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石川啄木の実生活
石川啄木の私生活はだらしない側面もあったのでしょうか? 借金を重ねたり、商売女と遊んだり。 ふつうはそんな話は聞きませんが、事実はどうなのでしょうか?
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貧困と病にがんじがらめの一生だったことは有名です。その境遇があの独特のうたの数々を生み出しました。 妻の節子が夫亡き後に家に満足な布団さえもなく、幼い子供とともに一枚きりの掛け布団にくるまって耐えていたといいます。 彼には親身になってくれる友人が多く、その人達が見かねて金銭面で面倒を見たということもあったようです。 彼の死に際にも彼自身が「僕は薬され買えないで死んでゆくんだよ」と友人を前にして嘆きます。友人は薬代を用立てます。 啄木はわがままで頑固で一途で夫婦ともに苦難の一生であったと言えますが、 病と貧困から絞り出すように生まれたうたが、後の世に知らぬ人のない心にしみる作品になったことは皮肉なことです。 素人が勝手な意見を述べて失礼いたしました。 勝手ついでに啄木のうたでもっとも好きなうたをちょっと書かせていただきます。 不来方の お城の草に寝ころびて 空に吸われし十五のこころ
お礼
ありがとうございました。 生活は結構、だらしなかったようですね。 印税の全てを直ぐに女遊びや飲食に消費していたようです。 二十歳代ならまだ未熟ですものね。