• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:石川啄木の詩の解釈について)

石川啄木の詩の解釈について

このQ&Aのポイント
  • 石川啄木の詩「悲しき玩具」の解釈について質問です。詩の意味は理解できるが、啄木が何を思って書き、何を伝えたかについて知りたい。
  • 詩「悲しき玩具」は経済的な苦労を抱えている啄木が、本を買えない現実と自分の妻に対して言えないでいる状況を描いている。
  • 啄木が自分の妻を恐れているのか、お互いの仲良さを示しているのか、詩からは読み取れない部分もあるが、経済的な困窮が詩に反映されていることは明らかである。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Postizos
  • ベストアンサー率52% (1786/3423)
回答No.2

課題ですか? 「悲しき玩具」は啄木が26歳で当時難病だった結核で死ぬ2年前から前年ぐらいまでの一年半ほどの間に書かれた短歌をまとめた物です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E5%95%84%E6%9C%A8 ↑ウィキペディアですが一応参考になると思うので年表のような物を作って遊んでみてはいかがでしょう。啄木の人生の中でいつの時代なのか、何を思っていたのか想像しやすくなると思います。 啄木は19歳から24歳で東京朝日新聞の校正係の職を得るまでの間に、代用教員二回、新聞記者二回、事務員、歌人、小説家、ライター、借金、をして妻子と失職した父母の生活を背負っていました。 悲しき玩具はこちらで読めますので、一つ二つだけではなく全部を通して読めばストーリーのような物が浮かんできます。 http://www.aozora.gr.jp/cards/000153/files/815_20544.html 1.昼間に自宅で療養して寝ている、 子供はどこか元気に遊びに出たまま帰らない、子供を思い浮かべながらおもちゃの汽車を観ている内に遊ぶでもなくなんとはなしにいじっている自分の所在なさ、将来に対する不安を感じさせる中途半端な時間です。なお啄木の男の子は生まれてすぐ死んでいますので、この頃は女の子しかいないはずです。 2.当てつけのつもりでもないのについ口に出してしまう。そんな自分のさがというか、文学や論壇への情熱のやっかいさ。そして妻へのすまない気持ち。 旅を思ふ夫(をっと)の心! 叱(しか)り、泣く、妻子(つまこ)の心! 朝の食卓! この歌がすぐ後に続いています。 「叱り」はお金のことかもしれないのですが、体の状態を言っているのかもしれない。まもなく死んでしまうという時に旅を考えている自分、リアルに生を考えている妻、現実そのものである子供。 ひる寝せし児の枕辺(まくらべ)に 人形を買ひ来てかざり、  ひとり楽しむ。 庭のそとを白き犬ゆけり。  ふりむきて、  犬を飼はむと妻にはかれる。 (はかれる→意見を聞く) 「作者が伝えたいもの」というのは必ずあるわけではないと思うのです。身の回りの事実や心の動きを写真やスケッチのように書き記した物から読む者が何かを感じられたら良いのではないでしょうか。

gcpradhan1
質問者

お礼

丁寧なご説明有り難う御座いました。

その他の回答 (2)

  • kimari14
  • ベストアンサー率17% (50/288)
回答No.3

一にも二にも、自身との関係ですよ。 子供も婦人のことも、表面のことです。 歌は、いつも軽くて、自笑ぎみですね 空気を吸って吐く、そのつど生まれるものでしかなく その事がまた、悲しい。 うわの空の、力まない 歌えの無執着が みんないいんでしょう。

  • spring135
  • ベストアンサー率44% (1487/3332)
回答No.1

啄木は近代短歌の原点ともいうべき感受性が鋭く豊かな表現力をもった少年の心を失わない歌人です。 しかしそれはまた一人前の男として様々な難点を持っていたことを意味します。生活力がなく、男らしくなく、意志が弱く正義感が乏しく、生活は破たんしていきます。 1.は啄木の感受性の良さ、純真さが自然に出た、生活の一端が素直に歌われた作品です。 2.は女々しい、成長しきっていない、だらしない男のわがままな感情ながら、それでいてうなずける魅力を持った作品です。

関連するQ&A