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哺乳類細胞について

今まで昆虫細胞しか育てたことがないのですが、これから行う実験では哺乳類細胞を用いなくてはいけなくなりました。具体的にはヒト肝ガン由来細胞のHepG2細胞やHUH-7細胞を扱う予定なのですが、昆虫細胞より扱いづらい、というようなことを耳にしましたが、本当でしょうか?また、何か注意する点などありましたらアドバイス頂ければと思います。宜しくお願い致します。

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  • MIYD
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回答No.1

通常は37℃、CO2濃度が5%のインキュベーターで培養します。 どちらかを忘れると細胞が使い物にならなくなります。 (少なくともCO2を忘れると死ぬ細胞がいます) おそらく昆虫細胞(sf9でしょうか)はサスペンションでも接着系でも飼えるものだと思いますが、 接着性の培養細胞をサスペンション用のディッシュに撒くと張り付けずに死んでしまいます。 昆虫細胞の継代はトリプシンを使わずにディッシュを叩いて行っているかもしれませんが、 哺乳類細胞はトリプシンなどで剥がしてやらないと無理やり剥がすと死にます。 後、思いつくのは培地を間違えないようにすることくらいでしょうか。 特殊な培地にしない限り、哺乳類細胞用の培地にはウシ血清を適当な濃度で入れてやる必要があります。 可能ならば経験者の操作を見たり、見てもらったりすることをお勧めします。

yukachance
質問者

お礼

詳しい回答有難うございます。とても参考になりました。アドバイスしていただいたことを念頭において飼ってみようと思います。御礼が遅くなりまして申し訳ございませんでした。

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