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標高の高いところの空気の温度について
標高が100m高くなるごとに,約0.6℃,気温が低くなると,ある記事に書かれていました。 また,空気のかたまりが100m上昇すると,約1.0℃低くなると,別の記事に書かれていました。 この2つのちがいは,どのように解釈したらよいのでしょうか? ご存知の方がいらっしゃいましたら,どうぞ宜しくお願い致します。
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二つは別の物理現象だからです。 まず『空気のかたまりが100m上昇すると,約1.0℃低くなる』のは圧力が変化するためです。 科学的正確さを度外視して書くと、気体は押し潰されると熱く、引き伸ばされると冷たくなる性質があります。標高が上がると気圧が下がりますので、この性質により温度が下がります。 これは『気体の温度変化』です。 次に『標高が100m高くなるごとに,約0.6℃,気温が低くなる』というのは、日差しで地面が温められるなどの要素も含むトータルでの『気温』の話です。 それぞれ違うものを論じているため、当然数字はズレます。
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- head1192
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乾燥した空気が上昇すると、100メートル上下するごとに気温が1℃上下する。 湿潤した空気が上昇すると、100メートル上下するごとに気温が0.6℃上下する。 これは、水蒸気が水滴になる際に空気中に凝固熱を放出し、水滴から水蒸気になる際には空気から気化熱を奪うからである。
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- mekiyan
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標高1824メータのところに住んでいます。3000メータのところにも住んだことがあります。 100メータで0.6度であれば11度、11.0度では18.2度下がることになる計算となりますが、実際には、昼間は低地とそれほど変わらず、暗くなり始める旧に温度が下がってきます。そして一番温度が下がるのは夜明け直後です。一日の温度の差が明け方0度、午後2時ごろでは25度なんてが多くあります。海抜近いところでは、一日の温度差が少ないです。 日本の著名な避暑地である軽井沢でも、昼夜の温度差が顕著にみられる程度です。 観測する時間により、100メータ毎の気温が下がる数値は、変わってきます。
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- f272
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早速のご回答,感謝いたします。たいへん参考になりました。どうもありがとうございましたm(__)m