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人間は、なぜ、間違えるのでしょうか???
タイトルについて、文学に描かれた人間像から、その原因を沢山知りたいです。
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この興味深いご質問に感謝します。 >人間は、なぜ、間違えるのでしょうか? >文学に描かれた人間像から、その原因を沢山知りたいです。 ⇒主観的な見方ですが、以下のとおりお答えします。 『注文の多い料理店』(宮沢賢治作):腹をすかせた2人の猟師は、料理店の看板「注文の多い料理店」から、この料理店はさぞ千客万来のお店だろうと思った。しかし、実際はその逆で、それは「客に対する注文の多い料理店」であった! そんなわけで、2人はすんでのところで身ぐるみはがされ、「料理されてしまう」ところだった。 『運命論者』(国木田独歩作):「彼」は、運命論者になった。なぜか。全く知らずに、自分の実の(異母)妹と結婚してしまったのである。しかもその事実を知ったとき、妹は何も知らない。彼は一人で苦悩する。妹に打ち明けるべきか否か。彼女を心底愛しているだけに、苦悩は大きい。彼の苦悩の大きさは察して余りがある…。 上述のような間違いは何に起因するのでしょうか。思うにそれは、「状況を知らない」ということによるのではないでしょうか。「状況を知らないままに、ものごとを決めたり、決心してしまう」ことに起因することではないかと思います。ということで、「何らかの行動を決定する際は、それに関わる情報を最大限得てからにせよ」との教訓を得たような気がします。 *放送大学講義の聞きかじりで、蛇足を追加します。 間違いを犯すことは、人間や生物のような生きているものに特有のことかと思いきや、さにあらずのようです。まず、この世界のあらゆる物質がビッグバン直後の素粒子の運動における「間違い」に由来するとは驚きです。 つまり、こういうことです。「2個のフォトン同士が衝突するとプラスクオークとマイナスクオークが対生成されるが、これらの2個のクオークが互いに衝突すると電子かニュートリノを放出して対消滅する。ところが対生成されるクオークはプラス・マイナスのクオークが完全に同数でなくプラスクオークがほんの少し多く、それが対消滅する相手に溢れて残り、物質のもとになった」といいます。つまり、「いびつな対生成」という間違いがなければ、今我々はここにいないことになります。「我々は間違いの申し子である」と言えるのかもしれません。(強引に)このことから得られる教訓:「何であれ、どこであれ、活動のあるところにはすべからく間違いが起こる」。
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- acha7204
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個人的に完璧な人が居ないからかと最近、思いました。 だから、間違いもするなら 逆に正解もするけど 時にそれら全てに完璧と言える事なんかなくて 全て何かしらの目標に対して妥協して生まれた結果を 私達は正解としているのかもな…と考えます。
お礼
ありがとうございました。 個人的に完璧な人が居ないからかと最近、思いました。……なるほど、このように考えると気持ちは楽になりますね。 目標に対して妥協して生まれた結果を私達は正解としているのかもな…と考えます。……質問への回答にはなっていませんが、「人間」を考えるうえで、面白い着想だと思いました。
- nowaver
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質問者様は間違えて同じ趣旨の質問をしているようです。なぜ間違えたのでしょう? https://okwave.jp/qa/q10000568.html
補足
間違っていないと思います。視点を変えた質問です。
お礼
ありがとうございました。 すべての状況を知り尽くして行動するということはありえないので、「間違い」が生じる可能性というのは、常にあるということでしょうね。「ヒューマン・エラー」ということについて、少し調べてみたいと考えています。参考になりました。