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CODの定量について
池の水を検水としてCODの定量実験をしました。この時疑問に思った事があります。 1 CODを測定する際、逆適定法を用いるのは何故なのでしょうか? 2 検水に硝酸銀溶液を添加するのは何故ですか?またその後硫酸を加えるのは何故なのでしょうか?
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1.CODとしてカウントされる有機物には様々な構造の有機物があり、 酸化される速度などにバラツキが見られます。 これを防ぐために、過剰な酸化されやすい有機物を使用して酸化速度を一定にすることで精度を上げるのです。 もう一つは、色が 紫→無色 よりも 無色→紫 の方が終点が分かり安いからです。 2.硝酸銀を入れるのは#1さんの通り。 硫酸を入れるのは、過マンガン酸カリウムを酸性下で反応させるためです。 ちなみに、中性域、アルカリ性域では、酸化力が異なりますので、違った値が出てきます。 割とわかりやすい原理が書いてありますので、URLを参照してみてください。
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- ayagu
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No.4です。 意味不明な文章になってしまい申し訳ありません。 硫酸を加えるのは、塩酸や硝酸では塩化物イオンや硝化の恐れがあるのでそれを避けるためです。 と、訂正させてください。
お礼
塩酸や硝酸だと駄目なのはそういうわけだったんですね!ありがとうございます!
- ayagu
- ベストアンサー率45% (33/72)
皆さんの仰るとおり。 2.についても仰るとおり、塩化物イオンの隠蔽と酸性化で反応を促すためです。 塩酸や硝酸ではなく硫酸を加えるのは、硝酸や塩酸では硝化や塩化物イオンの影響を避けるためです。
- white99
- ベストアンサー率12% (1/8)
1.精度を上げる為です 2.塩素イオンを除く為です。
補足
回答ありがとうございます。もう少し詳しくお聞きしてもいいでしょうか? 普通の適定に比べ逆適定の方がどれくらい精度が上がるのでしょうか? 硝酸銀溶液、硫酸共に塩素イオンを除く為に使われるのですか?だったら一方を加えるだけでいい気がするのですが…
お礼
なる程、丁寧な説明ありがとうございます^^