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半円周の等分
初等幾何で辺の長さがわからないので質問します。 「円の直径AA'を底として正三角形ASA'を描き、次にAA'をm等分する点(mは任意の整数)とSを通る直線が、半円周ABA'と交わる点は半円周ABA'をm等分する。」これが真か偽を調べるために、まずmより小さいn(nは任意の整数) をとりAA' 上に(n/m)*AA'に等しい長さAHをとり、半円周ABA'上に (n/m)*半円周ABA'に等しい円弧ACをとり、C,Hを結ぶ直線と直線OSとの交点をGとすると、上記のことが真ならば、GとSは一致する。すなわちOG=OS=√3*OA。 またCから直線OS上に垂線CDを引くと、GHOとGCDは相似であるから、{OG/(OG+OD)}=OH/CDあるいはOG/OD={OH/(CD-OH)}より、OG={OH*OD/(CD-OH)}を得る。ここからがわからないのですが、OH,OD,CDの長さがわかりません。 三平方の定理や方べきの定理を使っても求められなかったです。本ではm=3のときnの値にかかわらず、OG=√3*OA m=4のときnの値にかかわらず、OG=√2/{2*(√2-1)}*OA。m=6のときはnによって変わると書いてありました。 どなたか、OH,OD,CDの長さの求め方を教えてくださいお願いします。
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- staratras
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直接の回答でなくて申し訳ありませんが、「円の直径AA'を底として正三角形ASA'を描き、次にAA'をm等分する点(mは任意の整数)とSを通る直線が、半円周ABA'と交わる点は半円周ABA'をm等分する。」の真偽を判定するだけならば、直線の傾きを考えることによっても可能です。 以下、半径1の単位円上で考えます。Hを円の直径AA'をn:(m-n)に内分する点とします。つまりAA'をm等分してAからn番目のところです。(m,nは正の整数でm>n) 直線SHの傾きM1は、HO=2×((m/2)-n)/m)=1-(2n/m) だから M1=HO/SO={1-(2n/m)}/√3=(√3/3)(1-2n/m) …(1) 直線SHと円周の交点Cは、当然直線SH上にあるので、SCの傾きも同じです。 一方半円周ABA'をn:(m-n)に分割する点を点C'(x,y)とすると x=cos(1/2-n/m)π=sin(n/m)π y=sin(1/2-n/m)π=cos(n/m)π (n/m<1/2のとき、n/m>1/2のときは別途⦆だから 直線SC'の傾きをM2とすると M2=(cos(n/m)π)/(√3+sin(n/m)π) …(2) (1)と(2)は一般には一致しません。例えばm=4,n=1を代入すれば、 M1=(√3/3)(1-2/4)=√3/6≒0.2886751… M2=(cos(1/4)π)/(√3+sin(1/4)π)=(√6-1)/5≒0.289897… M1≠M2 なのでCとC'は一致せず、上記の「 」の主張は偽です。 (ただしM1≒M2なので、適当に図を描くとCとC’が一致したように見え、一見正しそうに感じてしまいます。) なおm=3のときは(1)と(2)は一致し、CとC'は同一の点になります。 m=3,n=1のとき、M1=M2=√3/9、m=3,n=2のとき、M1=M2=-√3/9です。 このため、m=3に限定して、「円の直径AA'を底として正三角形ASA'を描き、AA'を3等分する2点とSを通る直線が、半円周ABA'と交わる2点は半円周ABA'を3等分する。」ならば真です。
- 178-tall
- ベストアンサー率43% (762/1732)
(例) m=4 の場合 O を原点、GOB を x 軸、AOA' を Y 軸とした座標を想定し、OA = 1 とすると、 H (0 , 1/2) C (1/√2), 1/√2) の場合に相当するから、この 2 点を通る直線が x 軸をよぎる座標を求めればよい。 結果は x = -1/{√2(√2-1) } 。
お礼
半円周を等分した座標を出せないことに気づけました。ありがとうございます。
- 178-tall
- ベストアンサー率43% (762/1732)
(例) m=3 の場合 O を原点、GOB を x 軸、AOA' を Y 軸とした座標を想定し、OA = 1 とすると、 H (0 , 1/3) C (√3/2, 1/2) の場合に相当するから、この 2 点を通る直線が x 軸をよぎる x 座標を求めればよい。 結果は x = -√3。
お礼
1つ1つを場合わけして、説明していただきありがとうございます。
- gamma1854
- ベストアンサー率52% (307/582)
図において、円の半径を1として計算します。 AH=(n/m)AA' , (n/m<1/2 とす) であるとすると、 H(0, 1 - 2n/m), S(-√3, 0) ですから、 直線OH : y=(k/√3)(x+√3), (ただし、k=1 - 2n/m) これから、Cの座標を計算すると、 C({-√3 *k^2+√(9-6k^2)}/(3+k^2), (k/√3)*{(3√3+√(9-6k^2)}/(3+k^2)). となります。すなわち、 CH=(k/√3)*{(3√3+√(9-6k^2)}/(3+k^2). となります。
お礼
丁寧な解説と図ありがとうございます。