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The new white paper comes ...
ある新聞記事に次の文がありました。 The new white paper comes as South Korea tries to redefine half-century-old confrontation with communist North Korea as well as adjust its alliance with the United States. (The Japan Times 2月5日(土)付け、p.4) 同じ記事の前の段落から、この新しい白書は前日の2月4日(金曜日)に既に発表されていることがわかります。この発表の時期的背景を説明するこのような文では動詞comeは過去時制cameではなく、現在時制comesがふさわしいのでしょうか。ご教示ください。
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こんにちは 雑駁な感想を。 (1)一読して、ここのcomeは発生・存続や由来を意味すると感じられます。 辞書的には、たとえば http://www.bartleby.com/61/ The American Heritage Dictionary of the English Language, Fourth Edition. 2000 9. To happen as a result: This mess comes of your carelessness.(現在形に注意。このゴタゴタはおまえの不注意が原因) 12a. To issue forth: A cry came from the frightened child. b. To be derived; originate: Oaks come from acorns. c. To be descended: They come from a good family. 13. To be a native or resident: My friend comes from Chicago. あるいは http://www.m-w.com/ Merriam-Webster OnLine b (2) : to appear on a scene : make an appearance <children come equipped to learn any language> c (1) : HAPPEN, OCCUR <no harm will come to you> d : ORIGINATE, ARISE <wine comes from grapes> <come of sturdy stock> (sturdy stock:体力に恵まれた血筋) g : to issue forth <a sob came from her throat> のような項目に該当するものと思われます。 辞書の項目だてや説明は、言葉の実態の理解にとって、強力で不可欠とはいえ、結局はひとつの抽象的また便宜的な(編纂者によって当然ばらつきがある)めやすでしかないので、 実例と辞書の項目・説明の間に完全な対応を求める必要はなく、 近似的な一致が見出せれば足りると考えます。 したがって、ここでは、問題のcomeには上記の項目群が示す意味傾向と濃い類縁関係があると感じられれば、対応項目がかりに特定し難くても、英文の読みとしては十分なのではないかと思われます (本文はそもそも報道文であり、書き手は、読者が一読直解できるような簡易平明な表現を心掛けているはずで、表現スタイルについて読者に複雑深遠な分析や解釈をせまるような文体が使われているはずがないと思います)。 日本語訳はともかく、 comesは、The new white paperの発生・存続という事実およびその由来、 一言で言えば、The new white paperの出自を述べているのです。 (2)as…については、#2さんの説明の基本部分が最も自然だと思います。 つまり as以下はThe new white paper comesの背景、The new white paperの拠って来た由来を説明しているのです(#2さん、質問者さん同旨)。 (1)の辞書の例文 S come(s) of… /from… のof…/from…が Sが生じた原因・理由や起源を表わすのと同列です。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1190670 The decision to release details of the $80 billion war budget request comes after congressional officials argued to the administration that withholding the war costs from Bush's budget would open the budget to criticism that it was an unrealistic document. Last year, the spending plan omitted war expenditures and received just that critique. のThe decision… comes after…も本問と全く同様に、 comesはThe decisionの発生・由来を、after…はその背景事情・原因を示しています。 大意: $80 billionの戦費計上の詳細をあらかじめ公表することにしたのは、congressional officialsから、戦費をカットすると予算案に対する批判を招く、との注文がついたという事情が背景にある(この注文を踏まえて、批判を回避するために、先手を打って戦費を追加し、かつそのことをおおっぴらにすることにした)。 Last year, the spending plan omitted war expenditures and received just that critique. 去年も、戦費カットの予算案を立てたら、まさにそのような批判を浴びた(という苦い経験がある) のくだりも、after…が、内容的にThe decision… comesの背景事情・原因を表わすことと照応します。 ちなみに http://pewebdic2.cw.idm.fr/ LDOCE (conjの用法もprepとして一括して扱っています) after 8 because of something that happened earlier原因・理由 I'm not surprised he walked out, after the way she treated him. After your letter, I didn't think I'd ever see you again. (3)comesかcameか 文意・文脈からしてThe new white paperは過去に発生し、現在も存続する事実です。 基本的な、文法的な理屈からすると、まずふさわしいのは現在完了形has comeだと思われます。 cameは基本的なイメージとしては、過去の一時点にThe new white paperが発生・存在したことを述べるだけで、The new white paperが現在の事実であることを語らない(場合によっては逆にそれを暗に否定する)ので、原則として、不適切ということになると思われます(原則、置き換え不可)(#2さんと同旨)。 ただ、例えばforgetについて、「……を忘れてしまった」は I forgot/forget/have forgotten… の3通りの言い方が可能とされるので、 これを参考にすると、書き手がその主観的事情〔つまりは文脈〕により、ごくまれにせよ、 cameによって、 過去に発生し、現在も存続する事象を表わすこともありうるのではないか、と考える余地を残しておきたい気がします(100%の否定はできない)。 (4)上の文意・文脈からすると、 むしろcomesかhas comeかの問題があるように思います 時制の一般的問題のひとつに、現在完了の代用としての現在時制という基本的なトピックがあり、ここの問題はその範疇に属するものと考えます。 例 ロイヤル英文法 時制:現在時制:現在完了の代用 I hear [am told] that there was a big earthquake in XX. I forget M’s phone number.(電話番号を忘れた)(回答者による変更あり) 本書の記述はこれだけで、完了形との間の異同、置き換えの可否については書かれていません。 英語語法大事典v1p604現在形か現在完了形か(forgetとhave forgotten) その要約(回答者。符号その他改変あり) 現在形/現在完了形の間に差があり、両者区別がつく例: ア) I quite forget your name. ア’) You’ve forgotten all your French. ア) 度忘れした、とんと思い出せない、の意。その場面の瞬間のことを表わしているだけで、また思い出すかもしれないということをも含意。 ア’)すっかり忘れてしまった、の意。思い出す可能性がないことを含意。 しかし一般には、forget/have forgottenどちらを用いても差がなく、両者区別つかない: 理由:forgetという語そのものが、意味上「完了形」と同じものを持っているから。 類例: 1. hear, learn, tell, find, askなど情報のやりとりを意味する動詞が、 その表わす動作そのものよりも、結果に重点を置く場合(Posutuma: Grammar; Jespersen: Grammar) イ)I hear that he sold his house. ウ)I learn from your letter that you intend to return to town on Saturday. エ)I am told that his work was a success. オ)I find that I have been mistaken. カ)He asks me to call and see her. 2. その他come, bring, understand, see, etc. (回答者註:1. のような説明なし。私は、同様に、現在の結果に重きを置くと理解します) キ)Where do you come from? ク)What brings (= has brought) you here? ケ)Do you understand? コ)I don’t get your idea. サ)I see. 以上、引用の要約終り。 (5) 以下、(4)をふまえつつの、私見 1.(4)の現在形は、動詞自体にそもそも完了的な意味があるところから、価値としては現在完了と等価。現在完了の代用として説明される。 2.意味上の特徴としては、動詞の動作がもたらす現在の結果に重点がある。 3.現在完了への書きかえは、可/不可の2ケースある 不可: 意味に明らかな差が出る場合(ア、ア’。ただし、forgetに関しては、むしろ、過去形と現在完了形の競合・併用が多く目につくようです) 現在形が固定した表現となっていて完了形への置き換え不可能な場合(キ、ケ、コ、サ、) 可:イ、ウ、エ、オ、カ、ク 4.本問のcomesが表わすものをあらためて説明しなおすと(回答冒頭との重複をご容赦ください)、 new defense policy paper that was released Friday. 過去に発生 The defense white paper, (….)also removes 10-year-old references(…) it still calls the North a "direct military threat." 現在における存続、存在価値・作用の発揮 このような記述の後に、これらをふまえつつ The new white paper comes as South Korea tries to redefine the half-century-old confrontation with Communist North Korea as well as adjust its alliance with the United States. と来るので、 comesは、 The new white paperが過去において発生・出現して現在まで存続し、その結果現在ある存在価値を発揮しつづけているという事実、およびその由来、つまりThe new white paperの出自を示すものと理解できます。 asはプリミティブには原因・理由、または時。意味的にはThe new white paperの出自の(付帯的)事情を具体的に記述。 大意: このような白書が発表された背景には、過去の北朝鮮との対立関係の見直しと、米との同盟関係の調整を図ろうとする韓国政府の(新しい)基本姿勢がある。 5. has comeとしてよいか 私は、たとえば、冒頭の This mess comes of your carelessness. このゴタゴタはおまえの不注意が原因 とかなり近似と見たうえで、 This mess has come of your carelessness. も一応OKと考えますので、 The new white paper has come もOKと考えます。 (かりにThey come from a good family.と近似とみなすときは、 They have come from a good family.は不可(現在形に固定された表現)と考えるので、 The new white paper has comeも不可ということになります) しかし、 This mess comes of your carelessness.は多分に直接的・感情的な〔非難の感情を伝えることが目的〕表現であると感じられるのに対し、 完了形にすると、表現としてやや分析的で、理屈っぽいような感じが出てくるような気がします。 The new white paper has comeも、現在形よりやや重くなるようにも思われます。 mess, paperどちらの文例においても、 現在形の方が、表現に瞬発力、迫真性があり、事象の現前性が担保されるような気がします(あくまで気のレベルですが)。 また、 economy of speech表現のエコノミー(私訳):現実的観点からして冗長と感じられる表現は、文法的に正しくても好まれない傾向があり、同じ意味になるのなら、簡略な方を選ぶ という心理的な原則から説明する余地もあるかもしれません。 また本問の場合は、報道文であることが大きなファクターであるようにも思います。 これまでに挙がった文例や、google news検索の結果などからすると、 少なくとも、報道文で、本文のようなタイプの構成、意味の文では、現在形が圧倒的に多いようです。 あるいは多分に、報道文のきまりごと、報道文(類似)のジャンルにおいては、確立した特有の文体という面があるのかもしれません(あくまで想像)。 報道文では、他のジャンルと比べて ひときわ、表現の簡潔さ(冗長さの排除)、迫真性などが求められ、そこから、 たとえば見出しでの現在形の多用などの現象が見られるように思いますが、 ここのcomeもそれと軌を一にする面があるのかもしれません。 私なりの結論としては、 本問のcomesは 報道文という点を考慮すれば、完了形に置き換えないほうがいいが、 より一般的な場合(たとえば通常のエッセーのライティングなど)では、完了形でも不自然ではない、 というところに落ち着くようです。
その他の回答 (8)
#5 ですが、先の回答は私の考え違いだったようです。他例にも当たってみたのですが、先の読み方ですと矛盾する例があり、語法的にも取り違えだったようです。お詫びします。 A comes as S V. で、A の出現・発表・決定 etc.は、S が V するのと「機を一にしている」という背景説明であるという皆さんの説明のとおりのようです ( 記事の冒頭部分にしばしば現れる常套表現でもあるようです )。「機を一にする」ですと、「現在形」のニュアンスとも一致しますね。 ただし過去形として現れることもあるようです。一例を挙げておきますが、その使い分けについては私はお答えできないようです。 The 57th session of the UN General Assembly has formally decided to admit Switzerland as its 190th member. ( この前後の文、以下のサイトよりの股引きですので原文でも連続した文なのかどうかは不明です ) The decision came as the General Assembly unanimously adopted a resolution jointly drafted by China and another 166 countries. http://66.102.7.104/search?q=cache:-xd9ISBQtlUJ:www.oh100.com/huayuan/english/st/200209/12080425203.html+%22The+decision+came+as+the+General+Assembly+unanimously+adopted+a+resolution+&hl=ja * 前回の訳の修正だけさせていただきます。 The new white paper comes as South Korea tries to redefine half-century-old confrontation with communist North Korea as well as adjust its alliance with the United States. 「新しい白書は、韓国が半世紀にわたる北朝鮮との対立を見直し、アメリカとの協調を修正しようとしていることと機を一にしている」 The comments come as the isolated North is urging its military to prepare for what it calls a U.S. plan to invade. 「この談話は、孤立した北が彼らの言う『アメリカの侵略計画』に備えて軍を強化しつつあるさなかになされたものである」 The change means that more unwanted animals will end up in city and county facilities, and it comes as they brace for the annual spring and early summer surge in litters born to unspayed cat and dogs. 「この政策変更は、棄てられた動物たちが前にも増して市・郡の施設で生を終えることを意味し、野生の犬猫の春から初夏にかけての例年の大繁殖にこれらの施設が備えているさなかに決定された」 The news comes as they step up their investigation of share dealings 「この報せは、市の監査局が株式売買への調査を強化するのと機を一に発表された」 読み違え、申し訳ありませんでした。
お礼
わざわざありがとうございました。 確かに「記事の冒頭部分にしばしば現れる常套表現」というご指摘には、なるほどなあ、と思いました。
- dragonjuin
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#7です。 #7の(6)の >失礼ながら、 から >ありがたいように思います。 までのくだりについて、 質問者さんにお詫び申し上げます。 質問者さんの個人的環境に触れていること 臆測であること 批判めいていること など、配慮の足りない軽率な発言だったと思います。 すみませんでした。 管理者さんに削除を頼んでみます。 時間的余裕その他の理由でROMを決めこむことの多い私ですが、 常々、質問者さんの質問や回答には、いろいろな点で教わるところが多いと思っています。 たとえば、そこに感じ取られる細密なpersistenceに敬服します。 雑音に惑わされることなく、 ご自分の方針を貫かれますように。 貼り付けるのはあとになると思いますが、 これを書いている今、まさに Here comes the sun. です。 故George Harrison氏は自分の曲(屈指の名曲)の題に使っていますね。 彼なりの特別な愛着があったのでしょう。 では。
お礼
ありがとうございます。そして、アドバイスにも感謝いたします。
- Riverview
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ご指摘の通り、“splendor”は名詞指向です。十数冊の英語の辞書にあたりましたが、動詞の用法は見つかりませんでした。「接尾辞-edをつけることで前部要素のmany との間で複合語の形容詞を作り上げた」は一つの考え方です。間違ったときに誤りを認めるのに吝かではありませんが、今回はもう少し私見を述べます。fwkk8769さんの挙げた例を考えたいと思います。 having-one eye ---> one-eyed having-many hands ---> many-handed having-many heads ---> many-headed この3件だけにとどめますが、他の例の同じように考えられます。 これを「many-splendored」に当てはめると、「having-many splendor」ように考えられ、「たくさんの輝きを持った」という感じになります。しかし、「多数を輝かす」という意味になるはずだという仮説を立て、動詞の用例を探したわけです。
お礼
ちょっと私が横道に入ってしまいました。にもかかわらずご返事までいただいて申し訳ありません。Riverviewさんの言わんとする、仮説をたてて吟味する、という姿勢は十分理解したつもりです。ありがとうございました。
横合いからで失礼いたします。 The white paper comes as S V. で、白書は、 「S V であること」を示している。という意味を表しているように思います。おっしゃるとおり一つの語法で、#1 さんが最初に書かれている意味になっていると私は思います。試みに皆さんの挙げられた例を訳してみると、すっきりと意味が通るように思われますので。 The new white paper comes as South Korea tries to redefine half-century-old confrontation with communist North Korea as well as adjust its alliance with the United States. 「新しい白書の内容は、韓国が半世紀にわたる北朝鮮との対立を見直し、同時にアメリカとの協調を修正しようとしていることを示している。」 The comments come as the isolated North is urging its military to prepare for what it calls a U.S. plan to invade. 「この談話は、孤立した北が彼らの言うアメリカの侵略計画に備えて軍を強化しつつあること物語っている。」 The change means that more unwanted animals will end up in city and county facilities, and it comes as they brace for the annual spring and early summer surge in litters born to unspayed cat and dogs. 「この政策変更は、棄てられた動物たちが前にも増して市や郡の施設で生を絶たれることを意味している。そしてこのことは、避妊されていない猫や犬たちが毎年春から初夏に生みだす大家族に施設は備えなければならないことを示している。」 The news comes as they step up their investigation of share dealings 「株式売買への調査を強化することを、ニュースは示している。」 文法的な説明は良く出来ませんが、comes は「現れる」、as 以下は「~であることとして」の意味で、全体として「~であることとして主語は現れている」「~であることを主語は示している」ということになっているのではないでしょうか。 A woman stands near the water's edge as two large golden retrievers frolic in the river. Do as you like. I'm not sure where we are in mathematics, as I 've been absent for the last week. He is almost as tall as she. I'm working as hard as before but getting less done. As you know, I have been in this job for a long time. と、as のいろいろな用例を拾って見ましたが、as のもともとの意味は"exactly so"だとあります。「~の様に」がいろいろな場面に応じて意味合いを獲得していったものと考えます。comes as the same meaning as S V と考えて、comes as S V はこれらの場合では、means that の意味として捉えて差し支えないのではないかと思います。 http://encarta.msn.com/dictionary_1861587033/as.html
お礼
いい和訳を提供していただきました。ありがとうございます。fieldsさんのご回答にはいつも丁寧な和訳付きで理解し易いです。
- Riverview
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「この(Come=Exist)ような仮説を立てていた」というのは大切な点で、後はそれが確認できるかどうかです。一例として「Love Is A Many-Splendored Thing」をご覧下さい。 URL: http://oshiete1.goo.ne.jp/goo_search.php3 これまでのやり取りから、今回はたまたま質問者と回答者という立場でしたが、英語の力は同じようなレベルと思えます。あるいは、私の方が読みが浅いかも。それでも、せっかくの機会ですから、「現在」についての考え方をまとめてみました。 子供が言葉を覚えていく過程を見ても、初めに時制として存在するのは「現在」で、時間の概念が理解できるのは学校に入ってからです。この例からも分かるように、時制の大本は「現在」です。 文法書には、現在時制が用いられるのは、「一般の真理」、「習慣的動作」、「歴史的現在」、「未来代用の現在」、うんぬんと書かれていますが、隔靴掻痒の感があります。文法書には期待できないのかもしれませんが、「現在」とは何かという大枠がないことです。個人的な意見ですが、「現在」とは「確定的、確固として余地のない時制」と理解しています。迷ったときは、ここは「確定的」か、「余地がない」かと考えます。もちろん、言葉なので、常に有効なわけではありませんが、どちらがいいかに自信が持てます。 しかし、こういったとしても、もちろん文法書が不要だと言っているわけではなく、今でも、山崎貞の「新自修英文典」とバーカリの「英文法通論」を手元に置いて利用しています。 話は違いますが、大西泰斗の「ネイティブスピーカーの英文法」(研究社)は一読の価値があります。 URL: http://tinyurl.com/5jfcq 最後に、「come as」の文例を記載しておきます。 Bush's daughters step out in vogue The spread, headlined Sister Act, was shot in May. It comes as they dip their toes ever so gradually into their father's re-election campaign. URL: http://tinyurl.com/6ah57 The change means that more unwanted animals will end up in city and county facilities, and it comes as they brace for the annual spring and early summer surge in litters born to unspayed cat and dogs. URL: http://tinyurl.com/4djva M&S investigation The news comes as they step up their investigation of share dealings URL: http://tinyurl.com/4dce2
お礼
ご指摘(「現在」とは「確定的、確固として余地のない時制」。迷ったときは、ここは「確定的」か、「余地がない」かと考えます。)を感心して、興味深く拝読させていただきました。このような指摘を以前どこかで活字で読んだ気がするのですが、それがどこであったのかは忘れてしましました。 come as…の用例もありがとうございました。どうも一種のセットフレーズっぽいですね。 ご丁寧に解説をくださいまして本当にありがとうございました。 一つだけ私見を述べさせていただきます。http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1184993 を読ませていただきました。そこでRiverviewさんは、 A Many-Splendored Thing のMany-Splendoredの部分を、splendor vt. 飾る。飾り立てる。 vi.華麗な行動をする。そこで、「splendor many」と置き換えて、「多くを飾り立てる」、 というご見解をお取りになっているようです。 が、私にはsplendorは本来名詞指向の語で、それに接尾辞-edをつけることで前部要素のmany との間で複合語の形容詞を作り上げたもののように思えます。この類例は前部要素が数詞ではone-eyed, one-armed, two-faced, three-legged, three-bedroomedなどがあり、さらに前部要素がmanyでは『新英和大辞典』(第6版)many-の項に、many-handed, many-minded, many-headed, many-sidedが挙がっています。 いかがでしょうか?
- Riverview
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とことん、拘っていますね。現在時制は時制の大本ですから、これが自分の知識になったと納得できたとき、他の時制への理解も深まると思います。納得できるまで考え抜くという態度は賞賛に値します。 これは解釈が難しい使い方です。「came」でも「has come」でもよさそうに思えます。しかし、ここは「come」がしっくりするのでしょう。何故そうなのか一緒に考えましょう。 引用の記事の全文はAPの記事(URL下記)で確認しました。 最初に「according to --- policy paper released Friday.」とあり、ここは過去時制と推測できます。次の段落では、防衛白書が「has been updated」と現在完了です。 白書の「release」が過去、その「update」が現在完了で、その後に、白書が「comes」となっています。この使い分けがきちんと理解できるかどうかですが。 白書の発表は終わっている、その改訂は10年ぶりということで、その使い方は問題なく理解できます。残るは、やはり、「comes」です。 いくつか辞書にあたると、こんな定義があります。 Come 16. To be available or obtainable 「The American Heritage Dictionary of the English Language」 URL: http://tinyurl.com/4hwl3 come (EXIST) to exist or be available 「Cambridge Advanced Learner's Dictionary」 URL: http://tinyurl.com/5krts この使い方での参考文はbenderさんの指摘しているような例です。しかし、「exist」、「be available」という意味があるというのがいいたいことです。 そういう意味を念頭におくと、この「come」は「as」以下の内容と時間を共有していると、考えられませんか。つまり、「as」以下が現在なら「come」、過去なら「came」と書かれる。 日本語で考えると、「対決姿勢を見直そうという時期に白書が利用できる、公表されている」、あるいは、「北朝鮮政府が自国軍に準備を進めるよう迫っているのにあわせて(在韓米軍基地を火の海にするという)論評が出されてる」という意味合いではないかと考えます。もちろん、訳すときは、「公表された」、「出された」というほうが自然だとは思います。
- 参考URL:
- http://tinyurl.com/6key4
お礼
そうなんです。現在時制には考えてみるとふしぎだなあ...という表現が意外と多いんです。このcomeもその一つです。 ご回答でCambridge Advanced Learner's Dictionary にはcome のGUIDEWORDTにexistがあることを教えていただいたことに感謝します。私は別の質問No.1190670でこのような仮説を立てていましたので、今回のご説明でとっても腑に落ちました。(http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1190670にいただいた回答No.2さんへの私の「補足」をご覧いただけるとありがたいです) ご回答に感謝します。
- bender
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解説していただき大変ありがとうございます! また、私の見当はずれな回答、失礼しました。私には難しすぎる質問であることがわかったのですが、ただ、何人かのアメリカ人に質問をする機会を得たので、私が理解できた範囲で報告させていただくことにしました。 まず、動詞の時制ですが、これはやはり現在時制がふさわしいとのことです。白書あるいはコメントの発表自体は過去の一時点でなされたものですが、as が導く節が説明する背景的状況は一時的なものではなく引き続きあるものなので、come が現在時制であることはネイティブスピーカーにとって自然に響くとのことです。 この come に継続的な意味合いがあるというようなことを言っていた人もいたので、これは私があとから考えたのですが、「(ある背景のもとに)世に出ている」といったニュアンスを持っているのでしょうか? また、時期的背景が変わっている場合、例えば「60年前、~という背景のもと、日本国憲法は世に出た。」のように発表された時期が十分に古い場合、には、やはり、過去形 came を使うそうです。 すでに深い理解をお持ちであったようなので、すでに考察された内容であったのかもしれませんが、報告させていただきました。
お礼
深い理解、なんてとんでもありません。ただただ、よくわからなくて自分にとって自然に感じられない表現に出くわすと、どうしてかな? と立ち止まって考えたくなる性質ですので。 第2,3段落がとっても参考になりました。ネイティヴに答えていただいて、さらに結果を教えていただけるなんて、有難うございました。
- bender
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正確な辞書的な意味はわからないのですが、この come は白書が発表されたことを意味しているのではなく、白書がどのような内容をともなっているかを意味しているように思います。 正確には違うのかもしれませんが、参考URLのサイトにある以下の例文、 This model comes in several sizes あるいは「英辞郎 on the web」で come を調べた場合の These cups come five to a set. このカップは5個で一組になっている。 といった例文での用法に近いのではないでしょうか? 白書が発表されたのは過去においてですが、どのような内容をともなっているか、という意味の用法においては、現在形を用いても不自然ではないと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ただ、ご指摘の「どのような内容をともなっているか、という意味の用法」の場合、挙げていただいた2つの用例のようにcomeの後に、in several sizesや five to a set のように形状・大きさ・色・容器などを示す表現が必須なのではないでしょうか? 一方、私の出した英文はcomesの後に時を示すas節が来ています。「補足」に他の用例を挙げておきます。参考にしてください。
補足
現在時制のcomeの後に、時を示す節がくるというパターンが多いようで次にもう一つ用例を挙げておきます。質問で取り上げた記事の内容と同じものを報じた別のメディァの記事からです。 Hours after it was released, North Korean media quoted a communist officer as saying that Pyongyang’s forces will turn U.S. military bases in the region into a “sea of fire” if war breaks out on the Korean Peninsula. The comments come as the isolated North is urging its military to prepare for what it calls a U.S. plan to invade. Washington and its allies say they are trying to end the North’s nuclear weapons programs through multinational disarmament talks. (http://66.102.7.104/search?q=cache:-DJn3H9NI38J:www.navytimes.com/story.php%3Ff%3D1-292925-636213.php+%22White+paper%22+Korea+AP&hl=ja)
お礼
総括的なご回答をいただきありがとうございます。引用していただいた資料が手元になく、目を通すのに時間がかかってしまい、お礼が遅くなりました。恐縮しています。 特に(5)の「私見」の後半の考察の部分が圧巻でした。私がよくわからなかった点にダイレクトに答えていただきました。 現在完了が「表現としてやや分析的で、理屈っぽい」のに対して、現在形の方が「多分に直接的・感情的」で「表現に表現に瞬発力、迫真性があり、事象の現前性が担保される」という指摘、さらに「見出しでの現在形の多用などの現象」にも触れつつ、「報道文では、他のジャンルと比べてひときわ、表現の簡潔さ(冗長さの排除)、迫真性などが求められ」るという指摘などには圧倒されるほどの刺激を受けました。 こんなにご丁寧なご回答をいただき、今後はできるだけ焦点を絞って質問をしないといけないと自戒をしております。ただ、#7さんが(4)でご説明くださったトピックは私にとっては決して「一般的なトピック」などではありませんし、残念ながら調査用のツールが手元に整っているという環境にもありません。 本当にありがとうございました。 なお、この質問は後1日程度で閉じさせていただこうと思います。
補足
多くの方のご参加いただいて、とっても勉強になりました。 この質問は後1日程度で閉じさせていただこうと思います。 ありがとうございました。