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英語の諺の文法的な質問です

Out of the mouth comes evil. (日本でいう「覆水盆に返らず」)について質問です。 evilを調べると可算名詞と出てきますが、 この諺の中ではなぜ複数形のsまたはanやtheがつかないのですか? 教えてください。

みんなの回答

  • widey
  • ベストアンサー率21% (13/61)
回答No.8

「[uncountable] a force that causes bad things to happen; morally bad behaviour the eternal struggle between good and evil」 https://www.oxfordlearnersdictionaries.com/definition/english/evil_2 以上のようにこの場合は「不可算名詞」です。

  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10004/12513)
回答No.7

質問者からのお礼を拝見しました。 >「どの、どんな」は冠詞をつける、「これ、と指定されない」ときは無冠詞ということでしょうか。 ⇒そうですね。とにかく、冠詞の問題はむずかしいですね。特に、普通の可算名詞名詞の場合は、a ~、 the ~、φ(無冠詞)~、のいずれもあり得ますので厄介です。 例えば、school「学校」を例に取って考えてみましょう。 ・「ある~、1つの~」と任意の一校を指す場合は不定冠詞aをつけます。 The research group visited a school.「その調査団はある学校を訪れた。」 ・「その~、例の~」と特定の決まった学校を示す場合は定冠詞theをつけます。 That is the school which got the first prize.「あれが1等賞を取った学校です。」 ・抽象的に「質、機能、働き」などを表す場合は無冠詞となります。 My children are at school.「私の子供たちは(勉強のため)学校にいます。」 …と分かったつもりになっていても、迷うことは頻繁にあります。困ってネイティブに尋ねても、しばしば、首をすくめて「さあ…」って顔をされることがあります! 当のネイティブにしてこれですから、まして我々外国人学習者にしておや、というところです。

回答No.6

A No.4 HALTWO です。 御礼、有難うございます(^_^)/ >「crying over と spilt overをかける」というのはどういうことか私の知識では理解できず、気になります…! <文法で解析するのではなく「詞」で誘導するやり方です。 英語の歌には文尾の発音を同じにする「韻を踏む」という手法がありますよね。 動詞の後に続く前置詞を次の動詞にも使える動詞にする事で次の動詞を大袈裟にする事が出来るというやり方です。 Split は Spill (零れる) の過去分詞ですが、例えば She spilled milk on her dress だと「彼女は Dress に Milk を (ちょっと) 零してしまった」ですが、She spilled milk over the dress だと「彼女は Dress に Milk をブチ零して (撒けて) しまった」みたいな感じになり、零した量がハンパなくなりますよね(^^;)……the dress は前後の文で彼女以外の Dress を言っていない限り、当然 her dress 以外にはありません。 「零れた Milk は仕方がない」なんてホンノ少し零した感じではなく「ぶちまけちまった Milk は諦めな(^^;)!」ぐらいの大袈裟感を出すために Spill over を誘導するわけです。 milk に the を付けると「その milk」というように「milk」に注意を向けさせますので「何で the なんだ? ああ、ちょっと前に Crying over で over と言ってたな。と言う事は spill over でぶちまけたんだな(^^;)」という Image を誘えるわけですね(^_^)/。 ……spilled on the floor と……spilled over the floor では後者の方がぶちまけた感じがするでしょう(^^;)? 「零した本人の牛乳?」なんて文法解析でなく、歌詞などでよく用いられる「言葉の Rhythm 感」で状況を強調するやり方です。 Slang では「動詞+前置詞」で変な前置詞を使う事がよくありますが、実は文全体の Rhythm で前後の動詞にまで前置詞をかけていたりする事がありますよ(^_^)/。 日本の Pops 歌詞でも「〜でない night (夜) の〜」なんて同音異義語を重ねて Rhythm 感を作ったりしていますよね。 素敵な英会話を(^_^)/

  • petertalk
  • ベストアンサー率69% (156/225)
回答No.5

辞書に、可算名詞と不可算名詞の両方と掲載されていますよ。 ━━[名] 1 [U] 悪,邪悪;悪行,悪事 good and evil 善悪 do evil 悪事を働く 2 [C]〔通例~s〕害悪,弊害;[U] 不運,不幸 social evils 社会悪 the evils of drugs 麻薬の弊害 https://dictionary.goo.ne.jp/word/en/evil/ 1 にある悪、悪事、悪行や、2の不運、不幸は概念なので、 この意味の場合は不可算名詞、 2 にある害悪、弊害は具体的に数えられるので、 この意味の場合は可算名詞です。 ご質問の、Out of the mouth comes evil. は、文法的には、 倒置法が使われていて、普通の語順に直すと、 Evil comes out of the mouth. です。 そして、主語のEvilは、冠詞がないし、文の意味からも、 「災い」という概念の不可算名詞であることがわかります。 evilという可算名詞の冠詞を省略した用法ではないので、ご注意ください。

tamagotochi
質問者

お礼

わかりやすくありがとうございます! 不可算名詞もあったのですね…すみません、よく調べておりませんでした。 なるほど、可算名詞の冠詞をなくして抽象的にしているのではなく、元々の意味から不可算名詞として使われていると捉えられるので、冠詞がないのですね! 変な順番だなあとは思っていたのですが、倒置という用法が使われているのですね。 「不可算名詞の意味では概念、可算名詞の意味では数えられる弊害を指す」とのこと、可算不可算の整理ができました!もっと勉強したいと思います。 ご回答どうもありがとうございました!!

回答No.4

文法解説ではありませんが、Out of the mouth comes evil は「口は禍の元」ではないかと……(^^;) 「覆水盆に返らず」は It's no use crying over the spilt milk. です。 可算名詞の概念は文意によって異なります。 つまり、加算にも不可算にもなり得る単語が数えられないほどあるものでして「1 個を」とか「1 人の」の単数を強調したい場合は a や the を付けますが、そうでない場合は「ん? 数えられるよね(^^;)」という単語でも付けないものです。 例えば I ate chicken, today(^_^)/ (今日は鶏を食べたよ!) では鶏を 1 羽食べたというわけではなく、何切れ食べたかも特に強調しない、単に鶏肉を食べたというだけの事です。 最初の It's no use crying over the spilt milk. も the を付けない人もいます……私は crying over と spilt over をかけたつもりで the を付けちゃいますが……。 evil は evil spirit なのか evil matter なのか判りませんが、言っている本人は不可算のつもりで言っているのだろうと思いますよ。 素敵な英会話を(^_^)/

tamagotochi
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 「口は禍の元」ですね!!間違えてしまいました… 数えられるものでも、ぼやかしたい時は無冠詞にするのですね。すごく勉強になりました! 単数複数、冠詞の有無の概念をもっと勉強したいと思います。 「crying over と spilt overをかける」というのはどういうことか私の知識では理解できず、気になります…! theをつけると、こぼした本人が持ってる「その牛乳」となるのでしょうか? theをつけない場合は、抽象的に「牛乳というもの」を指すのかな…

  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10004/12513)
回答No.3

以下のとおりお答えします。 >Out of the mouth comes evil. (日本でいう「覆水盆に返らず」)について質問です。 evilを調べると可算名詞と出てきますが、 この諺の中ではなぜ複数形のsまたはanやtheがつかないのですか? ⇒evilは、「災害、不幸、害悪」という意味では可算名詞として用いられますが、「悪(事)、邪悪、災い」という意味では抽象名詞として用いられます。したがって、通常無冠詞で用いられます。一般に、抽象化された意味の名詞には冠詞をつけません*。(下記*をご参照ください。) Out of the mouth comes evil.のevilはまさにその用例です。直訳すれば、「災いは口から出てくる」となります。ということはこれは、お書きのような諺「覆水盆に返らず」でなく、「口は災いのもと」に当たります。芭蕉はこれを、「物言えば唇寒し秋の風」と詠いました。なお、ちなみに「覆水盆に返らず」の英語は、"It is no use crying over spilt milk." となります。 *無冠詞とは個別性や具体性がない名詞を意味する (karakurieigo.com/zero-articles/より引用) 無冠詞(zero article)は通常、以下のような場面で発生します。 「可算名詞の複数形」と「具体性のない概念」 冠詞のa theをつけるときは個別性を意識するときです。 逆に言えば、個別性を意識しない時は、通常無冠詞です。 個別性とは「どの」「どんな」の事です。 例えば、「あの犬」「黒い犬」は「どの」「どんな」に相当し 具体的な犬の事を言うわけじゃないですか。 そういう具体性があるものに冠詞を付けて普通名詞化させて、 具体性がない物には冠詞は付けないで抽象化させておく、という事です。

tamagotochi
質問者

お礼

詳しくありがとうございます。 不可算名詞としての意味もあったのですね。もっとよく調べるべきでした。 諺の意味を間違えてしまっていました!!ご指摘ありがとうございます。 「どの、どんな」は冠詞をつける、「これ、と指定されない」ときは無冠詞ということでしょうか。 いただいたご回答を読み冠詞の付け方についてスッキリしました! ご回答どうもありがとうございました!!

  • f272
  • ベストアンサー率46% (8467/18129)
回答No.2

可算名詞としても使うことはあるけど、ここでは不可算名詞として使われています。

tamagotochi
質問者

お礼

不可算としも使えたのですね! 調べが足りませんでした… ご回答どうもありがとうございました!!

noname#258631
noname#258631
回答No.1

(1) evils と複数形にすると、「いろいろな種類の悪いことが全般的に口から出てくる」という意味合いになりますが、これでも今回の文脈には合いますね。Money is the root of all evils. など、the root of all evils という決まり文句がありますが、その場合には evils しかも all evils と言っています。Out of the mouth come all evils. このように all evils を使っても、今回の諺には適合していたはずです。 (2) an evil となると、「いろんな悪いことがありうるが、ここでは一種類の悪だけが口から出てくる」という意味合いになりますね。そのようなことを言いたいのであれば、それで正しいのです。 (3) 今回は Out of the mouth comes evil. となっていて、evil が不可算名詞となっています。これも無冠詞の複数形である evils と同じく、一般的に悪というものを指す言い回しとして使われますので、これもまた正しいということになります。 (4) 以上、最初にこの諺を英語に翻訳した人は、evil を不可算名詞で使いたかっただけのことですね。

tamagotochi
質問者

お礼

an evilとしても正しくないわけではないが、意味が変わるということなんですね!aをつけるかtheをつけるか、複数にするのか何もつけないのか、いつも迷ってしまいます。 不可算名詞としても使えたのですね、なるほどです。冠詞?をもっと勉強します! 丁寧なご説明をありがとうございました!!

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