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プラトンのイデアについて

添付画像にあるような課題が出されたのですが、自分で考えてもよく分からなかったので、どなたか教えて下さい。よろしくおねがいします。

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  • q4330
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回答No.1

映像が見えないのだけど、課題は何ですか?

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  • Nakay702
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回答No.2

>添付画像にあるような課題が出されたのですが、自分で考えてもよく分からなかったので、どなたか教えて下さい。よろしくおねがいします。 >「善のイデアについて800字程度で説明せよ。」 ⇒以下のとおりお答えします。(約880字)  プラトンの師ソクラテスは、善を健康や幸福の元と考えたが、プラトンは善のイデアを絶対的・神的なものと位置づけ、理想主義の立場をとった。この理想主義は西欧思想史の主流となった。プラトンのイデア論では、個人および国家が最良の生活状態を持つための根本条件が第一に置かれた。彼は理想国の構想において、個人と国家社会の両方の場合について、何が本当によいもので、本当の幸福をもたらすかを知ることが極めて必要でありながら、知悉するのが困難な事柄なので、これを哲学の第一課題であるとし、同時に、常に努力と探求を激励すべき哲学そのものであるとした。  善に関する諸学説は、直覚説(シャフツベリー、R.カドワース)、他律的倫理学説(ドゥンス・スコトゥス、ホッブス)、自律的倫理学説に大別される。プラトンの属するこの最後の自律的倫理学説はさらに以下のような3派に分かれる。 ①知的直覚説(キニク派、ストア派):人間の求める最高善は、理性に従い、自己の内面に自足自立の確固たる幸福を確立すること、とした。 ②功利主義(ベンサム、J. S.ミル):社会公衆の立場を重視し、「最大多数の最大幸福」を主張した。 ③活動派(プラトン、アリストテレス、カント):行為の価値は自由意志の根本である先天的要求のうちに存在し、この要求すなわち主体の本来的理想を実現し得るような行為を善とした。  プラトンは個人的・国家的調和を善とし、アリストテレスは人間的幸福を善とするといった内部の微差はあるが、大局的なイデア(理念)は共通である。つまり、正不正の判断基準は必ず客観的法則でなければならないが、善悪はむしろ主体内の目的実現に関わり、何らかの法則に拠らなければならない。したがって、善は法則に敵うものであって、必ず正であるが、正は必ずしも善であるとは限らない。このような柔軟性は、カントにとっては曖昧さであったので、彼はさらにこれを突き詰め、善の基準を内面的道徳法則と解する時には善と正とは一致するとした。すなわち、善とは無限の統一力の維持発展であると見なし、現実的には、真の善とは真の自己を知ることである、とした。

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