがわかりません。 考え違いなのでしょうか?

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