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減価償却における級数法の意味合い

こんにちは。おせわになります。 減価償却の方法についてですが。 定額法は毎期均等に償却するものに摘要する。 定率法はコンピュータのような時価価値が最初にどんどん減っていくものに摘要する。 生産高比例法は、自動車のように使い込む距離数などに比例して償却する。 と↑の3つの償却方法は大変意義のある、それぞれに見合った償却方法だと、感心しております。 で、1級を勉強していて始めてでてきたのですが、級数法って言うのは、どういう意味合いがあるんですかね?

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  • yuyu_2525
  • ベストアンサー率64% (37/57)
回答No.3

級数法とは… 固定資産の耐用期間中、毎期一定の額を算術級数的に提言した減価償却費を計上する方法 (「企業会計原則注解」注20 減価償却の方法について 3) です。 ちなみに定額法、定率法、級数法、生産高比例法いずれも「注20」で例示されています。 級数法は定率法と同様、逓減法の一種です。減価償却の方法として認められます。#1の方も書いていますが、簡便法であり、また定率法では早期に急激な逓減してしまうのを緩和した方法です。 しかし、同じ逓減法である定率法を用いるほうが財務的効果などの点で優れており、また税法が級数法を認めていないので、実務では逓減法として定率法を用いるのが一般的です。 早期の減価償却額… 定率法>級数法  ↓ ・定率法は早期に費用計上が多くなる →保守主義の観点から望ましい ・定率法は早期に資金回収できる   →財務的効果が高い

kamkamkam3
質問者

お礼

どうもありがとうございます。 大変詳しい説明で、付随的に色々解説してくださって、勉強になりました。簿記1級は、論点だけでなくそれに伴う周りの状況を考えなきゃいけないみたいですね。僕もそのような勉強方法を心がけているので、yuyu_2525さんの回答はとても面白く読めました。 近々企業会計原則とか色々載ってる本も買ってこようかと思うので、参考にさせていただきます。 本当にありがとうございました。感動しました。 m(^ω^)m

その他の回答 (2)

noname#25320
noname#25320
回答No.2

僕も一級勉強中です。 基本的に定率法と同じような考え方だと思います。 早い時期ほど価値が下がっていくもの、あるいは早い時期により多く負担させたいものに適用する方法です。 減価償却にも使いますが、固定資産の割賦購入時の利息や、社債を定時償還するときの社債発行差金の償却の時にも使います。 僕が、今のところ級数法の有用性を一番感じるのは、社債発行差金を償却するときです。 一級の勉強がんばりましょう。

kamkamkam3
質問者

お礼

どうもありがとうございます。 社債発行差金のところでもでてくるんですか?勉強したついでに見ておこうと思います。どうもありがとうございます。どうせ勉強するなら、いっぺんに覚えてしまった方が良いですね。 僕は、まだ2級も受かってないんですが11月の1級受験に向けて勉強しています。お互いがんばりましょう。 ありがとうございました。m(~_~)m

  • marumets
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回答No.1

こんにちは。 昔聞いた記憶では、級数法は定率法の簡易版として考案されたものだということです。 電卓などがなかった時代には、定率法は償却率の算出に3乗根とか5乗根とかを計算する必要があるので、級数法を使うというわけです。 現在の税法では、級数法は特別の場合を除き認められていないようですが。

kamkamkam3
質問者

お礼

どうもありがとうございます。 大変納得のいく説明をありがとうございます。たしかに電卓のない時代では、定率法は負担のかかる処理だったのかもしれませんね。それをカバーするために級数法ができたとなると、心底納得いきますね。 ありがとうございました。 余談ですが、僕は高校のとき勉強をサボっていたのでルート計算ができません。したがって、定率法でなんだかを算出するときはルートが必要みたいですが、電卓がないとできません。。

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