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維持の厳しい神社、石仏について
地域経済や人々の信仰心の違いによって、維持する事が厳しくなった小さな神社や石仏は、他の神社やお寺で一緒に祀って貰うことは出来るのでしょうか?
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神社は他の神社に統合する事は出来ないでしょう。 神社の成り立ちや謂われが違い、その地域だけの存在ですから、住人がいなくなり維持が出来なくなれば、放置されるでしょう。 水と風を祀った諏訪神社の様な全国規模の神社の分社なら統合 する場合が有るかと。 お寺は宗派の総本山が手を打ちます、後継住職が居ないのであれば 総本山から僧を派遣しますし、檀家減ってしまている場合は、近隣の お寺と併合したりします。 お寺に関係した石仏ならお寺が処理しますでしょう、信州に見られ る様な、道端に置かれている、お地蔵さん、道祖伸などの石仏は 村人が居なくなれば、そのまま、放置でしょうね。 昔からの信仰心が薄れて来て日本人の心は荒んで来て、金の亡者化 に成って居ると思うのですが・・・
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- oska2
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>維持する事が厳しくなった小さな神社や石仏は、他の神社やお寺で一緒に祀って貰うことは出来るのでしょうか? 宗派が同じであれば、可能です。 実際、明治維新では神社仏閣の統廃合が政府の命令で行われました。 最近では、後継ぎがいない神社・寺院が多いですよね。 私が住んでいる地域も例外でなく、神主不在の神社(八幡神)が多いです。 結局、ある神社(祭神は恵比寿)に「年会費を払って祭祀」を依頼しています。 神社自体の維持は、地元住民が総代として定期的に作業を行っています。 依頼している神社宮司は、8件の神社の祭祀を行っていますよ。 仏教の場合も、同様です。 石仏などは、依頼した寺院にお祓いをして移動します。 移動しない場合は、地域住民(自治会など)がお堂を建てて管理を行っています。 荒神さん・地蔵さんが、多いですよね。 ※この場合は、最寄り市町村の文化財課などが関与する場合もあります。
補足
ありがとうございます。 年会費がかかるのですね。 もし地域で年会費が払えないという事になった場合、お祓いだけして貰って廃止になるのでしょうか?
補足
ありがとうございます。 自然風化ですか。信仰心の違いが有っても、次の世代に遺恨を残さないよう、現世代でけじめをつける事は出来ないでしょうか。 大きな宮司もしっかり居るような神社や寺社で管理している石仏は、行事や祭りが自治体レベルで支援している所も有り、そちらには信仰心というか人が自然と集まりお布施、お賽銭である程度維持は出来ますけどね。