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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:標本平均値の分散)
標本平均値の分散について
このQ&Aのポイント
- 標本平均値の分散について、理論的な説明がないのはなぜでしょうか。
- 標本平均値の分散は、母集団の分散を標本数で割った値です。
- 標本平均値の分散がσ^2/nになる理論的な説明は少ないですが、感覚的にはわかりやすいです。
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質問者が選んだベストアンサー
#1です。補足します。 確率変数 X の期待値をμとします。すると分散は var(X) = E[(X-μ)^2] と定義されます。ここから Z=aX+b の分散を考えると、 E[Z] = E[aX+b] = aμ+b から var(Z) = E[(Z-E[Z])^2] = E[{(aX+b)-(aμ+b)}^2] = E[a^2(X-μ)^2] = a^2 E[(X-μ)^2] = a^2 var(X) となります。 それから、一点訂正。 × X,Y を確率変数として ○ X,Y を独立な確率変数として
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- at9_am
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回答No.1
n 個の標本から作られた標本平均値 x~は E[x~] = E[1/n Σx_i] = 1/n ΣE[x_i] = 1/n×nμ = μ となり、平均値の期待値は母平均と一致します。分散は var[x~] = var[1/n Σx_i] = (1/n)^2 Σvar[x_i] = (1/n)^2 × nσ^2 = 1/n σ^2 となり、平均値の分散は母分散を標本数で割ったものと一致します。 因みに、X,Y を確率変数として、 var(aX+b) = a^2 var(X) var(X+Y) = var(X)+var(Y) であることが知られています。
質問者
お礼
ありがとうございました。疑問が解決して大変すっきりしました。
質問者
補足
早速のご回答ありがとうございます。 標本平均値の平均はわかりますが、分散の var(aX+b) = a^2 var(X) がなぜ成り立つのかが考えてはみたものの未だにわかりません。右辺でbが消えているのも不思議です。
お礼
2度にもわたる大変詳しい回答をどうもありがとうございました。 var[x~] = var[1/n Σx_i] = (1/n)^2 Σvar[x_i] = (1/n)^2 × nσ^2 = 1/n σ^2 の式はいくつかの参考書で見ましたが、いずれも1/n σ^2にたどり着くまでの途中の詳しい式が書かれていなかったので大変助かりました。だからこんなに詳しい説明は初めてです。これでようやく疑問が解決しました。本当にありがとうございました。
補足
>○ X,Y を独立な確率変数として そうでしたね。でないとXとYの共分散が0にならず var(X+Y) = var(X)+var(Y) が成立しませんので。