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標高が上がると気温が下がることにつきまして
ある資料に, 標高が100m上がるにつれて,鉛直方向の気温減率は -0.65℃ 風が山の斜面を上がっていくときは,100mにつき-1.0℃ と書かれていました。 この2つは,どのような点で異なるのでしょうか? ご存知の方がいらっしゃいましたら,どうぞよろしくお願い致します。
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鉛直方向の気温減率は -0.65℃ 気温 大気の温度は 地面からの輻射熱で上がります。 太陽は地面を照らすことで 地面の温度を上げます。大気は透明なので太陽からの赤外線は透過してしまうので 温められません。 地面が平らで広いところでは 地面はしっかり温められて 輻射熱を発します。大気はそれを受けて気温が上昇します。 山の斜面は 太陽熱をたくさん受け取れないので(斜面や凹凸で)大気を温める量が減ります。 低いところでは平地の輻射熱の影響も受けますが 高くなるにつれてそれも減っていきます。 だから高くなるほど気温は下がります。 風が吹くとき これは大気圧の影響です。高いところに行くと 気圧は下がります。 大気は圧力が下がると気温も下がります。 逆に 高いところから低いところに行くと 気圧が上がるので気温も上がります。 低地から吹いてくる風は 高くなるにつれて 気圧が下がり 温度も下がります。 これが複合効果で 気温がより低くなります。
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- takochann2
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回答No.3
静的な状態と動的な状態での違いじゃないですか。 前者は動きのない大気で、同じ瞬間に方向の違う場所で測定した場合。後者は大気の塊が低い所から高い所に移動する場合、時間と場所が変わるとそうなるという意味でしょう。後者は水蒸気の凝縮熱で大きく温度が下がるのでしょう。
質問者
お礼
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補足
ご回答,感謝いたします。 鉛直方向の気温減率は -0.65℃ のほうが原因で雲ができるということはあるのでしょうか? もしご覧になっているようでしたら,ぜひご教示ください。 どうぞよろしくお願い致します。