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訳がわかりません
Expect in resort areas and in New York City , the same phenomenon makes car rentals from a big city location cheaper over the week end. 訳)リゾート地域やニューヨークを除くと週末は、大都市にレンタカーを頼むほうが安上がりになるという同一の現象が見られる。 と、ある本に載っていたのですが、 「週末は、大都市にレンタカーを頼むほうが安上がりになるという同一の現象が見られる」 の訳が納得できません。 私が考えたのは、makes は使役で 「同様の現象が(S)、週末に大都市から車を借りることを(O)より安くしている(C)(おかしな訳ですが)」 という感じになり、「同一の現象が見られる」という解釈にはどうしてもたどりつけません。 ご指導お願いします。
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The same phenomenon also made the west area of the city flooded with rushing torrents. 自作の文ですが、「同じ現象(街路が水路になるという現象)によって町の西部も奔流で溢れかえった」「町の西部でも同じ現象が起こり奔流で溢れかえった」 「奔流で溢れかえるという同じ現象が起きた」とは言えないですね。「同じ現象」の意味が変わってしまいますから。 The same phenomenon can make this island country flooded in vast areas. 同じく自作ですが、「同じ現象(海溝近くで地震が発生するという現象)によってこの島国も広い地域で洪水に見舞われる可能性がある」 この文についても同様です。ですが、 The same phenomenon makes the main street of our city so crowded in the evening that cars cannot gain more than ten meters an hour. 自作です。「同じ現象(夕刻、ある町の駅周辺道は大混雑するという現象) で私らの町の大通りも夕方は車が一時間かけて10メートルより進めないほどに混雑する」は「私らの町の大通りでも夕刻は一時間かけて車は10メートルより進めないという同様の現象が起きる」とも言えそうです。つまり「同じ現象」の内容が、他の例などの具体例を指し、一般化・抽象化されていないものでしたら、ここで述べられることもそれらと並列のものとして、「という同様の現象」とも訳せますが、「同じ現象」が原因的・抽象的な内容を指していれば、 「同じ現象によって」と原因結果の関係を訳し出さないと文意が変わってしまいます。要は文脈次第なのですが、それぞれの場合での make の働きは微妙に違います。原因的な現象が主語になる場合は場合はふつうの「~にする」、他例の現象が主語の場合は「ここでは~のようにあらわれる」だと思います。ですがネットでいくつか例を見た印象では、原因結果の前者がだんぜん一般的でした。質問者さんの当初の疑問は間違っていなかったと思います。≪同じ現象によって、以下のようになる≫が基本でしょう。
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- Riverview
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問題作成者は問題文だけでなく、文脈全体を把握しているのが普通です。当然ですが、解答者よりも深い理解が可能です。したがって、模範訳が正しくないと早計に結論するのは危険です。しかし、模範訳が絶対に正しいと思い込むのはもっと危険です。 先日、模範訳が正しくなく、Fieldsさんが正解を導き出した問題がありました。 URL: http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1208197 ある人曰く 「ある結論が正しいかどうかは、多数が正しいとするかどうかではなく、集めた材料と論理的な思考の結果として決まるのである」 いうまでもなく、「make」は「do」などと並んで、英語の根幹を形成する動詞で、当然多様な使い方があります。その結果、ある文章の中で使われた「make」に複数の解釈が可能なこともあります。その場合、どの解釈が正しいかは、結局、作者が何を言いたいかを捉えられるかどうかで決まると思うのです。 今回の問題で一番困っているのは、「the same phenomenon」の「the same」が具体的に何かが分からないことです。すぐ思いつくのは、「勤めは都心、住まいは郊外」なのですが、「レンタカー会社が大都市に集中」とか「(大都市では)仕事以外でレンタカーを借りる人がいなくなった」とかも考えられます。 こんなことを念頭に問題文を分析すると、まず、「cheaper」です。何との比較で安いのでしょうか。二つの可能性が考えられます。 1. “car rentals from a big city location over the weekend cheaper than car rentals from a small city over the weekend” 2. “car rentals from a big city location over the weekend cheaper than during the weekday.” 「例外的に行楽地とニューヨーク市では週末のレンタカー料金が安くならない」と推測できるので、「2」の「大都会のレンタカー料金は週末が(週日より)安くなる」というほうに分があるかなと思っています。気になるのは、「car rentals in a big city」でなく「car rentals from a big city」ところで、「1」の可能性は否定しきれません。この文章は「旅行を安く上げるコツ」みたいな本・記事の一節のような気がしますので、その場合どっちが説得力があるかです。アメリカだと旅行でレンタカーを契約するのは空港が多いですし、都心に行ってホテルで調達するよりも安上がりだと思います。自宅から車で行く旅行だと、(ニューヨーク市以外の)アメリカの街に住んで、車を持たない人というのはかなり限られますので、読者の対象に入らない気がします。 次が難題の「the same phenomenon」です。模範訳は「大都市にレンタカーを頼むほうが安上がりになる(こと)」=「同一の現象」と捉えているのですが、「同様の現象(たとえば、勤めは都心、住まいは郊外)」が「大都市での週末のレンタカー料金を引き下げる」という解釈のほうが無理がないように思えます。
何度も登場してすみません。前言を撤回したりしてもうあまり信用していただいていないとは思いますが、今一度だけ補足させて下さい。 Google で、"The same phenomenon makes"を検索したところ、44件のヒットがありました。その一つ一つについてはとても触れられないのですが、私にとって分かりやすかった例を一つだけ取り上げます。 Students may think the moon is larger when it is closer to the horizon. Actually, the moon appears larger because the observer's reference point is the skyline. The same phenomenon makes the sun appear larger. (生徒たちは、月が地平線に近づくときに大きくなると考えるかもしれません。実際、観察者が地平線を基準にするためにそのとき月は大きく見えるものなのです。同様の現象が、地平線近くの太陽も大きく見せることになります。) 結論を言いますと、これは make の読み方というよりも「主語」の読み方であるように思います。つまり、この文に限りませんが、"The same phenomenon makes the sun appear larger." の "The same phenomenon" は、「この同様の現象が"起きること"が」と ( 日本語の感覚としては ) ことばを補って読むべきだと思うのです。抽象語や動詞的なことばが主語として提示されるときに、「それが起きるとき・機能することが」という動的な意味合いが託されていますよね。「同様の現象の再現が、make 以下のことを引き起こす」となり、それは結局「再現」の内容の説明になりますから、「make 以下のことが同様の現象の再現によって引き起こされる」「make 以下のことが同様の現象として起こる」と読むことが出来ます。 上の例で言うと、 「同様の現象の発現が、( 地平線近くの ) 太陽も大きく見せるのです」 「同様の現象の発現によって、太陽も大きく見えるのです」 「同様の現象から太陽も大きく見えます」 「 太陽についても地平線近くでは大きく見えるという同様の現象が起きるのです」 こうしてみると、いずれの訳も可であり、日本語としてどのスタイルを選ぶかという訳語の選択の問題に過ぎない気がします。ご質問の文の掲載訳については、「同一の」ということばが「完全に同じ」のような窮屈さを与えて、"The same phenomenon"が「集合」としていろいろな実例を含みうるニュアンスを消してしまっています。「同様の」とか「同じような」とすれば訳としても受け入れやすいのではないでしょうか。 Riverview さんが提起された点は語釈のうえでは完全に正しいと思います。ただ、実際の文章では一つの実例がまず示され、「それと同じような現象」がここでも見られるという運びになります。ですから、実際上は「~という同様の現象がここでも見られます」という訳で通用する場合も多いように思いました。 最初の私の回答では、「主語の提示」による機能までも make の機能として説明しようとしたために話をややこしくしてしまいました。"The same phenomenon" という主語の提示の時点で、「同じような現象が起こることで」と読めるわけで、それが make 以下のことを「引き起こす」わけです。 で、「引き起こされた」詳細は、主語の内容の説明になっているので 掲載訳で実用上問題はないように思われました。 参考までに検索結果のページを。前後の脈絡のある文のほうがずっと楽ですので。 http://www.google.co.jp/search?q=%22the+same+phenomenon+makes&hl=ja&lr=&start=20&sa=N
Riverview さん、お叱りいただいて恐縮です。仰るとおりでした。掲載の「訳」を先に見て絶対視してしまっていました。takuanlovely さん、すみません。 "the same phenomenon"は「それと同じ現象」ですから、この文以前にその現象についての話が出ているはずですね。ですからこの文だけでは"the same phenomenon"がどんな現象を指しているのかは決められないというのが自然な読み方でした。 レンタカーの値段が週末にかけて、大都市区域から調達するのと、おそらく中小の都市などで現地調達するのとで価格に差が生じるということをこの文は言っていると思われますので、例えば"the same phenomenon"については「需要が供給を上回ると価格が上昇する現象」としてみます。 make については私が捏ねくり上げた理屈でなく普通に「~にする」と読んでみます。すると、 Except in resort areas and in New York City (行楽地やニューヨーク市での場合は除いて), the same phenomenon makes car rentals from a big city location cheaper ( 同様の〔例えば需給が価格を決定する〕現象が、任意の大都市区域からの車のレンタルをより安いものにする ) over the weekend ( 週末にかけて ). もう少し意訳すると、「行楽地やニューヨーク市は例外だが、先ほど述べたのと同じ現象によって、週末は地元でレンタカーを調達するよりも手近な大都市区域から配車してもらう方が安く済むという事態が起こるのだ。」 これが私が誤訳していなければもともとの意味になります。この訳中の「同じ現象」と「事態」を、現象が事態を招くのだから同じようなものだろうというアバウトな感覚でくっつけたのが、「安く済むという同じような現象がおきる」という意味の本掲載の訳になるのでしょう。ですから主語の"the phenomenon"を結果の"phenomenon"に便宜上すり変えてしまった不正確な訳ということになりそうです( "the same phenomenon"が仲介項としてどういうことを指しているのかという余地が抹消されてしまっているので )。それに合わせて理屈をつけた私の先の回答での解釈も妄想でした。本当にすみません。 文章の断片を読むときは前後を想像しなくてはならないと (それが往々にしてまた間違えるのですが) 痛感しています。重ねてお詫びいたします。Riverview さんにあってはご指摘いただきありがとうございました。また、労をお取らせして申し訳ありませんでした。
- Riverview
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fieldsさんは充分調べ、熟慮した上で回答され、間違ったのをついぞ見かけたことはないのですが、この件はまだ疑問が融けきったように思えません。 たとえば、 He made himself understood in French. ですが、別な表現をすれば、 He made them understand what he spoke in French. となり、使役の形になります。 もっと考える時間が必要です。takuanlovelyさん、もう少し締め切らないでおいて下さい。
They made a room warm. (1) The same phenomenon makes car rentals cheaper. (2) 上記の二つの文を比較して見たいと思います。どちらも S V O C として見られますが、(1)については S ≠ O ( They ≠ a room )。(2)については S ≒ O ( The asme phenomenon ≒ car rentals 〔which are cheaper〕) です。 全体の構図を眺めたいので、ここで phenomenon を英英で引いてみます。 http://encarta.msn.com/dictionary_/phenomenon.html 下の方の語源に注目したいのですが、"that which appears" や "to bring to light" といった説明があります。「あらわれるもの」としてのシーンの全景といったものをイメージして見たいと思います。そうすれば car rentals = cheaper はその舞台装置になります。つまり、ここにある構図は、The phenomenon というシーンが、car rentals = cheaper という舞台装置で自分自身を表している様相です。そういう構図を make ( これも語源をたどると「粘土をこねる」ということのようですが ) は作ることができるのかというと、 He made himself understood in French. ( 彼はフランス語で自分の意志を理解してもらった→彼はフランス語で意志を伝えた ) という S = O の形があります。つまり最初の(2)の文は次のようなニュアンスではないでしょうか。 The same phenomenon makes itself appear as car rentals cheaper. (3) このニュアンスを飲み込んで、 The same phenomenon makes car rentals cheaper. (2) つまり、(2) の makes ではセットをそのようにしつらえつつ、The phenomenon 自身が姿を現すということですから、「現れる」という自動詞的な性格が濃いのではないでしょうか。(1)と形は同じですが、主語自身が結果の中に登場してくるという点で性格が違うように思います。 (3)がその実体ではないかと思います。以下の辞書ページでは、24 の She'll make (herself) a very good doctor. が近いのではないでしょうか。 http://encarta.msn.com/dictionary_/make.html
お礼
壮大かつ丁寧に回答いただきまして、ありがとうございますの言葉しか出てきません。 makeを使役としか考えることができませんでしたが、このような考え方もあるのだなぁと。 語学は奥が深いです・・。 もう少し時間をかけて自分なりに考えてみたいと思います。 本当にありがとうございました。
- pyncheon2005
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「同一の現象が、大都市から車を借りることを安上がりにさせる」 →「(各都市)同一の現象によって、大都市から車を借りるほうが安上がりとなる」 →「大都市から車を借りるほうが安上がりとなるのは(各都市)同一の現象である」 と考えるとわかりませんか? 確かに直訳で考えると良く意味がわかりませんが・・・。
お礼
うーん。 失礼を承知で言いますが、わかりません。 The pain prevented me from walking. の場合、 「苦痛が私の歩行を妨げた」と「痛みがあったため、私は歩けなかった」は同じ意味の文だと思います。 主語同じ「苦痛」なわけですし。 しかし、 「同一の現象によって、大都市から車を借りるほうが安上がりとなる」と「大都市から車を借りるほうが安上がりとなるのは同一の現象である」 が同じ意味の文と捉えることが出来ません。 主語がそもそも違いますから。 単に私の頭がついていけてないだけかも知れませんが、今のところ、NO3の方がおっしゃった「makeは提示」という解釈が一番納得いってます。 その真偽はまだ確認していませんが。
ここでのmakeは使役ではありません。提示になります。「同様の現象が(S)、週末に大都市から車を借りることを(O)より安くいものとして示している(C)」と考えれば理解できると思います。
お礼
提示! 提示のmakeというものは初めて(?)聞いたような気がします。 確かに提示であれば、意味が通りますよね。 勉強してみます。 ありがとうございました。
これは解釈や英文法の問題ではなく、それを超えた日本語訳(意訳)の是非の問題でしょう。訳で「同様な現象」を主語にすればおかしな翻訳調の日本語になります。主語を替えることによって文末の動詞が変わってきます。「そのような現象がある、又は見られる」は普通の表現だと思います。 日本語では抽象名詞を主語とする表現方法はほとんど使わないので、意訳が必要になります。従って逐語訳(直訳)としてはtakuanlovelyさんの理解通りでも、現実の日本語としてはおかしい文章(訳)になります。 類似の例として The pain prevented me from working 苦痛が私に歩行を妨げた。→苦痛で私は歩けなかった。→その痛みで私は歩けなかった。→痛みがあったため、私は歩けなかったのです。 どこまでの意訳が認められるかは、その英文和訳の目的 次第です。英文法クラスの翻訳なら意訳の限度があり、教師によっても差がでます。中学生と大学生でも差があるでしょう。
お礼
ありがとうございます。 The pain prevented me from working. は、確かに意訳するとそのようになることは理解できます。 でも質問させていただいた文をどう意訳しても、本に載っている訳にたどりつけないのです・・。 困りました。 ちなみに、その本はTOEIC対策の本です。
- Riverview
- ベストアンサー率63% (227/355)
「解釈にはどうしてもたどりつけません」ということでしたら、その訳が間違っている、考えませんか。 英文にいくつか間違いがありますが、原文はどうなっていますか。 Expect ---> Except week end ---> weekend over the ---> over weekends (over a weekendも可) この引用だけでは、「the same phenomenon」の「same」が何を指すのかはっきりしませんが、「勤めは都心で住まいは郊外で」という現象という解釈が無難だと思います。その前提だと、「cheaper」の比較は「週日と比べて週末は」ということでしょう。 英文分析すれば、「同様の現象が(S)、週末に大都市から車を借りることを(O)より安くしている(C)」が正解でしょう。とすれば、英文が伝えたいことは、「この現象があって、大都市では、週末のレンタカーが(週日より)安くなる」だと思います。 この引用の前後を読まないと、模範訳が間違っているとは断定できません。しかし、この英文をそう訳すのは不自然と思うと同時に、そういう解釈のほうが適当と思える「the same phenomenon」が想像できません。
補足
まずご指摘の「いくつかの間違い」ですが、 Expect → Except week end → weekend は私の書き間違いです。申し訳ありません。 over the weekend は原文通りです。 「引用の前後」ですが、 前後はありません。問題集の誤文指摘問題で、cheaper が more cheaper になっていました。
補足
何度もありがとうございます。 the same phenomenon については、出版社(桐原書店)に問い合わせたのですが、返事はありません。あたりまえといえばあたりまえなのかもしれません。 もう少し待ってみますが、もうそろそろ締め切らせていただこうかと思っています。