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ドイツ語
新高ドイツ語って何だかわかりますか?わかる方いらっしゃいましたら回答宜しくお願いします。
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新高ドイツ語(Neuhochdeutsch)は、 簡単に言うと16世紀以降のドイツ語で、 現代ドイツ語の基礎になったものです。 なぜ16世紀以降というかというと、 このNeuhochdeutschの基礎は マルティン・ルターの聖書訳だからです。 それ以前のドイツでは、地域によって方言が多く、 共通語というものがありませんでした (ラテン語が共通語だったのでしょうが、 これは特定少数の人しか読み書きできなかったので、 一般的ではありませんでした)。 そんな中、ルターは聖書を多くの人々が読めるように、 当時比較的広い範囲で使われていたマイセンの方言を使い、 聖書を翻訳しました。 これがドイツ語の標準語となり、 更には現代のドイツ語になりました。
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- mujer
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#3です。#4さんのご意見ももっともですが、普通はもう「新高ドイツ語」とは言わず、「標準ドイツ語」などの言い方になっていると思います。文脈にもよると思いますが、わざわざ新高と言っているのなら、ルターあたりのドイツ語を指していると思うんですけどね。ドイツ語の歴史的変遷などの記述に出てくるのなら、また別ですけど。
- chako3chako
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細かい分類はすでに出ているとおりなのですが、 ごくごく一般的に 「新高ドイツ語」 と言われたときには つまり、いま外国語として学ぶ普通のドイツ語 のことを指すと思います。 >そんなムチャクチャ古くもないけど、 >今のドイツ語とは違うくらいの感じです。 という回答もあるようですが、 私の感覚では 今のドイツ語が新高ドイツ語です。 今のドイツ語と違いませんよ。 辞書や現地の語学教室を選ぶ際に 古典(14世紀ごろ)を学びたい人は 古高ドイツ語のものを選んだりします。 普通に、現代のドイツ標準語を 外国語として学びたい人は 新高ドイツ語の辞書や参考書を選ぶべきです。 >日本だと、さしずめ江戸時代のコトバ なのですが、 15世紀に書かれたルターの辞書だって ほとんど違和感なく読めますから、 ドイツ語は日本語ほどに変遷してません。 日本語は変遷が大きくて 江戸時代の日本語はもはや一般人には読めないですが、 ドイツ語ならまぁ大丈夫です。
- mujer
- ベストアンサー率27% (17/61)
皆さんのおっしゃるとおりです。でも、ま、ごく普通には十六、七世紀のドイツ語のことを指します。つまり、「そんなムチャクチャ古くもないけど、今のドイツ語とは違う」くらいの感じです。#2さんの、「初期」のほうですね、それを指している場合が多いと思います。日本だと、さしずめ江戸時代のコトバくらいですかね。
ドイツ語の歴史的地理的分類の一つ。 「古」「中」「新」が歴史的段階を、 「高」「低」が地理的分布(北部の低地か中部の高地か)を表す。 「新高ドイツ語」は大まかに「初期新高ドイツ語」と「新高ドイツ語」に分けられるが、一般に前者は14世紀から17世紀、後者は17世紀以降から現代に至るものをさす。ただし、規範文法と正書法が確立し、発音が統一されるには、19世紀末を待たねばならない。 なお、低地ドイツ語も高地ドイツ語も同じ西ゲルマン語から生じているが、西ゲルマン語は北海ゲルマン語とエルベゲルマン語に分かれ、前者が英語、オランダ語、低地ドイツ語のもととなり、後者から高地ゲルマン語が生まれた。