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英語の助詞って・・・・・・・・・

なぜ英語には助詞がないんでしょうか?(素朴な疑問です どなたかわかりやすく教えてください。

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  • prusaku3
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回答No.1

日本語の助詞の機能としては文のなかで何の役割をすべきかを決定することが第一ですよね。 ラテン語では格の種類が多く(6つ)、それにより文のなかで何の役割を持っているかが決定されていたので語順はかなり自由でした。英語にも代名詞には格変化が残っています。また大部分の格変化が消えてしまいましたが、英語では各成分の順番が決まっています。 SV/SVC/SVO等々。 これで主語、目的語、などを決定できます。 機能を果たさなくなったものは消えていく傾向にあるようです。

その他の回答 (1)

  • pcs28
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回答No.2

世界の言語の特徴から大まかに分ける時の分類で、屈折語(くっせつご)、孤立語(こりつご)、膠着語(こうちゃくご)といった分け方があります。 英語はインドヨーロッパ語族という大きなグループに属していますが、これは語尾変化をおこすのが一大特徴です。中学校の最初の頃に三単現のSなどという、日本人には何のことか分からない変化をしますが、あれが語尾変化というもので、インドヨーロッパ語族に中でも英語は語尾変化が最も無くなった(退化した?)言語です。変化が少なく「易しい」から国際語になったとも言えるでしょう。 英語で、主格・所有格...などという変化(格変化)をおこしますが、この語族に属する他の、例えばドイツ語・フランス語などを見ると、語尾変化も男性・女性・中性名詞によって変化形が違うといった、非常に複雑な形になっています。ギリシア語では、格そのものが6つもあると聞いたことがあります。 英語は、この語尾変化(屈折とも呼ぶ)と言葉の並べ方(語順)などで意味が変わってきます。また、方向・時間・上下などを示すときに「前置詞」(to、before、onなど)をうまく使うことで複雑な表現も可能になっているのかなと思います。(これは私見) 日本語は膠着語というグループに属していますが、膠着というのは助詞などを使って言葉をつなげてゆく方法で、言葉の順番にはあまりこだわりません。 私 は あなた を 好きだ。 でも、 あなた が 私 は 好きだ。 でも、 好きだ あなた を 私 は。 でも、 好きだ 私 は あなた を。 でも、まあ、ニュアンスの違いはあっても、意味は通じます。 これは助詞がくっついている単語の立場(英語などでいう、「格」)を示しているからです。 「は」は主格(主語をあらわす) 「の」は所有格 「を」などは目的格 などといったことになります。 孤立語というのは、中国語・ベトナム語などのグループで、一つ一つの単語(名詞・動詞など)がそれぞれ単独の意味をもっていて、語尾変化もないし、助詞のようなものも殆んど無く、主に単語の順番(語順)で意味をあらわすと聞いていますが、この辺に関してはあまり自信がありませんので、間違っていたらすみません。