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中国語翻訳orテープ起こしor something
中国語学習歴、足掛け10年。7年前に留学、HSK8級。 会話・発音には自信があり、帰国後は通訳学校などで勉強していました。 しかし、通訳の仕事は敏しょう性や基本的に世話好きであることが要求されるため 自分には合っていないなぁと感じずっとモヤモヤしていたところ 昨年決定的な一生ものの病気になり、結果的に体力の要る通訳業は無理になりました。 (心の中で少しホッとしたのも事実です) しかし、長年親しんだ中国語とはやはり縁を切る気になれず 色々考えて昔から憧れていたメディアの翻訳家を目指そうと 最近本腰を入れて勉強を始めたところです。 英語と違い、中国語は現在は分野を限定して仕事をするのは 厳しいと聞いています。 翻訳をする方も通訳とかけもちが多いことも承知です。 しかし、体のこと、性格のことから考えても やはり今後は在宅で働きたいと思っています。 子供なしの主婦なので時間的に余裕はありますが 金銭的にもう少しゆとりがほしいので メディア翻訳が少しでも軌道に乗る前に 勉強と平行してなにか在宅でできる仕事がないかと考えています。 こういう場合、やはりトライアルを受けて文書の中国語翻訳をやっていくほうがいいのか、 あるいはメディアを重きにおいてテープ起こしなどをやっていくのがいいのか、 どちらがより将来的によいのでしょうか。 中国語は大学卒業後に主に会話を中心に勉強してきたので どちらかというと文学的表現やビジネスものは苦手です。 仕事も今までほとんど中国語が直接関連したものは経験がなく ボランティアで簡単な通訳をした程度です (なかなか踏み出す自信がなかったのです)。 どなたかこんな私にアドバイスをよろしくお願いします。
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中国語翻訳をしているものです。 私の場合、ほとんど産業翻訳をしているのですが、HPをご覧になった業者の方から、映像翻訳の引き合いのご連絡をいただいた経験もあります。 しかし、実際には映像翻訳を受けたことはありません。 たぶん、翻訳者志望の方にとっては、映像翻訳は、面白そうでもあり、専門知識もいらないように思えるため、人気がある分野なのではないでしょうか。 そのせいか、私に引き合いがあった仕事も極端に低レート、短納期のものでしたので、お断りをせざるをえませんでした。ですから、道楽ならともかく、経済的な目的から、翻訳者になることをお考えなのでしたら、ほかの分野を狙ったほうがよいかもしれません。 そうした翻訳の場合、クライアントがどの程度のできあがりを期待しているのかはわかりませんが、いずれにしろ、一般の翻訳に比べキツイ条件なのは確かなようです。 また、テープおこしの仕事などはネイティブの方にお願いするのが一般的だと思います。 翻訳者を志されるのでしたら、今自分の持っている能力でできる仕事をと考えるのではなく、ビジネス分野など苦手分野を克服し、文法などをしっかりとやり直して、対応できる範囲を少しでも広げることを心がけたほうがよいのではないでしょうか。
「通訳」も「翻訳」もやっていませんが、10年以上前に大学の中国語学科を卒業、8年前に中国に赴任していた者です。 現在、既婚で子供なしということで、病気こそありませんが、私も同じような悩みはずっとかかえていました。 通訳の仕事は、単に「通訳」では終わらないときもあります。 外国語と母国語の橋渡しが通訳の本業なのに、それ以外の雑務も多すぎ、食事や休憩もなしにやらされることもあります。 特に日本の社会では、「通訳業」は冷遇されていると思います。 そこまでして、自分は通訳になりたいか?と聞かれたら、私はなりたくないです。 また私の場合、中国で働いていたから「当然通訳をやったでしょ?」と思われがちですが、 私は、中国語で中国人の部下と、直接コミュニケーションを取ることがほとんどでした。 日本人の上司には、中国人の日本語通訳兼秘書がいたため、私が通訳をするという機会はあまりありませんでした。 それに日本人のくせに、中→日訳が苦手です。(決して日→中訳が得意というわけではなく、失敗があまり気にならないということです) 特殊な技能を身につけなければ、質の高い通訳はできませんよね。 私も以前、HSK8級を取得しましたが、「外国語ができる」と「通訳ができる」は全く別物だと思います。 というわけで「通訳に向かない性格」「通訳をする能力がない」という理由で、私は通訳は諦めています。 「翻訳」について、翻訳会社で実際働いたことがないので、適切なアドバイスはできませんが、翻訳会社は「経歴」を重視するようです。 中国語がわかる担当者が、英語と比べてほとんどいないため、履歴書に記載される内容で判断される傾向があるみたいです。 いきなりトライアルを受けて、翻訳会社に登録するのもいいですが、それが即「仕事が来る」とは限りません。 未経験者が翻訳を目指すには、いきなり翻訳会社に行くよりも、ほかで翻訳の経験を積んでからのほうがいいのではないかと思います。 (報酬は翻訳会社に比べれば、当然落ちますが・・・) あるフリーの翻訳者のHPでは、「下訳者募集(未経験可)」というものを見たことがあります。 また私は以前、広東語のプライベートレッスンを受けるため、ある中国語教室に通ったことがありますが、 その教室は通訳派遣や翻訳もやっていました。 私もそこの事務の方から、「北京語の翻訳をやってみませんか?」と誘われたことがあります。(残念ながら、仕事が忙しくて断りました) テープ起こしの仕事は、よくわかりませんが、トライアルなどがあるんでしょうかね? でも翻訳よりもテープ起こしのほうが、始めやすいかもしれませんね。 ↓は中国語翻訳者さんたちのHPです。参考になさってください。 「中国語のしごとべや 中国語翻訳者」 http://www.geocities.co.jp/PowderRoom-Lavender/4894/ 「Trans Chinese」 http://homepage3.nifty.com/Ctrans/ 「中華三昧」 http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Forest/9801/index.html 私は今、中国語以外の外国語にも興味が出てきてしまい、ちょっと脱線していますが、中国語と完全に離れることはできません。 「通訳以外で中国語に関わる仕事(翻訳も含む)」を探している途中です。 どんな形式であれ、関わっていけたらと思っています。 経験者ではないので、あまりちゃんとしたアドバイスにならず、すみません。 長文、失礼しました。
お礼
zetianさん、ありがとうございます。 悩みを理解して頂けただけでも嬉しいです。 同じような思いをお持ちの方がいらっしゃるということで少し気が楽になったような気がします。 >いきなりトライアルを受けて、翻訳会社に登録するのもいいですが、 >それが即「仕事が来る」とは限りません。 そうですよね…ましてや未経験だと。 しかし、どこかしらで一歩を踏み出さねばいつまでもこのままだし… あぁ、辛いところですね。 ありがとうございました。また、よろしくおねがいします。
お礼
huamaoさん、現職の方からの貴重なご意見、本当にありがとうございました。 (HP巡りをしていたらなんと先ほど偶然huamaoさんのHPに遭遇しましたー!!) 「苦手分野を克服して対応範囲を広げる」とのご意見に、やはりそうか…と一旦は思ったのですが、 色々拝見しているうち現実の厳しさを再認識して少し落ち込んでしまいました。 文書翻訳でもしながらなどという甘い考えは「二兎を追うものは…」になりかねないと痛感した次第です。 改めて自問自答した結果、自分はやはり「映像翻訳」がやりたいんだということを確信しました。 いつか英語のように分業化がなされる日が来ることを信じ(やっぱり甘い考えでしょうか?)ここは道楽覚悟、兼業覚悟で目標に向かって行きたいと思います。 (私の申し上げたテープ起こしは日本語で、映像翻訳を念頭においてのことでした。言葉足らずで申し訳ありません) せっかくのアドバイスに反する答えとなってしまいましたがhuamaoさんのお陰で決心が固まりました。 ありがとうございました。またどうぞよろしくお願いいたします。