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色の表現について

色彩に関する本を読んでいてカラー印刷は、「色料の三原色であるシアン版(緑みの青)、マゼンタ版(赤紫)、イエロー版(黄)の3つの色版を重ねあわせることで、すべての色を作り出している。シアン版とマゼンタ版を重ねて青、シアン版とイエロー版を重ねて緑、マゼンタ版とイエロー版を重ねて赤、3色を合わせて黒、何もなくて白で8色を表現する。黒は鮮明な黒を簡単に得るために、黒のインクも単独に用意する」というような記述がありました。そういえば、プリンターのインクがそうだったな、と思いました。 これに対してカラーテレビは「色光の三原色である赤い光(R)、緑の光(G)、青い光(B)の3つの蛍光体が発光するかしないかの組み合わせで8つの色のパターンを作っている」というような記述がありました。 そこで素朴な質問なんですが、どうしてプリンターなどの印刷では、赤、青、緑のインクで8色を表現しないで、シアン、マゼンタなんて馴染みのない(僕にとってはですが)色で表現するのでしょうか? コスト的な問題でしょうか?技術的な問題でしょうか?また、その本を読むと、カラー印刷の混色は減法混色でカラーテレビの混色は加法混色とありましたが、そのへんの違いも影響しているのでしょうか? どなたか教えてください。

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  • yakushi
  • ベストアンサー率44% (33/74)
回答No.4

プリンターは色の三原色を使います。 色の三原色はCMYKといいます。 光の三原色がRGBです。 CMYKはC(cyan)M(magenta)Y(yellow)K(黒) の頭文字です。 純色の青をシアン、純色の赤をマゼンタといいます。 色の三原色を知らないと馴染みのない名前ですが、 正確に色を言葉にするとこの名前になるのです。 したがって赤、青、緑のインクで表現しないのではなく、 赤や青を使っているけどその名前が違うだけです。 コストや技術ではなく、原理と言葉の違いです。 ちなみにプリンターは色の三原色で減法混色なので 緑ではなく黄色を使っています。 光の三原色はR(red)G(green)B(blue)です。 ちなみに色の数というのは8色だけではありません。 このパソコンのモニターだけでも1600万色と言います。 日本には固有の色の名前が何万色もあります。 赤、青、黄色や橙色、紫、緑などはおおまかに 色を分類して言葉にした基本色です。

tyometyome
質問者

お礼

丁寧に説明いただきありがとうございました。教えていただいたホームページや過去の回答、みなさまの説明を通じて、知らなかったことや勘違いを正すことができました。

その他の回答 (5)

  • Diogenesis
  • ベストアンサー率49% (859/1722)
回答No.6

#5です。 先の回答の肝心の部分に誤記がありました。 以下のように訂正します。 × 赤い光はフィルターで吸収されるので, ○ 赤い光以外はフィルターで吸収されるので, RGBフィルターについては下記のURLに説明があります(図3あたり)。 少し専門的ですが参考になさってください。

参考URL:
http://f42.aaa.livedoor.jp/~bands/purple/purple.html
tyometyome
質問者

お礼

親切に説明いただきありがとうございました。何気ない疑問から随分いろいろなことが分かりました。色についてますます興味が湧いてきました。 皆様どうもお世話になりました。

  • Diogenesis
  • ベストアンサー率49% (859/1722)
回答No.5

印刷インクやカラーコピーのトナーがCMYなのには必然性があります。 加法混色の3原色RGBと 減法混色の3原色CMYとは それぞれ補色の関係にあるからです。 カラー印刷の原稿を作る際には色分解という工程を経ます。 色分解では光源または受像機にRフィルターをかけることでC版が得られます。 赤い光はフィルターで吸収されるので, 赤の部分が白く抜け,藍(シアン)の部分が黒くなった原版ができるわけです。 同様に GフィルターをかけるとM版が, BフィルターをかけるとY版が得らます。 印刷の際にはこの工程を逆にたどり, C版をシアンのインクで, M版をマゼンタのインクで, Y版をイエローのインクで重ねて印刷することで, もとの色を再現するわけです。

  • 0913
  • ベストアンサー率24% (738/3034)
回答No.3

舞台のスポットライトをご覧になると、「光の三原色」について理解しやすいのではないでしょうか。 もともと、色の三原色は、物質を重ねて見える(感じる)色であり、光は重ねれば重ねるほど「光度」を増加させます。

tyometyome
質問者

お礼

回答どうもありがとうございました。

  • shkwta
  • ベストアンサー率52% (966/1825)
回答No.2

>カラー印刷の混色は減法混色でカラーテレビの混色は加法混色とありましたが、そのへんの違いも影響しているのでしょうか? はい、その通りです。 カラーテレビは自分で発光しているが、印刷物は光を反射しているというちがいです。 テレビだと、RとGを加えると、そのどちらよりも明るい光Yになる。 印刷物だと、YとMを加えると、そのどちらよりも暗い色Rになる。 過去の質問でも詳しく議論されています。そこからリンクされている先も有用です。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=3787 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=855539

tyometyome
質問者

お礼

どうもありがとうございました。過去の質問の回答も大変理解の助けになりました。

  • freednia
  • ベストアンサー率25% (84/324)
回答No.1

インクで色を混ぜるのと光で色を混ぜるのは違います。 このページに科学的説明があります。 http://www.laser.phys.tohoku.ac.jp/~yoshi/hikari22.html

参考URL:
http://www.laser.phys.tohoku.ac.jp/~yoshi/hikari22.html
tyometyome
質問者

お礼

どうもありがとうございました。参考URLとてもわかりやすかったです。

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