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放物線の準線と焦点について
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№1の方の解答にあるように 放物線は、「定直線と定点からの距離が常に等しい点の集合」です……。 そして,定直線(凖線(図の青の線))の方程式を直線x=-p,定点(焦点(図の点P(p,0))の座標を(p,0)としたときに,代表的で簡単なあの方程式 y^2=4px ができるのです。 「定直線と定点からの距離が常に等しい点」をP(x,y)としましょう。 (凖線の方程式もx=-pとアルファベットのピーの文字を使っていますが,こちらは小文字のp,放物線上の点は大文字のPですから,混同しないようにして読んでください。 定直線x=-pと点P(x,y)との距離は,点Pから直線x=-Pへの垂線の長さですから, (言い換えるとPと同じ高さにある(同じy座標を持つ点(-p,y)との距離です(図の赤線で「この距離だよ」と示しています) |x-(-p)|=|x+p| ……① となります。 (2点間の距離の公式を使えば√{(x-(-p))^2+(y-y)^2}=√{(x+p)^2}=|x+p|となりますね) 次に点(p,0)と(x,y)の間の距離です。数学Ⅰで学習した計算法(ここで三平方の定理を使っています)で √{(x-p)^2+(y-0)^2}=√{(x-p)^2+y^2} ……② 放物線は①と②が等しいのですから |x+p|=√{(x-p)^2+y^2} 両辺を平方して (x+p)^2=(√{(x-p)^2+y^2})^2 (x+p)^2={(x-p)^2+y^2} x^2+2px+p^2=x^2-2px+p^2+y^2 4px=y^2 左右を入れ替えて,おなじみの形を得ます y^2=4px
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- tootattatato
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青の線が準線です。 放物線は、「定直線と定点からの距離が常に等しい点の集合」ですから、赤線はそれを示しています。 なお、定直線からの距離は、「直線と点の距離の公式」を使えば良いですし、定点からの距離は「二点間の距離の公式」を使えば良いです。 いずれも、数学Ⅱで既習のことですので、それがわからない人は二次曲線に手を出すべきではありません。