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…本当に俺数学者になれるの…?(T T)
ど~も~!!数学者目指してる大学生ですっ!! …と威勢よく出たのはいいのですが。 最近試験が近くなって、はっきり言ってなんかパニクってマス。 なんかこのままでは留年かも…。 それだけならまだいいのですが、こんなので本当に数学者になれるんでしょうか…。もぅ何かすんごい不安です。いつも意地でもひねり出してる自信がどこへやら…。 大学の数学が高校と違うと言うことはわかっていますし、今授業を受けて実感しています。ちょっと雰囲気が変わりましたが、今の数学の作業は嫌いではありません。むしろ哲学的な雰囲気をかもし出しているところが気に入ってます。…でもいかんせん成績自体がどうにも振るいません。理論は全然わからないわけじゃないのですが、どうも演習問題がへたくそです。時間もっとくれたら理解するまで根気よく読んでやるのに…もう自分の才能のなさが憎いです。数学以外の道は多分私にはありません。背水の陣どころか、水溜りの上に浮いてるちいさな浮島に一人追い込まれている心境です。 質問です。こんなのが数学者になれるんでしょうか。きつい言葉を求めてるわけじゃないんですが、事実があるなら嘘偽りなく伝えてほしいです…。経験者以上の方に回答お願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
私も学部生時代に質問者さんと同じように悩みました。 その後、大学院へ進学し、博士号を取得し、2年が経とうとしております。 今は、大学での非常勤講師をしながら、公募に応募し、研究を続けております。 さて、質問者さんの数学者というのはどういったものを想像しているのでしょうか? 未熟者であるが為に、私もハッキリしたことを言えないのですが、 数学の研究に携わるものが数学者と呼ばれる人種であるならば、 大学での試験の成績が良くないからと言って、諦める必要はないかと思います。 演習問題、試験というのはそれまでの講義内容をどれだけ理解しているかを図るものであり、 それをもとにして、単位の認定が行われるのですから、軽視はできません。 しかしながら、人にはそれそれのペースがあるわけですから、 自分がしっかりと理解できるまで、とことん時間をかけて取り組めばよいのではないでしょうか? その結果、留年することになろうとも・・・ そのような努力が将来、数学者として活動していく基礎となってくれるはずです。 幸い、質問者さんは時間をかけて努力することに嫌気をさしているわけではなさそうなので、 大丈夫だと思いますよ。 頑張ってください。 最後に一つだけ、アドバイスを。 もし、試験の成績はどうしても気になるようでしたら、 毎日必ず、復習をし、演習問題に取り組むことです。 たとえ、バイト等の時間を削ることになってもです。 一つの定理、問題にとことん向き合ってください。 時間のある限り、考え抜いてください。 その際は、いろいろと復習できるように教科書を傍らに置いてください。 これを繰り返せば、習慣になれば、悩みは解決し、 純粋に数学に打ち込めると思います。
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- scale--free
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私も#1さんの考え方に賛成です。 どの分野においても言える事ですが、勉強と研究は全く違います。 数学でいえば、教科書の内容をそのまま理解したからといって、その人が数学の研究者として成功するかというとそれはまったく別の話です。 もちろん、自分が専門とする内容はきっちりと理解していなければならず、そのための勉強も必要ですが。 数学の研究とは、すでに分かっていることを理解して、あたかも自分がやったように思うことではありません。 また、実数論からはじめて微分積分、線形代数、……と体系立てて教科書を作ることでも全くありません。 研究とは、まだ誰にも知られていない新しい事実や、難問を解決する新しい方法を見つけることです。 研究とは、常に未知なる道を自分が面白いと思って切り開くものです。 どうすれば数学者になれるか、これは近くの数学者に直接きくのが一番です。 面白い数学の講義をする先生にきいてはどうでしょう。 #3さんのような本とは違いますが、面白いので読んでみて下さい。深谷先生は京大におられ、世界的にも第一線の数学者です。 深谷賢治、「数学者の視点」、岩波書店、1996.
お礼
どうも回答ありがとうございました。しっかり理解したいと思います。
- DreaMMaster
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他の方も書かれていますが、演習ができないことが致命的だとは思いません。 しかし、文面から「講義をきちんと理解し演習問題をきちんと解けば数学者になることができる」とお考えのように見えるのですが、もしそうなら数学者になるのは難しいのではないかと思います。数学者を目指すのであれば、与えられることを待つことなく自分から積極的に数学を学ぼうとする姿勢が必要です。大学での本格的な数学の学び方に関する本を何冊か上げると 伊原 康隆 (著)志学数学―研究の諸段階・発表の工夫 シュプリンガー数学クラブ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4431711406/ 数学セミナー編集部 (編集)数学ガイダンスhyper http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4535784272/ ブックガイド <数学>を読む 岩波科学ライブラリー 113 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000074539/ などは薄いし、大学図書館にも入っているでしょうし、一読する価値はあると思います。 また、日本評論社の『数学セミナー』、サイエンス社の『数理科学』、現代数学社の『理系への数学』といった理系の大学生向けの数学雑誌が大学図書館に入っていないわけはないと思いますので、暇を見つけては図書館でぱらぱら見て刺激を受けるのもよいのではないかと思います。
お礼
こういった具体的な本を取り上げていただけるとは、思ってませんでした。ありがとうございます。早速図書館で借りて読んでみます。
- yumisamisiidesu
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演習問題ができないからといって落ち込む必要も数学者をあきらめる必要もないと思います.教科書に載っている演習問題ははっきり言って難しい問題が多いと思います.ただ大学の試験は(私の大学の場合)かなり甘めの試験問題だったと思います(問題はかなり基本理解を問うものだったし、試験範囲もかなり明確かつ限定になっていたので).だから少し勉強すれば、割合すぐ点数に結びつくと思います.それとは別に数学者を目指すなら、難しい演習問題をこなすよりも、まずは、教科書をしっかり読んで理解して自分で体系的に内容を再構成しなおす方が大事だと思います.大学の数学は高校までとかなり異質に思うので、高校までの理解が逆に大学数学の理解を妨げていることがあるかもしれません.その部分の固定観念があれば、払拭するまでは才能の有無とかでなく、きつい部分があると思います.もし、あなたが今一回生なら線形代数と実数論を習っていると思います.これをしっかり理解した方がいいと思います.2回生なら位相、代数、多変数関数→複素解析、測度論、ベクトル解析などもでてくると思います.
お礼
回答ありがとうございます。教科書は毎日読んでいます。少しずつでも前に進めようと頑張っています。まず目の前の基盤からきちんと踏み固めていくことを考えます。少し落ち着いてきました。ありがとうございました。
- kazaguruma87
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一般人ですが、数学にはまった時期があり、一時期数学者も真剣に進路で考えていたので失礼とは思いますが解答させてください。 成績は問題ではないと思います。それに素早くうまく解けるからといってよい数学者になるとは限らないと思います。 例えば大学演習問題を素早く鮮やかに解く優等生と、普段は計算が遅くて解答が綺麗でなくとも、何か新しい数学的発見をした人とどちらが数学者に見えるでしょうか。私は後者だと思います。 すでに解答があるものを解けるよりも、解答がないものを見つけ出す人のほうがよっぽど専門家とはおもいませんか?誰かが考え出して作ったものを解いたって何も発展にはなりませんよね? 数学者が綺麗に素早く解けるというのは、ほんの一部の天才か、あとは日ごろ新しいものを考えて計算したりした努力の結果できるようになったのでは、と私は思います。 大学の演習がうまくいかないので悩むのではなく、将来研究テーマがあるのか、またやり遂げる自信や意欲があるのか、ということで決められた方がよいと思います。 ご参考になればと思います。一般人風情、長々と失礼しました。
お礼
回答ありがとうございました。非常に参考になりました。 研究テーマを具体的に考えていないので、もっとどんな分野があるか調べてみます。
お礼
回答ありがとうございました。そうですね、最後は自分がどこまであきらめないかだと思いました。自分としては、いいことなのか悪いことなのか、これしか自分の道はないと思っていますので、せめてしっかりと勉強して悔いのないように数学者への道を挑戦したいと思います。 勉強のほうはもう少し習慣づくように努力します…。同じことをやるのは正直好きじゃないんですが、きちんと体に数式などがなじむように今以上頑張りたいと思います。ありがとうございます。励みになりました。