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英文の解説
1)Like someone's gonna die from a mosquito bite. 「蚊に刺されて死ぬ人間がいるかっての」 2)What's losing a little blood if I get all this --? 「こんだけ盗っときゃ多少蚊に血を吸われてもオッケーだぜ・・・」 上二つの英文に対してそれぞれ下段の和訳が当てられていましたが なぜそういう訳になるのか分かりません。 文法や単語の解説をお願いします。 この英文は、蚊の大量発生により避難警報が出て、人々が居なくなった町でコソ泥が言ったセリフです。
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1) Like someone's gonna die from a mosquito bite. 「蚊に刺されて死ぬ人間がいるかっての」 これはもともと、 (1) It's as if someone were going to die from a mosquito bite. (2) You're (They're) worrying about all this as if someone were going to die from a mosquito bite. などの英文のうち、その最初の部分が省略され、 (3) As if someone were going to die from a mosquito bite. となり、さらにそのうち "as if + 仮定法過去" が普通の is に変わってしまって (4) As if someone's going to die from a mosquito bite. となり、さらにその as if が like に似たような意味を持っているので、それに代わってしまって (5) Like someone's going to die from a mosquito bite. になっていったのです。これら (1) から (5) までの形は、すべて会話の中で出てきます。そのうち (1) と (2) はある程度、正式な言い回しであり、(4) はかなりくだけており、(5) は思いっきりくだけた日常的な表現です。 もともと (1) から (2) は、「まるで~ででもあるかのような感じだな」とか「まるで~ででもあるかのように、君は(あいつらは)心配してるんだな」という意味です。それが崩れていって、ついに「まるで~みたいだな」となり、さらにはそれがさらに崩れて「~になるはずないだろ」というふうにも訳せるのです。 2) What's losing a little blood if I get all this --? 「こんだけ盗っときゃ多少蚊に血を吸われてもオッケーだぜ・・・ 直訳すれば、「もし~したら、少しの血を失うことが(いったい)なんだと言うのか?」となります。だからそれは意訳すれば、「こんだけ盗っときゃ~してもオッケーだぜ」となるのです。 以上のことをご自分で対処できなかったということは、あまりあなたは小説や戯曲などを英語で読んだことがなく、さらにあまり映画やテレビドラマを英語で観たことがないようですね。くだけた会話文のたくさん出てくる洋書を 100 冊と、英語の映画などを 100 本ほど真面目て見さえすれば、この程度のことはすべて自然とわかるようになり、自分で対処できるようになります。