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総費用曲線、MCとACの面積の関係

総費用曲線に関するグラフにおいて、MCとACの交わる点からまっすぐ左へ直線を引きます。 そうすると、Aの生産量の数値(Xの数値)と、AのYの値(価格あるいは費用)を掛けた値(その長方形の面積)が、総費用でありまた総売り上げでもあると思います。 一方、MCをAまで積分した値もそれと同じになると思います。 そうすると、添付の図に描いた、①の部分(利益)と、②の部分(赤字になっている部分)との面積は等しいと考えてよいのでしょうか? (だいぶ、いびつな図ですみません)

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回答No.1

TC=VC+FC d(TC)/dy =dVC/dy=MC VC=∫MCdy となるので、MCを積分しても、VC(可変費用)が「回復 」するだけで、TC(総費用)とはなりません。FC(固定費用)の部分が抜けてしまうのです。総費用を得たいなら、FCを加えなくてはいけません。

その他の回答 (2)

回答No.3

あなたの回答No2へのお礼で書かれているコメントは成り立ちますね。操業停止生産量をxoと書くと、 VC(xo)=xoAVC(xo)=長方形の面積 一方、 VC(xo)=∫(0,xo)MC(s)ds=MC曲線の下の面積 ですから、①に対応する部分の面積と②に対応する部分の面積は相等しく、この場合はあなたの主張が成り立ちますね。

回答No.2

生産量はyではなく、xでしたね。No1の回答はそれに応じて訂正が必要です。もう一度書くと TC(x)=VC(x)+FC FCはxには依存しない定数だから d(TC)/dx =VC'(x)=MVC(x)=MC(x) ∫(0,x)MC(s)ds = VC(x) TC(x)=∫(0,x)MC(s)ds+FC となるので、MCを積分しても、VC(可変費用)が「回復 」するだけで、TC(総費用)とはなりません。FC(固定費用)の部分が抜けてしまうのです。総費用を得たいなら、MCを積分したものにFCを加えなくてはいけません。 あなたの①の部分と②の部分を合わせたもの(①から②を差し引いたもの)はちょうどFCの値に等しくなっているでしょう。

spongetak
質問者

お礼

ありがとうございます。 やはり固定費のところが、MCの積分だけでは出てこないわけですね。 もともと総費用の微分から出てきているMCであり、積分するときは定数Cを入れないといけないわけですからね。 そうすると、固定費を考慮しない、AVCのほうは、私の言う話が成り立つわけでしょうか。操業停止点からまっすぐY軸とX軸に向かってそれぞれ線を引いた時、原点と操業停止点を、それぞれ左下、右上の頂点とする長方形ができます。その面積と、X(生産量)の値0から操業停止点のXの値まで積分した物は、等しくなるといってよいでしょうか? 図で①と②と同じように、下に凸な半円ぽい図形(①みたいな)と、左上のずっと上にとんがった図形(②みたいな)とは同じになる。②みたいなのを①みたいなのに、埋め込んでぴったり長方形ができる、と考えることができますでしょうか。

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