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カタコトの日本語とカタコトの英語の違い
我々日本人は、外国人がたどたどしい日本語、いわゆるカタコトで話しているのを見ると、たいがいは「微笑ましい」「なんかカワイイ」「なんか面白い」みたいな反応になりますよね。相手が女性でも子供でも大男でも。 しかし日本人がアメリカに旅行に行ってカタコトで英語で話しても、ただ「意味わかんない」みたいな怪訝そうな迷惑そうな顔をされ、一生懸命さを伝えても、それが「カワイイ」「面白い」という反応にはならないですよね。 この感覚の違いはどこにあるんでしょうか? また、カタコトでしゃべる外国人を「カワイイ」と感じるようなお国柄の国って他にあるのでしょうか?
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アメリカには行ったことがないので、アメリカでの状況と比較対照にはならないのですが、#7の方のコメントを受けて、私がフランスで感じたことについて・・・ フランス語を学びだした当初、パリに旅行に行き、道を聞く、お店で探しているものについて尋ねる、公園で人に話しかけられる、などの状況下において、パリの人たちは、とても好意的だったように思いました。 自分自身で自覚できるほど発音もひどいし、聞き取りづらかったのだと思いますが、私が一所懸命話そうとすることを、じっと聞き、発音の訂正をしてくれる人もいました。 子供が一所懸命話しているみたいでかわいい。とも言われました。 質問者さんが言われる、片言の日本語を話す外国人への日本人に対する反応ににているのではないでしょうか? 彼らはやはり、自分たちの国語に対して非常に愛情を持っているので、英語全盛期とも言える現状の中で、 「フランス語を学ぶ日本人」に対して好意的であるようです。 また、フランス人は日本に興味を持っている人もとても多いので、sushiだとか、日本の映画だのいろいろ話題をふってくれました。 フランスと言っても、外国人が少ない地方ではこの限りではないかもしれませんが、ご参考までに。
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- palmmy
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#3です。 >やはり個人的な体験だけなのですかね? そういうことではなく、比較するのであれば同じ状況で比較したほうが良いのでは?ということです。 >日本人がアメリカに旅行に行ってカタコトで英語で話しても ということであれば、日本側も "アメリカ人が日本に旅行に行ってカタコトで日本語を話しても" という状況と比較すべきかなぁ、ということです。 実際、かたことの度合いにもよりますが、街中でカタコト日本語で道を聞かれたら、"かわいい"とか考えてる暇ないかなぁと思います。 向こうも一生懸命しゃべるだろうし、聞かれた側は何を言いたいのか考えるし。一生懸命聞こうとすると顔も怪訝にもなります。 ということないですか? 私事ですが、仕事でボビーみたいな日本語使われたら腹が立ちます。アフター5ならいいですが。 お願いだから英語で普通にしゃべって、って思います。 カタコトの度合いにもよるのではないでしょうか。 ある中国人留学生が "日本語始めたばかりの下手なときは、みんな日本語上手いねって言ってくれるけど、上手くなるにつれて、間違っても直してくれないし、ちょっと間違えただけで変な顔するよね" って言ってました。
お礼
あっ、たびたびすいません。 >カタコトの度合い >同じ状況で比較 ですね。 ぼくはばくぜんと、細かなシチュエーションの違いは抜きにして 民族性や文化の根本的な差異が見出せるかな? と思ってたのですが、ちょっと言葉が足りませんでした。 やっぱりディティールで検証していかないとほんとのとこはわからないのかもしれないですね。 単に日本人が外人にやさしくて、欧米人は東洋人に冷たい、てとこで着地させるのは、ぼくも本意ではありません。引き続き考えてみます! ありがとうございました。
- hijk
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御存知かどうかわかりませんが...フランスで人気の高いジェーン・バーキンはイギリス人なのに一生懸命フランス語を話している姿が大ウケしたのだと思います。バネッサ・パラディがフランス語訛りの英語で歌う姿もフランスでは大ウケしていました。やはり一生懸命な感じがいいのでしょう。 ただ、フランス人曰く、「ジェーン・バーキンはもうフランスに住んで何十年にもなるんだから、もう例のわざとらしいチャームポイントの英語訛りをやめたほうがいいんじゃないかなあ、今でも時々変な訛りを使うけど不自然だよ、もう。」と言っていました。いまだに日本語がおかしいアグネス・チャンもそうですが、たどたどしいのもあまり長い間だとおかしいですね。 フランス人は片言フランス語に対して特に好意的だと思いますが、実際旅行にいったらフランス人はツンツンして冷たいじゃないの...と感じるかもしれません。(フランス人気質が...)だけど外国人が英語で話すよりはフランス語のほうが相当彼等は嬉しそうですよ。 アメリカ人は全然外国語しゃべれないのに、英語が下手な人に対してそういう感じですね。同じ英語圏でもイギリス人はそんなことないと思います。(しかもアメリカ人より外国語話す人は多いと思う)
お礼
あ、そうか。やっぱり欧米人の中にも「この人は我々のマネをしようとしている。上手くないのに」というのを好意的に笑う感覚ていうのはあるんですかね? ジェーン・バーキンやバネッサ・パラディは有名な女性だからかもしれないですが、たとえばボビーとかボブサップみたいな人がフランスで下手なフランス語をしゃべって、日本にいるときみたいな受け取られ方をすることはあるのかな? 自分もさらに考えてみます。ありがとうございました。
アメリカだけではないんですが、スペイン語の人なんかも、こちらがちょっとご当地言葉を喋ると、フツーにその言語で返してきます。 (観光地で外国人客慣れしている人だと、スペイン語で話しかけても英語で返ってくるということはありますが) 逆に私が不思議なのは、日本人は外国人がたどたどしく日本語を使うと、自分の側の日本語までおかしくなる傾向です(笑) 「自分はおかしくならない」という人もいらっしゃるでしょうが。 私はちょっとあやしいかもなあ。 日本人は相手のカタコト言葉につられておかしくなったり、話すスピードを落としてあげちゃったりする場合がある。 西洋人は(他の地域もかな?)、そういう風には崩れません。 常にマイペース。 聞き返せば丁寧に教えてくれる人も、言い直してくれる人もいますけど。 でも、つられて自分の側の言葉遣いがおかしくなるとか、そういうことは無いみたい。 なので、逆に「なぜ日本人は相手に合わせてあげてしまうのか??」と不思議に思います。なぜなのだ(笑) ある種の優しさ?相手に合わせる気持ちが強い?すぐ影響を受けやすい人種?(深く見ると、日本人は意外と他文化の影響を受けにくいという話もありますが) 東洋人が下に見られがちとかいうのをちょっと横に置いておいても、そもそも、基本的に人に対する態度の基準というが感覚が違うと思います、あの人たち。 分からないと端的に「分からんないわよ」と遠慮も容赦なく言う、日本人からしたらかなり無愛想で失礼な人もいるでしょう。 (向こうでもまあ、けっして誉められた態度ではないんだろうけど、「アメリカ基準でなく、日本基準で考えればよりいっそう失礼」ということになるのではないかと・・・・) ちょっと旅行しただけでも日本と違う感覚だなと思うことがいくつかありました。 クールな顔と笑顔のタイミングがなんか違う。 それと、いろんな部分で、日本ほど丁寧じゃない部分がありますしね。 あと、場所にもよるかも。 ニューヨークなんかだと人種が雑多ですから、東洋人の顔をしてようが何だろうが共通語は米語ですしね。 日本人と判ったとしても、観光客だか留学生だか働きに来てる奴だか、分からんでしょう。 相手の側も、他のから来ているおのぼりさんだったりするし。 最近はキャラクターなどを「カワイイ」と評することが外国でも流行ってきているらしいですが、もともとは、いつまでも子供っぽい可愛さを好んだりするのは日本人で、西洋人は大人らしさを好みます。 でも、No.3の方がおっしゃるように、テレビに出てくる人とか身近な人にだと、可愛さや愛嬌と受け取ってくれるかもしれませんね。 それと、アメリカに住み始めて「あなたの英語は上手よ!」と皆に誉められるうちは本当に上手ではないんだそうですよ。 外国人なのに偉いねぇ!みたいに言われることもなく、クールにフツーに接せられるようになってこそ、上手になったと言えるんだそーです。 (読んだ話)
お礼
>人に対する態度の基準 やはり、そういうことなんでしょうか? まあ日本人でも冷たい人やアメリカでも親切な人はいますが、それ以外に文化的な違いが何かひそんでいそうな気がするので、自分ももっと考えてみます。ありがとうございました。
- Dalara
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私は英語は達者ではありませんが、イタリア語をある程度話せますので、なんとなくそのわけがわかります。イタリアに来て、イタリア語がまったく話せなかった最初の数ヶ月がそうだったから、おそらく英語も同じことだと思います。 「意味わかんない」みたいな怪訝そうな迷惑そうな顔をされるのは、普通、片言の英語を話せるほとんどの人の場合、発音が悪いから相手は本当に何を言ってるのかわからないのではないでしょうか。母音がないのに母音を入れて発音したり、r の発音もただ伸ばすだけとかが多いので聞き取れないのではないでしょうか。 たとえば、stream ストリーム と発音する人がいるでしょう。おそらく通じません。sの後に母音のo、tの後にもo が、入っているからです。 それから、ti を チと発音する人もいます。 腹がたつことに、これらのことを知っているヨーロッパの人は、馬鹿にして、日本人が話す English のことを、Janglish と呼んでいます。
お礼
発音の問題となると、修得の仕方によって意志の伝わり方も違ってくる、ということですかね? がんばってる表情をしても好意を持たれないとつらいですよね~。
これはアメリカの国民性もあるでしょう。アメリカ人って横柄で、特に日本人には尊大な態度を取ることが多いんですよ。それに、英語は世界でもっとも通用度が高く、しかも日本はアメリカの同盟国なので、英語が話せて当たり前みたいに考えているのかもしれません。
お礼
>アメリカ人って横柄で 何度も旅したことはありますが、それも少しは感じました。
- palmmy
- ベストアンサー率38% (841/2169)
>我々日本人は、外国人がたどたどしい日本語、いわゆるカタコトで話しているのを見ると、たいがいは「微笑ましい」「なんかカワイイ」「なんか面白い」みたいな反応になりますよね。相手が女性でも子供でも大男でも。 テレビとか身近な人の場合ではないでしょうか? 街中で旅行者にいきなり話しかけられたら、ただ「意味わかんない」みたいな怪訝そうな迷惑そうな顔をする日本人います。 逆にアメリカでもホストファミリーの人で、それが「カワイイ」「面白い」という反応をする人もいます。 比較するシチュエーションにもよるのではないでしょうか?
お礼
ぼくの場合はテレビの中だけでなく、割と街で見かける風景の中にも、そういうシチュエーションがあったのですが、やはり個人的な体験だけなのですかね?
日本人のやさしさが影響しているかもしれませんね。 日本人は外来文化を拒否せず取捨選択しながら器用に自分のものにしてしまう特技を持っています。またよく言われるように内と外(仲間とそうでないもの)を すばやく見極めるので、外の世界(仲間でないもの)で起こることには寛容です。仲間には厳しくすぐ村八分てき行動に走ります。ホリエモン騒動もその表れだと思います。 外国人は外の世界の人たちです。仲間とは思わないので厳しいことは要求しません。幼児扱いです。従って たどたどしい日本語を可愛い、面白いと許してしまいます。日本語を始め日本文化は特殊で外国人には理解できないという思い込みもあります。日本の国際化で今後少しは変わって行くと思います。 欧米では日本ほど内と外を意識しません。日本人でも よき市民であり、隣人として見るので仲間のルールを 適用します。外人だから・・・と許してもらえません。通じない言葉に対しては理解の努力はするものの 可愛いなどという受け止め方はしないでしょう。 しかし、外国人といっても千差万別、歴史の異なるいろいろな民族がいるのでアメリカ人はそのひとつに過ぎません。外国人の話すたどたどしい言葉でも最低の 意思疎通が出来れば善しとする民族の方が多いと思います。一言では説明できない問題です。
お礼
>日本人のやさしさ というのは、この件を解読するキーワードかもしれないですね。ありがとうございます。
- jyamamoto
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そういう風に感じている人がいるというだけで、本当にそれが普遍的な「事実」かどうか疑問ですが・・・、 もし、そうした傾向があるとすれば、「英語は世界の共通語だから知っていて当然」という意識があるのではないでしょうか?
お礼
>英語は世界の共通語だから知っていて当然 確かにそうかもしれないですね。
お礼
ありがとうございました。 確かにカタコトでしゃべる調子が「子供が言ってるように聞こえ」やすい発音体系である言語というのが、国によってあるのかもしれない、という気がしてきました。 「言葉をおぼえたての子供っぽく聞こえるから微笑ましく思える」のが我々がカタコト日本語外人に感じる感情というモノの核心に近づいたかもしれません。 英語だとヘタにしゃべっても子供みたいには聞こえないのかも? これは母音の使い方とか、言語に対する詳しい勉強が必要かもしれないので、これ以上突っ込んで考えられないかもしれないですが。方向が見えてきました。