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【日本史】昔の日本で猫は日本人のお守りだったそうで

【日本史】昔の日本で猫は日本人のお守りだったそうですが、徳川家康の時代の猫はすでに現代の猫と同じ尻尾が長い猫に進化していた猫が家で飼われていたのでしょうか? 招き猫が生まれた時代の猫は日本猫しかおらず、尻尾は丸で現代猫にように尻尾は長くなかったと聞いていましたが、徳川家が描いた猫の尻尾が長くて、この徳川家の猫の絵は後世の誰か別人が詐欺で徳川家が描いた猫だと言って売ったのでは?と疑ってしまいました。 徳川家康の時代にも尻尾が長い猫はいたのでしょうか?

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noname#259322
noname#259322
回答No.1

>徳川家康の時代の猫はすでに現代の猫と同じ尻尾が長い猫に進化していた猫が家で飼われていたのでしょうか? 逆です。 古来から猫はもともと、しっぽの長い生き物です。 猫の先祖はリビアヤマネコなのですから。 リビアヤマネコgoogle画像検索 https://www.google.com/search?q=%E3%83%AA%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%B3&sxsrf=APwXEdfeQZEwf0tyLT02v5MMD5SkLKxDFg:1685793029062&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=2ahUKEwiM0KW1hKf_AhUbaN4KHQLnAAgQ_AUoAXoECAEQAw しっぽの長いのは日本猫でも変わりません。 ただ、日本猫には一部に切株のように短く見える尾の個体がいます。 現在、CFAという猫の品種登録団体がジャパニーズボブテイルと名付けています。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%9C%E3%83%96%E3%83%86%E3%82%A4%E3%83%AB 突然変異によって生まれたこの切株のような尾、 しかし純粋な日本猫でも100%しっぽが短いわけではないんです。 率としては不明です。 この特徴を持つ猫は関西のほうに多いと言われます。昔、関西では短いしっぽが好まれていたため、潜性遺伝であるしっぽの短い性質がよく残ったのではないかという説があります。 これは徳川家康の時代にも、それ以前の時代にも同じです。 たとえば鳥獣戯画(12-13世紀)にもしっぽが長い猫が描かれていますよ。 google画像検索 https://www.google.com/search?q=%E9%B3%A5%E7%8D%A3%E6%88%AF%E7%94%BB+%E7%8C%AB&sxsrf=APwXEdcXQCq0kbLVpK6KwFt-g0gxGNsy2A:1685792545138&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=2ahUKEwiBmMXOgqf_AhWBMd4KHRBEBdkQ_AUoAXoECAEQAw 平安時代の天皇、宇多天皇(9-10世紀)は猫好きで知られ、『寛平御記』という日記に猫のことを記しています。 この記述のなかに「丸まっている時はしっぽを見えないように身体にひきつけている」「歩くときにはしっぽを地面につけるようにしている」という一文があります。 これからすると、宇多天皇の黒猫もしっぽが長かったようです。 「有職装束大全」の著者さんによる『宇多天皇によるうちの黒猫紹介(なりきり訳)』わかりやすく、現代の飼い主さんも共感 https://togetter.com/li/1850198 日本のネコは平安時代と江戸時代では柄の数が違うことから、江戸時代に遺伝子の流入が起きたことは確かですが、しっぽが短い個体が何割かいるというのは変わっていません。 徳川家康が描いたかどうかはともかく、徳川家康の時代のネコにもしっぽが長い個体が多数いたことはご理解ください。

redminote10pro
質問者

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回答No.2

長い尾は進化ではなくて、元々猫の尾は長いのです。 突然変異で短い尻尾が生まれました。 実は江戸時代初期まで日本には尾が長い猫しかいなかったようです。 なので、徳川家康の尾が長い猫の絵はニセモノの可能性は低いかと。 逆に短い尾だと「ニセモノ」なのです。 いつから日本に尾が短い猫がいたのかは不明ですが、初めて絵画に描かれたのは江戸時代中頃のようです。 尾が蛇のように見える、化け猫や猫又を恐れてなどで、長い尾の猫は嫌われたり、わざと尾を切ってしまうこともありました。 また江戸時代後半になると、猫好きは「尻尾を間違えて踏まない」からと短い尾を好んでいたようです。 短い尾の猫が長崎などで生まれ(東南アジアから入ってきた説と日本で突然変異した説があります)、それが日本に広がっていったようです。 一時期、尾が長い猫を「京都猫」、尾が曲がったり短い猫を「長崎猫」と呼んでいたそうです。 京都周辺では尾が長い猫が多く、長崎では尾が短い猫が多いそうです。 添付画像の猫はかつてウチにいた猫ですが、ファーマフラーで猫又のように見える短い尾の猫です。

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