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すきま腐食
研究で黄銅をインヒビターの添加された硫酸溶液に浸けて行う分極実験を行っているのですが、測定の途中で装置のエラーが出てしまい実験がうまくいきません。実験後の黄銅を見るとところどころ腐食している箇所とされてない箇所が見られたので原因はすきま腐食、又は孔食だと思うのですが、このすきま腐食などをどうしたら軽減することができるのでしょうか?回答をよろしくお願いいたします。
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詳しくは無いのですがあえて... (1)インヒビターの吸着力が違う。 黄銅は銅と亜鉛の合金だということはご存知だと思いますが、インヒビターが銅に強く吸着して脱亜鉛を起こしているのではないでしょうか? 対策は、 ・インヒビターを替える ・黄銅を別のものに替える (2)黄銅の表面が汚れている そのためインヒビターの吸着にムラができて部分腐食を起こした。 ・十分に汚れを取る などということをつらつらと考えてみました。
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- nicole1234
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たしかにNo.1の方の言う様にこの腐食は脱亜鉛腐食です。防錆剤と一口に言ってもたくさん種類がありますし、万能な防錆剤なんてありえません。使用されている防錆剤はなんでしょうか?あと添加量も重要です。一般的にはある程度までは濃度が上がれば防錆効果は上がります。その辺を検討されれば、この腐食を抑えることが出来るのではないでしょうか。ただし腐食反応は非常に難しいですw
補足
回答ありがとうございます。防錆剤なのですがアゾール化合物の中の5-メチルー1H-ベンゾトリアゾールです。構造はベンゼン環に5員環がくっついたもので、5員環のうち3個が窒素で残りが炭素、一つの窒素原子に水素がくっついたものです。さらに水素がついた位置から数えてベンゼン環の5位にメチル基がついた構造をしてます。 防錆剤の濃度なのですが0.00005M~0.0005Mの間で行っております。
補足
回答ありがとうございます。(1)に関してなのですがちょっと今からではインヒビター、黄銅を代えることができない状態にあります。(2)に関してなのですが、黄銅を研磨布と研磨剤を用いて鏡面仕上げし、その後で蒸留水、アセトン、エタノールという順番で洗浄してるのですが、この操作に問題はありますか?