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三歳までの記憶と「三つ子の魂百まで」について

よく「三つ子の魂百まで」といいますよね。 意味としては 幼いころの性格は、年をとっても変わらないということのたとえ。 幼児期に培われた性質や性格は、一生変わらないということ。 三歳までの子供の魂は、百歳になってもそのまま備わっている、といわれていることから。 ですが、人間の記憶はだいたい三歳頃からとも言われてますよね。 そのあたりの関係性が知りたいのです。 記憶と関係なく、環境によって性格が出来上がるのか。 自力で調べたかったのですが、検索しても欲しい情報が出てこなくて・・・。 説明でも、検索結果でも何でも良いのでご教示下さい。お願いします。

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noname#122289
noname#122289
回答No.5

 昔の人の言い方ですから「三つ子」とは満3歳ではなく数え年3歳のことでしょう。大晦日に生まれた赤ちゃんなら翌日には数え年2歳、満1歳の誕生日の翌日に数え年3歳になります。  「三つ子」は現在で言う満1歳台(生後12ヶ月~23ヶ月)です。  このころになると性格ははっきりします。転んでも転んでもよちよち歩きで欲しいおもちゃを取りに行こうとする子もいれば、立ち上がろうとさえせず泣きながら母親を呼んで取ってもらおうとする子もいます。  大人になっても残っている記憶はだいたい3,4歳ごろからという人が多いようですが、2歳の子でも数ヶ月から1年ほど前の経験を覚えていることがあります。「湯気を上げるお椀に手を突っ込むと熱い」とか「ソファから飛び降りても大丈夫だけれど、テーブルから飛ぶと痛い目にあう」といった経験に基づく知恵もすでに身に付けています。このころはまた言葉(語彙)の数が急激に増える時期です。記憶の始まりはそれよりずっと早く、周囲の人の顔を見分けて知っている人と知らない人を区別できるようになるのは生後数ヶ月です。 つまり、記憶は満3歳になって突然始まるのではないということです。  とりとめもない話になってしまいましたが、記憶と性格の関係について知るには、3歳以前、特に1歳台での心理発達について調べられてはいかがでしょう。

ushy
質問者

お礼

ありがとうございました。 なるほど。そうですよね。 昔の考え方ならば、数え年ですよね。そこから忘れてました。 ただ、二歳の子が経験から覚えるもの(例に挙げて下さったものなど)は確かに覚えていますが 「思い出」の様な記憶って、やはり三歳頃から先のもののような気がします。 確かに記憶の始まりは三歳よりもっと前で、言葉や行動がそれを表しているのだと思うのですが なぜ「思い出」などはそれ以降からなのでしょうか。 無論、個人差はあると思うのですが。 でも皆さんのおかげでここまで解ったので、もう少し調べてみます。 ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • baihu
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回答No.4

参考URLもご参照いただきたいのですが、この格言が言いたいことはこうだと思います。 ……同じ人が幼児が老人になるまでに、外見は勿論、ものの考え方も、まったく別人のように変化する(=成長する)。それでもなお、のんびり屋さんだとか、“考えるより行動だ!”という傾向とか、何かあるとくよくよしてしまうところとか、変わらずに保たれていると思えるところがいくつも見られるのはえらいことだなぁ……。 こういった性格というか気質のようなものが、生まれもってのものなのか、経験で醸成されるものなのか、それとも両方なのか、諸説あります(両方の要素だというのが主流です)。 遺伝子で気質の傾向がはっきりと出るものがあるという報告もあります。遺伝情報には好奇心の強さを司る部分があるようです。ただこれにしても経験の影響がないと言い切れません。すべての気質について調べるのが困難なこともあるでしょうし、検証自体が難しいでしょう。同じ気質であっても、生まれつきの部分が多い人と少ない人がいるのかもしれません。はっきりとは分からないのです。 しかし原因はどうあれ、一旦身についた気質の類のうち、修正するのに非常なる努力を必要とするもの、場合によってはどんなに頑張っても結局変えられなかったぞというものがあるようです。「定着した強い癖」と考えればよいのでしょう。 “先天的だから変えられない”というのも、“後天的だったら変えられる”というのも、ちょっと考えればどちらも妙な話です。何年何十年と歳をとっても、変わらない(変えられない/変える必要がない/変えたくない)性質というのが、人それぞれにあるものだ、が、「三つ子の魂百まで」の妥当な解釈なのだと思います。

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1810671
ushy
質問者

お礼

ありがとうございました。 何十年歳をとっても変わらない性質がこの格言の解釈として 三歳からの記憶とは、また違ったモノなのですね。 一緒くたにして考えようとしていたので、スッキリしました☆

noname#22222
noname#22222
回答No.3

記憶と性格との因果関係に関する質問かと? 素人ですので独断と偏見に満ち満ちた私見を述べます。 前提として、性格を個人的な意識および発露の傾向と規定します。 また、「個人的な意識は存在の反映である」ということも前提とします。 以上を前提とした場合においても、 人生体験(存在)=個人的意識 という完全な等式は成立しないのではないのかと考えます。 人生体験(存在)も、人それぞれに、処理の仕方が違うからです。 コンピュータですと、1+1=2と等しく計算するでしょう。 また、その結果をデータベースに格納するのであれば、等しく2が蓄積されます。 ところが、人間は、1+1=3、あるいは1+1=0と計算結果に差が出ます。 その上で、データベース(記憶)に残すかどうかもその人次第です。 記憶を意識の部品として考えれば、性格に応じて形成され、それに応じて性格も変化していくと思います。 私は、部品としての記憶を組み立てる回路部分が性格の核心部ではないかと想像しています。 ただ、記憶装置や組立て回路の性能は、遺伝的な要素も無視できません。ただし、それも、変化・発展することも忘れてはいけません。努力が報われる理由です。 次に、「三つ子の魂百まで」に関しては、3歳までが記憶し意識を形成していく準備期間とすれば、その有り様で幼年期の性格が一定左右されるのは間違いないと考えます。最も、遺伝的形質も含めて親の影響が強い時期ですから当然のことです。 しかし、それが全てでもないとも思っています。 我が子達を見ていますと、中学校から高校卒業までの間に著しい意識の変化が確認されます。 それに応じて、性格のある部分が後退して別の部分が前に出てきました。 子育ての難しい部分です。 以上、参考までに。

ushy
質問者

お礼

ありがとうございました。 偏見と仰いましたが、解説としてはとても解りやすかったです。 三歳までが準備期間というのも納得です。 そうですよね、そう考えるととてもスマートでした。

  • yu-pai
  • ベストアンサー率40% (27/66)
回答No.2

現在の性格心理学において、「性格は遺伝と環境の相互作用によって決まる」という意見が主流らしいです。 これは、私が以前読んだ性格心理学の本の概要です。 人間は、性格や人格の土台となる「気質」をまず初めに持っています。 これは遺伝などによるもので、その上から性格ができていきます。 そして性格は、主に幼いうちの環境が大きく関係して決まります。 親子関係、出生順位などが関わっているようです。 親は少なからず子供の成長に理想や願望を持っていてますよね。子供にとって、人生で初めて接する他者である親からの発達期待は、性格の発達に大きく影響します。 幼い頃ほどそうした環境の中の成長過程で幅広い個性を身につけていくことがしやすいです。ですから、最初に作られる性格の方針としては、3歳以前の環境が大きいのかもしれません。主に親が関係して。 それとあとは生まれ持った気質ですね。 ですがそれで全部出来上がってしまうわけではないので、性格に関して3歳以降の記憶は関係していない、ということではないです。 子供は3歳頃から自分の性別を認識し、男女の違いを学んでいくそうです。・・・ということは一般的によく言われる男の子らしさ、女の子らしさ、というものに関しては、大体3歳以降ですね。 よって、性格の根本的な部分は、「生まれ持ったもの」+「幼い頃の環境」によってできて、それは年をとっても大きく変化しない、ということだと思います。 見づらい文章でごめんなさい;; 参考になれれば幸いですvv

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4816337709/qid=1137649319/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-9142982-6838714#product-detai
ushy
質問者

お礼

ありがとうございました。 リンクの本も機会があったら読んでみたいと思います^^ 確かに、性格は環境が大きく影響していると思います。 それが生まれ持った気質と一緒になって、「三つ子」の頃までに出来る その子独自の土台になるから、この言葉になるんでしょうね。 納得しました。

回答No.1

性格というよりも、もっと深い所にあるものだと思います。 本能と性格の中間くらいでしょうか。 だから3歳くらいまでに身に付いた事は、意識して変える事ができず、一生つづくのではないかと思います。 本能に近いものなら、記憶はあまり関係しませんよね。

ushy
質問者

お礼

ありがとうございました。 そうですね。 確かに記憶することよりも、無意識(?)に覚えているものの方が 長い間続くように思います。 本能と性格の中間>わかりやすかったです。

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