- 締切済み
◆社会学者の最近の名著を紹介してください。◆私は
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
- dottimiti
- ベストアンサー率12% (286/2363)
学校出て以降は独学ですが…。 今起きていることをどうにかするための社会学って名著だけにあたればいいか?本が出るまで待ってていいか?という風に思うようになっております。 社会学って、ほぼリアルタイムで起きている身近なことを分析・参加しながら本も読んで勉強していくのが一番生きた勉強になるのではないでしょうか?その意味で学校などは卒業したあとに自分で使えるわずかばかりのお金を使ってさまざまなものに参加し分析して学ぶことの方が楽しいんじゃないかと思えたのはこの本です。まず2000年の本ですみません。 「カルチャルスタディーズ入門」上野俊哉、毛利嘉孝 2000年 https://www.amazon.co.jp/dp/4480058613 日本で社会学者というと有名人という意味では、宮台さんですね。 videonewscomでは、神保さんによる鋭い話題設定をもとに、最近のできごとや、心の問題であることが、毎週最近起きたこととあわせて語られます。 ずっと油がのっていると言えるのではないでしょうか。 https://www.videonews.com/ またこの本は、タイトルの通りのことがなぜ起きるか、というところをここ数年で起きたことを使って分析してあります。テレビなどによく出ていて、ちょっと控えめな感じがする西田さんですが、分析がするどく資料がよく集まってて、さすがと思います。 「なぜ政治はわかりにくいのか: 社会と民主主義をとらえなおす」 西田亮介2018/1/23 https://www.amazon.co.jp/dp/4393333586/ 2019-2020年の年越しで動画サイトで放送された6時間におよぶ宮台さん、東さん、西田さんの対談は面白かったです。(東さんは世界を直そうとしないで現状自分の場を作ることに終始する学者なので、ただただ狂言まわしとして論は無視していいと思います) なんらかのコミュニティのなかに入って勉強するが、そもそも社会問題を片づけるための勉強じゃないのか、それともこのコミュニティに安住するのか、やっぱり安住はよくないカルト化するから、みたなことを混然一体と考える感じが社会学的なことについての個人的な楽しさです。 もし日本に住んでいるのなら、日本の身近なところを変え、それが世界の側に逆流していくことを求めればいいわけで。気が付いてる人が変えようと七転八倒しています。社会学者ではなく政治学の研究者さんですが、そういうことがわかるのはこうした本。 「『社会を変えよう』といわれたら」木下 ちがや 2019/4/17 https://www.amazon.co.jp/dp/4272211218/ そして小熊英二さん。ご本人がお話されているビデオなどに接すると、油の乗った時期がずーっと続いていると思われます。 「社会を変えるには」2012/8/17小熊英二 https://www.amazon.co.jp/dp/4062881683 これと共著の「平成史(2014/2/13)」くらいしか読んでないんですが、いきいきとしたこれまでの流れがわかります。近著もおそらく、いいでしょう。 そして、荻上チキさんは、たぶん学者さんで、毎晩ほぼリアルタイムでラジオで証拠になる情報を集めては分析を話し続けています。森友学園については、最初に籠池さんに電話インタビューを実現し、記憶しています。radikoで聴けます。 https://www.tbsradio.jp/ss954/ 本やラジオで紹介される出来事やイベントや映画会などに実際に足を運ぶことが社会学なんじゃないかな、と思います。どの人も「実物を現場で見たことがある」くらいの感じでいきましょう。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
ロバート・B・ライシュの下記など、いかがでしょう。 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO11691610U7A110C1MY7000/ この他同氏の書いたものはオススメです。