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内裏炎上
平家物語巻の一を読んでいます。 「内裏炎上」は、平重盛の郎党らがお寺に乱暴を働き、 それに怒った僧兵たちが都に繰り出して郎党の処罰を求めて騒いだ話の続きで出てきます。 そうして、都の3分の1を燃やす大火が起こってしまうと続くわけですが、 これはつまり平家の驕り高ぶりが大火につながったと言いたくてこういう話の繋がりになっているのでしょうか?
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これはつまり平家の驕り高ぶりが大火につながったと言いたくてこういう話の繋がりになっているのでしょうか? はい、そうだと思います。初めの方の「おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。」とある、主題の具体例、と言った感じです。
お礼
やはり。 実際の歴史では、貴族たちにも堕落や無能や失政があったろうに、 その記述は何もせず、平家のケンカ・小競り合いのあと大火が起きた、 ですからね。直接、平家が火を放ったわけでもない偶発事故なのに・・・。 まさに「春秋の筆法」。 天皇・上皇・貴族らの平家への「嫉妬深さ」がハンパでないですね。 これが平家滅亡の真因に見えます。