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赤松の五社八幡宮(神社)について
兵庫県赤穂郡上郡町赤松にある、五社八幡宮(神社)の五社について、 『鎮増私聞書』(『兵庫県史』資料編中世4)によれば、熊野、住吉、神功皇后、八幡、天神の五神とありました。 ここにあがる熊野とは何を指すのか教えてください。 熊野三社、熊野三所権現なのか、熊野大神なのか。 どなたか教えてください。
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こんばんは。 熊野権現は、熊野三山に祀られる神である。熊野神、熊野大神とも言い、神仏習合によって権現と呼ばれるようになった。熊野三山は熊野速玉大社・熊野本宮大社・熊野那智大社の三社からなり、それぞれの神社が祀る神の神霊の総称(または統合された神霊)が熊野神(熊野権現)である。熊野三所権現とも言い、熊野三山に祀られるほかの神々も含めて熊野十二所権現ともいう。 各神社の主祭神は以下の通りであるが、相互に祭神を勧請しあい、現在では各神社で三神を一緒に祀っている。 家都美御子大神・熊野速玉大神・熊野夫須美大神。この三神を熊野三所権現といい、熊野三山のいずれの社もこの三神を祀っています。 それぞれの主神を相互に祀りあうことによって、三社は連帯関係を結び、熊野三山となったのでしょう。 本宮:熊野本宮大社 - 家都美御子大神(けつみみこのかみ) 新宮:熊野速玉大社 - 熊野速玉男大神(くまのはやたまおのおおかみ)と熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)の二神 那智:熊野那智大社 - 熊野牟須美大神(くまのふすみのおおかみ よって、“熊野三社”“熊野三所権現”“熊野大神”はすべて同じ物を指します。 ※参考URLに、み熊野ねっとさんより引用します。 >>
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 熊野三社と熊野三所権現は同じつもりで書いたのですが、 熊野大神は教えて頂いたホームページの全国熊野神社参拝記にある、 島根県八束郡八雲村熊野2451の熊野大社のつもりで書いていました。まぎらわしくて申し訳ありません。 質問の主旨としては、 熊野大神櫛御気野命-素戔嗚尊(八雲村)なのか、 家都美御子大神・熊野速玉大神・熊野夫須美大神の熊野三社なのか、それともそれらのいずれかの神なのかという意味です。 ご教授願います。 おそらく兵庫県神社誌という本を見れば、わかるような気がするのですが、私の環境で見ることができないので、質問しております。よろしくお願いします。