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古語の助動詞、使用時期はいつまで?
意思の助動詞「む」は、ん で今でも使いますよね? 「何を言わんとしているのか・・」など。 このような助動詞の表記が現在使われているように、読みに忠実になった時期をご存知の方、教えてください。
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noname#14748
回答No.1
この質問の意味は二様に取れます。 1.発音どおりに表記されるようになったのは、いつからか。 2.(助動詞を含む)古語が使われなくなったのはいつからか。 1.については、一応昭和21年の「現代かなづかい」以後と答えられますが、実際には必ずしも発音どおりでないのは、ご存じでしょう。 2.については国語史の問題で、おおざっぱにいうと、中世の頃から大きな変化が起こり始めました。目立ったのは「二段活用の一段化」「連体形が終止形を兼ねるようになった」などです。これを一々説明するのは大変なので止めますが、このような変化によって、動詞・形容詞・形容動詞それに助動詞など、特に活用する語はそれぞれ変わり、その結果あるものは消滅し、あるものは今でも一部残っています。 例に挙げられた意志・推量の「む(ん)」は通常は「う」になっていますし、打消の「ず」は「ない」になり、推量・意志などを表す「べし」は一応消滅しましたが、一部現代語にも「べき」などの形で使われます。
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