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ヒトがアリを食べなくなった理由

チンパンジーやゴリラはアリを食べますが、ヒトも昔は食べていたのでしょうか?なぜ一般的には食べなくなったのでしょうか?マンモスの肉の方が旨かった、狩りで死んでも食べたいくらい旨かったのでしょうか?アリなら現代でもその辺にいますか ら、ノーリスクで食べられますね?

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  • 5555www
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回答No.4

他の回答者様に素晴らしい回答ありますので、重複を避けて簡単に回答を試みてみます。 チンパンジーやゴリラはアリを食べますが、ヒトも昔は食べていたのでしょうか?……チンパンジーから分岐したころには食べていたと、私は想像します。 なぜ一般的には食べなくなったのでしょうか?……現在の日本にも「昆虫食」というのはありますし、世界的には「アリ食」というのもあるようですが、確かに「一般的」とは言わないかもしれませんね。少なくとも、主食にも、副食にもなりえていないのでしょうね。 現存する動物の中にも、オオアリクイのように、アリを主食にしている種もありますが、何故一般的ではないのかということになると、「アリでは、ヒトの生命・身体を維持するには、あまりにも小さかった」ということじゃないでしょうか。 ヒトの他の動物の大きな違いは、進化の過程における脳容量の増大です。この脳容量の増大には、肉食の割合が増して、雑食化傾向が強まったことが大きく影響したと考えられているようです。この要因として、「高価な組織仮説」というのがあるそうです。どういうことかというと、「脳はヒトの他の組織と比較して、大きなエネルギーを使うのだそうです。つまり維持費のかかる組織なのです。現代人の脳の重量は体重比にして約2%ですが、消費カロリーは20%にも及ぶそうです。この高価な組織を維持するためには、エネルギー効率の良い食事が必要となります。「肉食」がこれを支えたというのがこの仮説です。 アリも大量に食べられる環境にあれば、ヒトにおいてアリ食が一般的とまではいわないにしても、もっと広がった可能性は否定できませんが、アリも含めた昆虫食でもヒトの生命・身体を維持するには至らなかったのだろうし、効率的な栄養源ということを考えると、マンモスの肉がうまかったかどうかは分かりませんが、多少危険を冒してでも、「マンモスを狙え」ということになったんじゃないかと想像しますね。 マンモスは気候の変化などで滅んでしまい、日本でいえば、ナウマンゾウからもっと手ごろなシカやイノシシが対象になってきたようです。しかし、狩猟や自然の果物や穀類では不安定なため、農耕や牧畜への道を開いていったのだと思います。

その他の回答 (3)

  • eroero4649
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回答No.3

チンパンジーと人間が枝分かれしたのは、500万年くらい前と推測されています。これは遺伝子から推測できるそうですよ。 チンパンジーの主食は、果物です。なので人類のご先祖もチンパンジーと枝分かれする前は果物を好んでいたと思われます。ちなみに現生人類も、まあまあ果物が好きですよね。 チンパンジーはジャングルに住んでいますが、人類はアウストラロピテクスの頃にサバンナに出てきたといわれています。400万年前か200万年前。400万年と200万年じゃえらく違いますが、これはアウストラロピテクスの化石がなかなか発見されてないので仕方がありません。 一番重要な「なぜ人類のご先祖はサバンナに出てきたのか。そしていつの段階で二足歩行を手に入れたのか」の部分が完全に謎なので、そこは分かりません。分からないのですけれど、状況証拠をかき集めて推測はされています。 それによると、サバンナに出始めた人類は果物が手に入らないので根というか芋類に近いものを食べていたようです。またその他に重要な食料がありました。それが「骨髄」です。 人類には鋭い牙も爪もないですから、戦いには非常に弱い。なので「狩りをする」なんてのは夢のまた夢。ライオンが食べ残した肉をアテにするハイエナにも勝てません。ライオンが食べ終わってハイエナも食べ終わった後に食べようとしても、文字通り骨しか残っていません。なのでその骨髄を食べるしかなかったのです。 ただ、骨髄は栄養満点でした。特に脳を発達させるために必要な栄養があったのです。それで人類は、肉体は(他の動物に比べると)貧弱だけれど、脳を発達させた。二足歩行で手が自由に使えたので、石で骨を砕くことを覚えたのです。それが石器の発明に繋がり、手が刺激されることで更なる脳の発達を促進させたのです。 なのでアリなんて食ってる場合ではなかったのです。でも昆虫食は各地で残っていますね。我々日本人もイナゴは佃煮にしますし、タランチュラを焼いて食べる人たちもいます。セミは油で揚げて塩を振るとエビセンの味だそうですね。増えすぎた人類の栄養確保に昆虫食の注目も集まっています。 どうせ食べるなら、アリよりセミのほうがいいと思いますよ。なにせ人類には「料理」という知恵がありますから。

  • mekiyan
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回答No.2

蟻は、腐ったものも食べても大丈夫な胃腸ですが、その腐ったものが胃腸にある蟻を人間様が食べると、食中毒を起こす可能性が大です。よって、人間様は、蟻を食べないんです。他の腐敗したものを食べる昆虫も同じ。 人間様は、蟻の卵は、食べます。高級ステーキの何倍もするかなりの高価な値段ですので、お口に入れられるお方は限られてはいますが。

  • heyboy
  • ベストアンサー率21% (1852/8730)
回答No.1

普通に虫よか お肉が好きでしょ? 自然界では同じ動物を 殺すのは肉食動物以外では まず、無理ですから 自然と自分よりも小さい 虫を食べる選択になるのです。 一応、今でもアリ以外の 虫は地域によって食べます (イナゴとか) 野生動物は 「虫を食べる選択しかない」 から食べるのですが 人間は 「虫を食べなくても 他の方法でタンパク質が取れる」 から食べなくなるのですよ。

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