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歴史は勝者がつくるもの・・ですか?
太平洋戦争でアメリカは勝ちました。日本が悪いと教わってきました。原爆を落としたり空襲したりと無差別攻撃を続けてきました。それでもアメリカは悪くないんです・・。なんかアメリカは世界各国を裏で操作している気がします。私はアメリカの文化は好きですがあの威圧感は嫌いです。逆らうとどうなるか分かってるか・・みたいな。 日本は幾度と謝罪と賠償(援助)を続けているようですね。私は過去日本が近隣国ならびに各国に多大なる損害を負わせたことは自覚しています。そう習ってきました。ただこの「インターネット」と出会ってから、学校では決して教えてくれないような過去のことも理解しました。ここで仕入れた知識と学校で教わった事が混ざってしまってとっても困惑しています。まるで戦争に勝った国に都合の良いように歴史は書かれているみたいに思えてきてしまいます・・・。 ホントの歴史を知りたいんです。生まれて16年。61年も前のことは他人からしか聞けません。日本は自虐しすぎな気がします。
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質問者が選んだベストアンサー
私は、専門家ではなく単なる素人の歴史好きに過ぎませんが、歴史一般に言って、「勝者」「権力者」の記録の方が残りやすいというのは事実です。まともな学者は、そういうバイアスからなるべく逃れようとはするのですが、完全と言うのは中々難しいです。 また、ごく近い時代の事になると「現代史は歴史ではない」と言われたりもします。政治的な立場とか価値判断が入ってきて、都合の悪い資料は無視・否定したりしまうからです。 同じ意味で、謝罪とか補償(援助)とかも、現在の外交関係の影響を強く受けてしまうので、それまで一緒にすると、ますますバイアスがかかってしまいます。 ホントの歴史を知りたいのなら、一旦はそういう価値判断から離れて考えられたほうがいいと思いますよ。 その意味では、ネットで知識を仕入れるのはとても危険です。(こうしてこのサイトに参加している私が書くのもなんですが…)例えば、南京大虐殺なんかについても、同じ様な基本的な間違い(ひょっとしたらわざと?)が、コピペされているのか、やたらたくさんのサイトで見つかったりします。本でも、相当トンデモ系があったりしますが、ご自身で判断されていくしかありません。でも、「ウソも100回言えば本当になる」式の世界はネット程は展開されていませんから。 ところで、学校の勉強で、「地球上で、日本だけが悪い」「歴史上残虐行為をしたのは日本だけだ」という印象をもたれましたか?もしそうだったら、あなたご自身は自虐的かも知れません。私は、ヨーロッパの奴隷貿易や、アメリカ先住民が征服された話とかを聞きましたから、日本が戦争中に非人道的な事をしたという事実を認めたからといって、自分が自虐的だとは思いません。ヨーロッパ人の間でも、奴隷貿易や植民地支配は不当だ、といっても、誰も「お前は自虐的だ」なんて言わないでしょうね。 例えば、No.11の方があげたパル判事は、南京大虐殺について、以下のような発言を残しています。 「本官がすでに考察したように、証拠にたいして悪くいうことのできることがらをすべて考慮に入れても、南京における日本兵の行動は凶暴であり、かつペイツ博士が証言したように、残虐はほとんど三週間にわたって惨烈なものであり、合計六週間にわたって、続いて深刻であったことは疑いない。」 (「共同研究 パル判決書」P600~601) 本当の事をお知りになりたいのなら、パル判事がしようとしたように、あなた自身も、ネットでの結論を鵜呑みにせず、できるだけ一次資料(中国側の資料は信用できないのなら、当時の将兵の日記など)に基づいて議論をしている本を見つけて、ご自身で正しいと思われる結論を出すしかないと思います。
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彼ら(欧米諸国)は日本が侵略戦争を行ったということを歴史にとどめることによって、自分らのアジア侵略の正当性を誇示すると同時に、日本の17年間(昭和3~20年、東京裁判の審理期間)の一切を罪悪と烙印する事が目的であったにちがいない。 私は1928年から1945年までの17年間の歴史を2年7ヶ月かかって調べた。この中には、おそらく日本人の知らなかった問題もある。それを私は判決文の中に綴った。その私の歴史を読めば、欧米こそ憎むべきアジア侵略の張本人であるということがわかるはずだ。それなのに、あなた方は自分らの子弟に、「日本は犯罪を犯したのだ」「日本は侵略の暴挙を敢えてしたのだ」を教えている。満州事変から大東亜戦争にいたる真実の歴史を、どうか私の判決文を通して十分研究していただきたい。日本の子弟がゆがめられた罪悪感を背負って、卑屈、頽廃に流されていくのを私は平然として見過ごすわけにはゆかない。あやまられた彼らの宣伝の欺瞞を払拭せよ。あやまられた歴史は書き変えなければならない。 これは、極東国際軍事裁判判事であるインドのパール博士が、昭和27年、広島高等裁判所で行った講演内容の一部です。 人類の歴史は戦争のみで作られるのではありません。日本が負けたのは、戦争(武力衝突)という側面においてのみであり、全てにおいて負けたのではありません。 戦後の国内教育は、「日本は全て悪かった」という自虐史観に立っており、この考え方に洗脳されてしまっている教育者・国民も多くいることは事実ですが、「新しい歴史教科書を作る会」など、自虐史観から脱却した歴史教育を行うことを主張している人も数多くいることも事実です。
お礼
確かに日本は自虐的ですね。原爆が落とされたのも東京が焼け野原になったのも、日本が悪いことをしたから仕方ない・・・みたいな。 東京裁判は酷かったみたいですね。本か何かで見たことがあるのですが、パール博士は東京裁判で日本の立場を主張したり、あと、アメリカの弁護士団が日本の被告の弁護に当たったとき、アメリカを告訴したとか・・。 しかし自虐史観から脱却した歴史教育を行うことを主張している、と他国から痛烈な批判を受けますね。これじゃあ一歩も進めません。見直していって欲しいです。
- netcatme
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基本的に敗者には歴史を作る権利はないでしょうけれど、十字軍のように負けたのに歴史を語る例もあります。私はどうみても十字軍側が悪党だと思うのですけれどね。 日本の場合は特殊で自国の弁護が自国内でもタブーであった時期が共産主義者などの影響で長かったのが最悪であったのでしょう。 歴史を知り、歴史を考えれば、自ずと自分自身の考えというのが産まれるものです。歴史とは感情であると同時に理性でもあります。冷静に歴史を見つめ、歴史を学べば現在も見えてきます。例えば多くの人が第二次世界大戦を避けるためにはどうしたらよかったのかを考えた結果、現在の世界秩序があったりします。 事実とは証拠のみが証明できるのです(例えば南京大虐殺などは、その証拠が「被害者」側の証言だけで、他の状況証拠はなかったということを証明しています)。 その歴史の評価の根拠まで知れば当時の空気を感じることができます。何故、日本は無謀と知りながら戦争に向かったのか、共産主義者の残党が語るほど「日本人」は最低なのか、歴史は客観的に見ようとすればするほど主観的に感じなければならない性質のものだと思います。犯罪者の心理を追うFBI捜査官のようにね。 ちなみに、第二次世界大戦とは人種と貿易を巡る戦争だと認識しています。あの戦争に日本が敵国として参戦していなければ、現在の人道主義や人種差別撤廃という風潮は産まれなかったのではないでしょうか。ナチスのユダヤ差別と日本の大東亜主義がなければ、未だに人種差別は正義として扱われていたでしょう。 >私は過去日本が近隣国ならびに各国に多大なる損害を負わせたことは自覚しています。 で、イギリスやフランス、米国はなにをしてきたかも学んでください。タスマニア先住民族が絶滅した理由はなにか、奴隷牧場を作り奴隷を「養殖」していたのは誰か、植民地経営をちゃんとやっていることを証明するために原住民の手を切り落としたのはどこか、中国は占領地になにをしたか、ロシアは? 台湾はどのようにして発生しどのような政治史を辿っているのか。いろいろとありますよ、その問題は単純ではないですね。 >なんかアメリカは世界各国を裏で操作している気がします あれは、「表」というんですよ。堂々と自分の正義を力ずくで通すのが米国です。
お礼
なぜアメリカがでしゃばるのか知りたいです。このアメリカとは比にならないくらい小さな国日本から。
- queen_wasp_rika
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こんにちは。 歴史が勝者によって作られるというのは、事実だと思います。 「勝てば官軍」という言葉があるように、公のものとして残っていくのは 勝者のものですから。 昨年の大河ドラマになった源平間の争いも、源氏よりのものが多いですよね? 私の地元は平家びいきなので、義経の勝利の裏側の話が多く残っています。 これらの話が一般的に広まらないのは、勝者である源氏の前では語れなかったからではないでしょうか? このような事実が身近にあるため、教科書どおりの歴史は、胡散臭いなぁ・・・と思っています。ネットも本も、事実と一方的な見解が入り混じっているので、吟味することが大切だと思います。 ・・・・これで回答になっているでしょうか?
お礼
ありがとうございます!
- mn214
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>歴史は勝者がつくるもの その通りだと思います。 常に勝った側が正しいというのが戦争だと思います。 アメリカはイラクに大量破壊兵器がある、という理由でイラクを攻撃しましたが、結局はそんなものはありませんでした。 しかしながらアメリカはイラクを攻撃したのは結果的に正しかったという主張をします。 イラクを攻撃した大きな理由は石油の利権だと言われています。 つまりはアメリカは単にイラクに埋蔵されている膨大な石油を自分達のものとして横取りしたかったから、テロや大量破壊兵器などを理由に強引にイラクに攻撃した、というのが真実みたいですね。 どこの国でも自国の利益を最優先に考えるものです。 日本の周辺の国もそれぞれ自国の利益のために日本に対して様々な要求をしてきます。 日本は日本の利益のために主張すべきことは主張しないと、時が経つとまるで相手の国の主張が正しくて日本が間違っているようになってしまうのが怖いことですね。 16歳という若い貴方は本やニュースやネットなどの様々な情報を見聞して、何が真実なのか?自分で考えて判断することが大切と思います。
お礼
国を成り立たせる上で国益は確かに重要だと思います(消費税値上げは困りますが・・)。でももっと違った方法で利益を考えていただきたいですね。
- daikibp
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全く個人的な意見になりますが、ごめんなさい。 「歴史は勝者が作る」。 確かに全くといっていいほど私も同じ考えです。 というより、そもそも敗者は負けているので、 強く発言することなど出来ません。 けど忘れてはならないのは、 どれだけ勝者に有利な内容の歴史が作られたとしても、 「事実」は決して変わることはありません。 確かに日本人はアジア人を殺しました。 (もちろん日本人も殺されましたが。) そして「善悪」は相対的なもので、 その時代によって、そしてそれを見る人間によって 変化するものです。 日本人が彼らを殺したことは良いことなのか。 では、経済封鎖され、日本は侵略しなければならなかった日本、 そこまで日本を追い詰めた国が悪いのか。 それでも日本は虐殺までする必要はあったのか。 その日本の過ちにつけこもうとする国は良いのか。 その判断を下すのは結局個人的な考えではないでしょうか。 ちなみに、日本の教科書の場合はいろんな国からの影響があるだけで、 それがウソを言っているわけではありません。 (敗者の視点に立った事実といえばいいのかな?) 教科書の内容に関してはあまり気にしないほうがいいですよ。 とりあえず事実です。そう思ったほうがいいと思います。 それが善か悪か、それを判断するのは、 結局それを見た人自身の個人的な問題だと思います。 本当の「歴史」が知りたいのならば、 その事実に善悪という判断を加えないことです。 (もちろん、それは歴史をとてもつまらなくすることなのですが・・・) ちなみにここでは長くなるので、私のブログの方で、 もっと長い答えを用意しておきます。 よければこちらもご覧ください。 (だいたい言っていることはここと同じですが)
お礼
ブログ拝見させていただきました。書き込んでしまいました、すみません。分かち合えて嬉しいです!
- pbf
- ベストアンサー率16% (49/300)
そう思う気持ちはよくわかります。図書館の昭和史や社会学のコーナーにある何百という本を読んでも、先の大戦に関する歴史観はバラバラですものね。自虐史観あり、自衛戦争だと主張するものあり。 でも興味を持ったなら、あるものは是非すべて読破するつもりで読んでみて欲しいです。 ちなみに父の知り合いは、遊び半分に中国人兵士を撃ち殺したことを、いまでも後悔しているようです。 もし年配の方がいたら、質問してみると意外な答えが返ってくるかもしれませんね。
お礼
経験者が重い口を開いてくれるのはありがたいです。 本では学べないものが学べますね。
- cse_ri2
- ベストアンサー率25% (830/3286)
まだ16歳ですか。若いですね。 その年齢で歴史に興味をもつとは、なかなかできないことかと思います。 (私の場合は、本格的に歴史に興味をもったの20歳くらいから) >私は過去日本が近隣国ならびに各国に多大なる損害を負わせたことは >自覚しています。そう習ってきました。 この時点で、自虐歴史観の教科書に染まってますね。残念です。 >ただこの「インターネット」と出会ってから、学校では決して教えて >くれないような過去のことも理解しました。ここで仕入れた知識と >学校で教わった事が混ざってしまってとっても困惑しています。 まだ高校生でしょうか。今は基礎知識を身につける段階なので、まったく 異なる歴史観を聞いてしまうと、困惑してしまうのは止むを得ないかと 思います。 数学や物理であれば、二つの異なる答えが出ることは無いですからね。 >まるで戦争に勝った国に都合の良いように歴史は書かれているみたい >に思えてきてしまいます・・・。 他の方の回答にもありますが、一面これは真実です。 なにせ生きた歴史というのは、人が死んだとか財産を奪われたとか、 貞操を汚されたなど、生々しいものですので、近い歴史であればあるほど、 人の感情が混じります。 今の日本で冷静に歴史を論ずることができるのは、おそらく日露戦争まで でしょう。それより新しい歴史は、政治イデオロギー論争が混ざりやすく、 冷静かつ客観的な歴史の議論は難しいと思います。 さて、そういう質問者の方に、よい歴史の勉強方法を伝授します。 歴史を選択する機会があれば、日本史ではなく世界史を選んでください。 そして世界史の視点で、日本史というのを眺めるようにしましょう。 日本人の視点だけで日本史をみると、どうしても夜郎自大になるか、 もしくは自虐的になりやすいです。しかし、外部から自国の歴史を 見れば、客観的な見方ができるようになります。
お礼
連例は関係ないですよ(*^_^) 歴史に興味を持てれば良いと思いますよ、どんな方でも。 歴史は本当の事実という一本道があるのですが、数学物理と違ってちゃんとした答えが見つかりません。だれかが嘘をついて自分を守ろうとしているんです。きっとタイムマシンが発明されなければこの先も答えは見つからないでしょうね・・。 日本だけで歴史を勉強するのはやめたいです。世界中で勉強したい、そのためにもバイトしよっかな・・。
- A98JED
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61年前日本は、戦争に負けて、アメリカに占領されました。 先進国ではタブーである事後法による吊るし上げ 「東京裁判」をはじめ、多くの理不尽なことに耐えながらも、 何とか復興し、世界で2番目の経済大国と言われるまでになりました。 戦争の賠償は戦争の相手にするものです。 戦争相手は連合国であったので その相手とは 主に米国、ソ連、中国、英国、仏国です。 米国、英国、仏国とは戦争終了後まもなく解決済み。 中国とは1972年の日中共同声明後の、日中平和友好条約締結 の時点で解決済み。 ソ連から国を引き継いだロシアだけはまだ未解決ですが これから賠償を要求することは無いようです。 以上のように相手国とはほぼ全て解決済みの状態であり 国際法上、これ以上の謝罪と賠償はもう必要ないのですが、 多大なる損害を負わせたことに対する贖いとして いまだに近隣国などにたかられています。 韓国や北朝鮮はそもそも戦争相手国ではなかったので 何で賠償しなければならないのか国際法上根拠がないのですが 長年にわたり援助を続けていました。 武力という外交カードが使えないために 歴史問題、経済協力などで日本が譲歩することで 他の国に条件をのんでもらうというようなことが続いています。 太平洋戦争がどうして始まることになったのか ホントの事情は連合国らに大変都合の悪いことで 教科書には書いていなかったことです。 現在は同盟国である、アメリカを 敵視するようになる教育はなるべく避けなければならない事情もあり、 そのため、太平洋戦争に関して 暴走した軍部が侵略を進め 国民それにしたがったというような書き方になっている 教科書が多いのです。 いじめられてひねくれてしまった ホントの事は誰もわかってくれない これ以上トラブルが起こらないようにおとなしく みんなの言うことを聞いていよう というのが日本の実情で、それを反映しているのが教科書です。 勝者が当然生き残り、敗者は衰退するため 当然ながら、残った物によって書かれる歴史は 勝者の観点からが中心となります。
お礼
悲しい実情ですね。やっぱ戦争で決まるんですね。
基本的には今迄数多くの紛争が有り、勝者の意向で歴史は作られている と考えています。 中東では『遺跡』を発掘するとそのぞれの時代の町並みが『垂直』方向 に存在していると聴いています。 近場では日本ですが、土着していた古代日本人を紛争の末敗退させ、 今の日本が出来たとも言われてます。 その土着していた人たちの歴史は抹殺されてます。
お礼
ありがとうございます!
- nacam
- ベストアンサー率36% (1238/3398)
質問の主旨があいまいで、具体的な回答ができません。 歴史の評価は、後世の人達が行うことで、時代時代で、その評価が異なります。 また、国により評価が異なるのが普通です。 第二次大戦に関しては、関係者がまだ多数生きていますので、歴史的評価を行う時期ではないと思います。 第二次大戦の評価は、後100年ほど必要かと思います。
お礼
まだ戦争体験者が生存しているからこそ、生の声を聞きたいものです。 あと百年ですか・・・。その前に私が生きてるか、そえとも地球があるのか心配です・・。
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お礼
よく考えてみます!