先祖に天皇を持つ人はたくさんいる？

質問

初代天皇の子供が何人かいて、その子供にも何人か子供がいてと考えると、天皇を先祖に持つ人はたくさんいると考えられるのですが、あってますよね。
そして、いまは一般人として生活している人もたくさんいるのでしょうか？
それとも家系図がしっかりしていて、すべての子孫が把握されているのでしょうか？

回答No.4

oska2

＞天皇を先祖に持つ人はたくさんいると考えられるのですが、あってますよね。

古代の古文書・記紀が正しいとすれば、合っていますね。
天皇系は、藤原一族・蘇我一族との血縁が強力でしたからね。
もう、血縁関係は・・・。

＞いまは一般人として生活している人もたくさんいるのでしょうか？

配流になった天皇の子供も、配流先各地で豪族として残っています。
江戸時代までは、天皇・皇族には側室が存在しました。
記録に残さない子供（ご落胤）がいたかも？
最近では、１９４５年敗戦後にGHQ命令で皇室離脱対象になった旧皇族。
特権利権を全て失い、莫大な税金で多くは庶民階級になっています。
この庶民になった旧皇族の土地を爆買したのが、西武一族です。
各プリンスホテルは、旧皇族の屋敷跡に誕生している場合が多いのです。
現在、皇族数は十数名に過ぎませんよね。
５０歳未満の男子は、秋篠宮家一人です。
旧皇族を、皇族に復帰！
女系宮の創設！
女系（愛子）天皇を認める！
など、皇族を残す事に宮内庁は必至です。^^;
ですから、案外「天皇系に繋がる家系は、案外多い」のかもね？

＞家系図がしっかりしていて、すべての子孫が把握されているのでしょうか？

全ての家系がしっかり管理されていれば、天皇制度維持の問題は存在しません。
そもそも、継体天皇以降からの記録しか確認の方法がありません。
それでも、日本書紀と神社の古文書では記述が異なります。
※古文書（各神社）では、継体天皇と二人の子供（男）は何故か同時に亡くなっています。
※日本書紀（藤原不比等）では、時系列に別々に死亡した事になっています。
まだまだ天皇に関しては、不思議な事ばかりなんですね。
平成後期・令和になって初めて「古事記・日本書紀に縛られない」自由な研究が可能になったのですから。
ただ・・・。
どこまで先祖を遡るかは、重要な基準になりますね。

回答No.3

Radish_Boyaboya

見たわけじゃないけど、ある程度の把握はされてると思うけど、把握できない人たちもいるでしょう。
だって、皇紀が２５００年以上あって、その中で天皇になった人って、どんだけいるねん？

天皇を継ぐ条件に適う人だけで、１２０人以上いると聞いたことが有ります。
それ以外の祖先に天皇がいる人は、もっとすごい数いるでしょう？

回答No.2

Japadize

それを言うと、人類の初めはアフリカの黒人ですので、似てはいませんが、あなたも私も黒人の子孫という事になります。家系図は有りませんが。

回答No.1

staratras

はい、たくさんいるはずです。

というのは、天皇の子であっても跡継ぎとなる可能性のある皇子以外は姓を与えて皇族ではなくす「臣籍降下」ということが古代から広く行われてきたからです。これらの人々の子孫は公家だけではなく武家にもなっています。例えば「清和源氏」や「桓武平氏」という言葉は「元をたどれば清和天皇に遡る源氏」「元をたどれば桓武天皇に遡る平氏」ということです。この意味では源頼朝も平清盛も「天皇の子孫」です。

古代からこれまでに臣籍降下した人の数は膨大であり、その子孫が現在どうなっているか今となっては一部を除きよくわかりません。喜田貞吉という歴史家が百年以上昔に次のように述べています。（以下引用）

我ら国民の大多数は、その家系について確かな伝えを有しておらぬ。その源平藤橘を自称する系図の如きも、史家の研究を経てその確実を証明しえるものは、極めて寥々（りょうりょう）の数であると謂ってよい。しかしながら我らは、多数の国民は我が記紀の古伝説の教うるところにしたがって、我が皇室の御先祖とともに、高天原なる祖国からこの島国に渡来したものの後裔、もしくはその皇室から分派し出でたものの後裔だと、自負しているものである。「我も亦高皇産霊（たかみむすび）の裔（すえ）なれば、其の中程はとにもかくにも」の歌は、遺憾なく我ら国民の祖先に関する信念を語ったものである。（「『日本民族』とは何ぞや　日本民族の概念を論ず」喜田貞吉　初出「民族と歴史」第1巻第1号　1919年1月）

もっとも現代では、喜田が紹介した歌は、家柄などを自慢したがる「上流」の人々に、庶民が「日本人はみんな、タカミムスビの神様の末裔なんだから、その途中のご先祖のことで威張るんじゃないよ」と皮肉を言っているように受け取る人の方が多いでしょう。しかしそれでも実際に日本人のどのくらいが天皇の子孫であるかどうかは別としても、思想的・心情的な意味で「日本人の多くに天皇家の血が流れている」のではないかという意識は根強いものがあるだろうと考えます。