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家族を詠った詩
室生犀星だったかと思うのですが、次のような内容を含む詩を探しています。 ―百年たっても納得のいかないことだらけだ ―ゆがんだらゆがんだなりの実になろう 家族愛を詠った詩です。 一度、図書館の本で読んで以来忘れられず、なかなか解りあえない父に送りたくて探しています。 どなたか思い当たる詩をご存知でしたら、ぜひ教えてください。
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こんばんは。 室生犀星の<家庭>という詩だと思います。 手元にないので確認はできませんが、 新潮文庫の『室生犀星詩集』に収録されているのではないでしょうか。
お礼
Alone Againさま 見つけました! おっしゃるとおり、室生犀星の<家庭>という詩でした。ずっと探していたので、ほんとに嬉しいです。 哀しくも温かい、家庭を詠った言葉が心にしみます。 ありがとうございました。 詩は参考までに掲載します。 家庭 室生犀星 家庭をまもれ 悲しいが楽しんでゆけ それなりで凝固ってゆがんだら ゆがんだなりの美しい実になろう 家庭をまもれ 百年の後もみんな同じ諦めきれないことだらけだ 悲しんでいながらまもれ 家庭を脱けるな ひからびた家庭にも返り花の時があろう どうぞこれだけはまもれ この苦しみを守ってしまったら 笑いごとだらけになろう