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高校数学の標本平均について 教えてください。

母集団から大きさnの無作為標本を抽出しそれらの変量xの値をX1.X2.….XnとするときXバー=(X1+X2+…Xn)/nを標本平均という。標本平均Xバーの確率分布と母集団分布関係を調べよう。母平均m,母標準偏差σの母集団から大きさnの無作為標本を抽出しそれらの変量xの値をX1.X2.….Xnとする。各Xkはどれも大きさ1の標本で母集団分布に従う確率変数である。よってE(X1)=E(X2)=E(Xn)=m σ(X1)=σ(X2)=σ(Xn)=σであるしたがって E(Xバー)=mになる。 また復元抽出の場合はX1.X2.….Xnは互いに独立な確率変数であるから分散V(Xバー)={V(X1)+V(X2)+…+V(Xn)}/n^2というところがわかりません。 なぜn^2で割ることになるのですか? どなたか教えてください。お願いします。

みんなの回答

  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.2

確率変数 X,Y 定数 c に対して E(X+Y) = E(X)+E(Y),    …[1] E(cX) = cE(X),    …[2] V(X+Y) = V(X)+V(Y),    …[3] V(cX) = (c^2)V(X)    …[4] は、基本公式なので、 押さえておいたほうが良いです。 [3][4] を使って、 V( {X1+X2+…+Xn}/n ) = { V(X1)+V(X2)+…+V(Xn) }/n^2 となるのですが、 今回は、[4] の由来についての質問ですね? 確率変数 X の密度関数を f(x)、 X を定数倍した確率変数を Y = cX と置くと、 Y の密度関数 g(Y) は、 X < t ⇔ Y < ct より ∫[x<t] f(x) dx = ∫[y<ct] g(y) dy を t で微分して、 f(t) = c g(ct) です。 これを使って、 V(cX) = V(Y) = ∫ (y - E(Y))^2 g(y) dy = ∫ (cx - E(cx))^2 (f(x)/c) (c dx) = ∫ (cx - cE(x))^2 f(x) dx = (c^2) ∫ (x - E(x))^2 f(x) dx = (c^2) V(X) となります。

aoringo426
質問者

お礼

丁寧な解説をありがとうございます。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.1

Xバーを計算するときに n で割ってるから.

aoringo426
質問者

お礼

ともかくありがとう

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