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現在世界史を勉強している者です。

現在世界史を勉強している者です。 質問なんですが、第4回十字軍は聖地エルサレムを奪還するという目的に従わず、キリスト教側のビザンツ帝国を攻撃したのでしょうか?

みんなの回答

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.2

 第4回十字軍は聖地エルサレムを奪還するという目的に従わず、キリスト教側のビザンツ帝国を攻撃したのでしょうか?  はい、そうです。  1202年、アイユーブ朝の王の弟は、互いに貿易相手として重要な関係にあったヴェネツィア元首と協議し、以下の協定を交わしています。 (い)エジプトはア貿易港へのヴェネツィア船舶の自由な入港と援助を保障する。(ろ)ヴェネツィアはエジプトに対するいかなる遠征も援助しない。  これで西に進むはずの、金欠病の十字軍は東に方向を変え、金作りにカトリックのハンガリーを攻め、親玉の法王インノケンティウス3世をカンカンに怒らせます。  そこへ弟に王位を取られた東ローマ帝国の亡命王子が「金は出すから僕の王位を取り戻して」と泣きつき、キリスト教側を攻撃するというオモロい戦争になったのです。  ですからヴェネツィアが、金がなく八方美人になりたかったので、せっかく振り上げた十字軍の金槌は、金を出してくれればどこへでも打ち下ろしたわけです。

  • g27anato
  • ベストアンサー率29% (1166/3945)
回答No.1

少ない知識の範囲で以下、大雑把に… エルサレム奪還にはまだ遠く、イスラムの抵抗から途上でしかない段階。 ビザンツもキリスト教とはいえ、ローマカトリックとは対立する立場のギリシャ正教。 「当時のビザンツはイスラムの侵攻で滅亡の危機にあり、 十字軍に支援を要請して受け入れられ一時は立ち直ったのだが、 その後に双方の信頼関係が崩れ、対立の末に十字軍が支配するに至った。」 そのような経緯が当初目的から逸脱したとの反感を買い、4回十字軍はローマの信頼を失った。 最初からビザンツ攻撃が目的ではなかったのだが、支援目的が結果的に支配する結果になったという解釈です。 …以上を参考に、あとは自分で調べてみて下さい。

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