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逆双曲線関数
複素数のtanh(x)の逆を取りたいのですが。 tanh-1(Q∠φQ)での逆双曲線関数の公式は分かるのですが。 tanh-1(α+jβ)の公式はあるのでしょうか? もし、知ってる方いらっしゃいましたらお願いします。 いま、UBASICという複素数計算の出来るBASICでプログラムを組んでまして UBASICですと、α+jβの形式での計算になるので、この形式のままで いけたらと思ってます。 まぁ、α+jβをQ∠φQの形に直せば、それまでなのですけども。。。
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逆双曲線関数 tanh^{-1} z は (1) tanh^{-1} x = log{(1+z)/(1-z)} ですから,z を複素数 α+jβとして代入計算整理すれば公式が得られます. ただし,複素数の log ですので,無限多価関数になっていることに注意が必要です. tanh^{-1}(α+jβ) の主値は, (2) tanh^{-1}(α+jβ) = (1/2) tanh^{-1}{2α/(1+α^2+β^2)} + (j/2) tanh^{-1}{2β/(1-α^2-β^2)} で,これに nπj (n は整数)を加えたものが一般値です. 主値は tanh^{-1} の加法定理を使うとか,(1)を使って log に書き直すとかで, 他にも等価な表現があります. 間違っているといけないので,岩波の数学公式集で確認しました. なお,こういうことによく遭遇するのでしたら,この公式集は大変役に立ちます. 一組(三巻です)手元に置いて置かれることをおすすめします.
お礼
ありがとうございます。 岩波の公式集ですね。本屋さんで見てみます。