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…現金主義、発生主義。
小さな会社で経理担当になり、苦戦しています。 売り上げたときは 売上/売掛金 売掛金/現金(普通預金) なのに対し、仕入れたときには 仕入/現金(普通預金)しかありません。 『なんでだろう』と思っていましたが 聞いてみると どうやら、現金主義でやっているということがわかりました。 でも、現金主義なのに、 売上たときだけ売掛金での処理があり、 仕入れたときには現金が出て行った時の処理だけでいいのでしょうか。 現金主義の場合、売掛金って発生してもいいのでしょうか…。 なんだか、現金主義と発生主義が混じっているような気がするのですが詳しくないのでわかりません。 今まで他の会社では現金主義での処理を見た事がないので 現金主義で処理している場合はどうなるのか教えてください。 また、来期から、できることであれば発生主義にしたいと思いますが 注意する点はありますか?
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こんにちは。 専門知識のある方々の回答を前に、ちょっと緊張なのですが、投稿させていただきます。 重複する点、お許し下さい。 決算をする(税務申告する)時にちゃんと精算されるという意味では問題ないのだと思いますが、やはり混在しているのはよくないと思います。 売と買の対応がずれていると、せっかく月次の試算表を出しても、正しい現状が把握できないことになりますよね。 極端な場合、例えば買掛金を一括月末払いにしているような時、銀行営業日の関係で支払いが翌月始めにずれたりすると、その月は買掛の分が全部ぬけてしまうことになります。 私のところは、買掛金と売掛金の計上を月末にまとめてしまっています。 具体的には… たとえば買掛金の場合、 受け取った請求書をまとめて、毎月決まった日に支払います。(9月分の請求書をたとえば10月末に支払います。) 仕入れ先別の買掛金帳に記帳し、別の紙に月別集計をします。 その集計表をもとに、月末付けで(たとえば9月分をまとめて9月30日付けで)一か月分まとめて買掛金を計上します。 支払う時(たとえば10月31日)は買掛金/普通預金(現金)です。 うちの場合はサービス業なので(実際には売掛買掛ではなくて未収未払を使っています)、もしかしたら少し違うのかもしれませんが、参考になれば嬉しいです。
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- subamo
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>また、来期から、できることであれば発生主義にしたいと思いますが注意する点はありますか? 売上を計上する時期は、企業会計原則によると実現主義を原則としておりますが、企業の形態によっては回収基準や契約基準(少し極端ですが)も認められると思われます。 ただし、どの基準を採用しようとも費用と収益を対応させた損益計算とすることや、継続性を守ることなど企業会計原則の一般原則に沿った計算であったならば無理に変える必要はありません。 会計基準の変更は科目の追加や処理方法が変わることになり、また、決算書への注記も必要になりますから、十分お調べになってから取りかかれた方がよいでしょう。
- SSSIN
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◆買掛金 仕入に関しては、期中は現金主義にはなりますが、決算時に買掛金計上すれば発生主義の数値になり税務敵上問題はないのです。ただ、期中を現金主義で処理する場合は月次損益が正確に反映されないため、経営管理上はあまり好ましくありません。中小規模の会社では、厳密に管理をすると事務的に煩雑になるのでこうした処理をするケースが多いです。 1.本来であれば 仕入時「仕入××/買掛金××」 回収時「買掛金××/仕入××」 の仕訳をすべきです。 2.ただ、月中にいちいち「仕入××/買掛金××」の仕訳をするのが面倒であれば、 月中の仕訳を全て仕入で記帳して 「仕入××/普通預金××」 月末に買掛金残高を計上 「仕入××/買掛金××」 翌月初に月末に行った仕訳の反対仕訳をする 「買掛金××/仕入××」 という処理をすることが多いです。 3.それも面倒だということであれば、ご質問にあるような 期末「仕入××/買掛金××」 翌期首「買掛金××/仕入××」 という処理をします。ただ、この場合は期首と期末の買掛金の金額が大きく違うと計算の損益も大きくぶれることになるので、決算をして始めて「利益が出すぎた」「大赤字だ」と慌てたところで時既に遅しということになりかねません。従って、経営管理上はあまりお勧めできません。 上記1.2.3のどの処理も結果的には計上される買掛金残高は同じになり、発生主義による処理になります。 ◆売掛金 「売上たときだけ売掛金での処理があり、」とありましたが、中小規模の会社では多いケースです。売掛金は、資金を回収する方ですから、しっかりと回収するために買掛金に比較して管理をしっかりする傾向にあります。
- o24hi
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こんにちは。 ご質問にもかかれていますが,取引の記録の日付をいつにするかという基準が,現金主義と発生主義の違いです。取引契約が成立した時点の日付にすることを発生主義,実際に現金のやりとりが行なわれた時点の日付にすることを現金主義と言います。 例えばある商品を購入した時に,その代金を後で支払う(買掛金)場合には,取引が成立した日付と,代金を支払った日付が異なりますよね。その場合,発生主義では購入した日付で記帳し,現金主義では代金を支払った日付で記帳します。売上についても同じです。従いまして,現金がやり取りされない売掛金は,現金主義ではないことになります。 発生主義で記帳しますと,資金の流れが損益計算書だけでは分からなくなる場合がありますので,それを明確にするためにキャッシュフロー計算書の作成をお勧めします。
お礼
ありがとうございます。 >現金がやり取りされない売掛金は,現金主義ではないことになります。 ということですが、やはりうちの会社では 現金主義と発生主義がごちゃ混ぜになっているということ になるんでしょうか?? 売上げた時は発生主義で、仕入れた時は現金主義、 というふうな事でも、いいのでしょうか……。
事務処理の手間を省くために、期中では仕入だけを現金主義で処理することは別に問題ありません。 ただし、決算期には、発生主義で処理をしないと、正しい期間損益を把握できませんから、下記の仕訳で、期末現在の未払分を計上する必要が有ります。 又、翌期首には、この修正仕訳を取り消します。 期末 仕入 /買掛金 翌期首 買掛金 /仕入
お礼
ありがとうございます。
お礼
ありがとうございました。