• ベストアンサー

ヘブライ人

世界史のプリントをやっていて思ったのですが、ヘブライ人はどうして、他の民族とは異なり、唯一の神ヤハウェなどの特徴をもつユダヤ教を信仰したのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • pyon1956
  • ベストアンサー率35% (484/1350)
回答No.1

どうも当初は「唯一の神」ではなかったのではないか、と言われています。旧約聖書、つまりヘブライの聖書には神が自称として複数形を使っているところと単数形のところがあります。つまり明らかに複数の神を想定している文書が混じっています。またこの聖書の記述からユダヤが南北に分裂したり、またユダヤ系の人々でヤハウェ以外を信仰する人々を糾弾しているわけで、つまりそういう人々がかなり沢山いたことになります。つまり他の民族と同じようにいろいろな神を信じていたわけで、そのうちヤハウェを信じていた一派が「ユダヤ人」として残った、ということではないでしょうか?またそうして他の宗派と戦っていくうちに、尖鋭化して、唯一の神、ということになっていったのではないかと思います。 ちなみにこういう方向になっていくうえでたとえばゾロアスター教などの影響などもあったようですし、結局ある程度後世に教義がまとまっていくなかで唯一神がクローズアップされた、ということでしょう。 また当時の「ユダヤ人」が今のユダヤ人になった、という単純な問題でもないようです。改宗などでのちにユダヤ人に成った者、逆にキリスト教やイスラム教に改宗したものなど。

その他の回答 (6)

noname#21283
noname#21283
回答No.7

#6の追加です。どうも、参考URLにうまく載せることができなかったので。コピ・ペーして、見てください。 http://blog.goo.ne.jp/goo1639/m/200502  http://rerundata.hypermart.net/ura/h http://www.geocities.jp/timeway/kougi-6.html http://plaza.across.or.jp/~sugino/syukai.html http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%80%E3%83%A4%E6%95%99 ついでに(ほんまにただのついでです)その中にあったある箇所より: モーセの十戒の第1は、「あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。」(出エ20:3)です。第2は、「あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。・・・それらを拝んではならない。それらに仕えてはならない。」(出エ20:4)です。神様はイスラエルに10の戒めを与えましたが、その最初に、このように戒められました。  日本人はこの点においてまったく鈍感な民族です。クリスマスに教会に行ってキリストの誕生を祝い、大晦日にお寺に行って除夜の鐘を聞き、初詣といって神社に行って一年の無事を祈ります。わずか一週間の間に何の疑問も持たずに行うことができるのです。しかしまことの神様は、自ら「ねたむ神」(出エ20:5)といっておられるように、それを赦すことができません。奥さんがどんな理由があろうと他の男と姦淫することを喜ぶ夫がいようはずがありません。愛しているならば当然のことです。神様は愛を注いだ人間がいとも簡単に偶像に仕える姿を赦すことができません。ですから戒めの最初にそのことを主張されました。

noname#21283
noname#21283
回答No.6

#4の方の『ユダヤ教は一神教ですが、「一神教」=「神様が一人だけ」と言う訳ではありません。 聖書に記述されている、他の神を信じてはいけないと言う記述は裏を返せば、聖書において、他にも神がいる事を証明しています。』についてですが、他にも神がいる、というよりも、『人が神ではないものまで、神として崇めているから、そういうことはやめなさい』ということのようですよ。旧約聖書のイザヤ書には、例として、木を半分に割って、     片方を拝む像を作りそれに願い事を言っているのに、     もう一方の木を薪としてくべて「暖かくなった」といっている人の様子が書かれています。 それって、滑稽ですよね。でも、人はそういうことをやっていながら、気づきもしないと。  どうして、ヘブライ人がヤハウェを信仰したのか。  旧約聖書を読むと、神がヘブライ人を選んだ、だが選んだのは大きな民だからでもなく、良い民だからでもなく、逆に弱くて小さな民だることをわかっていてのこと、だそうです。愛情がなかったら、んなことしない。そういうわけで、『愛のないものに神はわかりません』ということも、新約に書かれていますなぁ…。  また、預言といって、神からのことばで「こういうことがおきる」というお達しがあると実際にそうなった、実際に奇跡があった、ことも信じる基礎となったでしょう。だから、モーセが「私がいなくなっても。次の預言者(神のことばを預かるもの)がくるよ」と民に言って、民の方が「どれが本当に預言者かどうやってわかりますか」と尋ねたとき、『そのものの言う事が本当に起こったら、それが本物の預言者。もしも起こらなかったら、不遜にも神の名を騙った偽預言者だ』という答えが返ってきた。本当だ、と実感したから、信じたのだ、と言うことができるのでは?  また、旧約聖書など記録が残っていたことも関係する。もし知らなかったら、信じることもなかったわけだから…。

参考URL:
http://blog.goo.ne.jp/goo1639/m/200502 http://rerundata.hypermart.net/ura/h http://www.geocities.jp/timeway/kougi-6.ht
  • cse_ri2
  • ベストアンサー率25% (830/3286)
回答No.5

旧約聖書の記述をそのまま信じるとすれば、やはり 旧約聖書最大の預言者であるモーセの功績でしょう。 つまり、エジプトで奴隷になっていたヘブライ人たち を、モーセが救出しました。 (聖書の記述によると、神の命令によりモーセがエジプト  に使わされ、神の力によって解放されたのですが) それでエジプトを脱出したヘブライ人たちを、シナイ山 の麓に連れて行き、そこでヤハウェの神のみを信じる 契約を結んだからです。 それからイスラエルに入るまでに何十年もかかるのです が、当然ながらその間にモーセに対する反逆者も出ます。 しかし反乱を起こした人たちが、すべて砂漠に倒れた ため、ヤハウェの神を信じるモーセと彼に従う者たち だけがイスラエルに入り、結果としてヤハウェを信じる 者たちの手によって、国づくりが行われたからです。

  • haroeris
  • ベストアンサー率36% (8/22)
回答No.4

ユダヤ教は一神教ですが、「一神教」=「神様が一人だけ」と言う訳ではありません。 聖書に記述されている、他の神を信じてはいけないと言う記述は裏を返せば、聖書において、他にも神がいる事を証明しています。 我々ユダヤ人は(他にも多くいる神の中で)唯一、ヤハウェだけを信じてついていくので、我々だけは助けてね!! と言う契約をユダヤとヤハウェで交わしたから、唯一ヤハウェを信じるのであって、他の神の存在自体を否定している訳ではないのです。もちろん、他の神を信じないと言う事は徐々にその存在自体を否定する事と同義になっていきますが。 そう考えると意外に、日本人に取っては特異な事ではないように思えるのではないでしょうか。 要するに、天皇家の氏神様が天照であるように、ユダヤ一族の氏神様がヤハウェであって、日本の場合と違うのは、他の神様に対してちょっと攻撃的なだけです(笑)

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.3

まずはじめに、ユダヤ教だけが特徴があるというのは、どうでしょうか?日本人の神道も外から見れば十分に特徴ありですし、どこでも民族宗教というものは、他の民族から見れば変わったものに見えます。 さて、ユダヤ教の一神教を考えるときのポイントは三点。 紀元前15世紀くらいにユーフラティス川の北、現在の北イラクから北シリアでは一神教的傾向があったそうです。そこに住んでいたのが、アブラハム、ヘブライ人の祖先です。 二点目は、そもそも神様は、現世利益。効果のない神様は信じてもらえません。 ポイントの三点目は、イスラエル王国とユダ王国の分裂とバビロン幽囚という事件です。どちらの王国も一神教的ではあったのですよ。ややイスラエル王国の方が多神教的だなっという感じがあったそうです。 そのイスラエル王国が先に、倒されたので、残ったユダ王国の人々は「やっぱり、一神教 ヤーウェを信じたおかげだよね、信仰度の厚かったユダ王国が残って、イスラエル王国は滅んだ」と一神教の傾向を強めました。 次にユダ王国もバビロニアに征服され、主要メンバー(指導者層ですな)はバビロンに連れて行かれた(バビロン幽囚)ここで彼らは、ユダ王国が征服されたのは、ヤーウェへの信仰が足りなかったんだと云う方向に考えたわけです。 その後、ペルシャ王国によってバビロニアが滅ぼされ、無事、エルサレムに戻され、「ヤーウェをちゃんと信じたから、戻れたんだ」としたわけです。 とまぁ、歴史の偶然によって、一神教が成立したわけです。 と ざっくりと、「一神教の誕生―ユダヤ教からキリスト教へ 講談社現代新書」の 前半部のまとめです。

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061496093/qid=1115735329/sr=8-1/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/250-4917427-7360203
noname#11501
noname#11501
回答No.2

旧約聖書創世記は宇宙人の遺伝子操作実験の記録です。ソビエト型の政治体制を採る宇宙人の最高会議議長がヤーウェ(別名アラー)です。ガブリエル・ミカエル・ルシファー・サタン等は大臣です。地球人は基本的には地球の物質(土)から作られた生物ですが、創世記にあるように、エデンの実験場にいたアダムとエヴァに真実を教えた宇宙人は罰として地球に残され、そのときに、イスラエルの娘を妻として子供を作りました。その子孫がユダヤ人ですから、ユダヤ人は宇宙人の子孫ということです。地球ではヤーウェが定めたシナリオに従って人類が育成されており、ユダヤ人はその中でユダヤ教を信じる役割を担っているのですから、信じるのは当然ということです。なお、そのうちキリストやマリアや聖像を崇拝する者が現れ、崇拝すべきはヤーウェ(アラー)である ということを強調したのがイスラム教ということです。ユダヤ教・キリスト教・モルモン教・イスラム教・仏教・神道 いずれも本質的には同じです。ユダヤ人が約束の地に集まったとき(1948年)(福音書参照)に最後のメシアが現れる というのがユダヤ教だったかと思います。なお、モルモン経でも触れられている黙示録にはカエルのような悪霊と年を経たへびの登場も予定されているので注意は必要です。

関連するQ&A